天然葉酸じゃ足りない!妊娠中に必要な葉酸とは?おすすめ葉酸サプリ

妊娠を機に『葉酸サプリ』を探している方が多いことかと思います。ですが、たくさんある葉酸サプリの中から選び出すのは至難の業!そこで、おすすめの葉酸サプリをご紹介いたします。
妊娠中の方はもちろんのこと普段の健康管理としても、どんな葉酸サプリがいいのかを見ていきましょう。

まずは、葉酸サプリを飲用する前に、葉酸についての正しい知識と、葉酸サプリの選び方について考えていきましょう。

 
この記事を読んでわかること
・葉酸摂取の重要性について
・おすすめの葉酸サプリ
・葉酸摂取量と生体利用率について

読むのに必要な時間は約 11 分です。

 

1.厚生労働省が妊婦さんに言及! 葉酸摂取の重要性について

2000年に厚生労働省から、葉酸の摂取を推薦する通知が出たこともあり、葉酸についての情報も増え、葉酸サプリへの注目度が年々高まっています。
昔から『妊娠中や妊活中には、葉酸を摂る方がいい』と聞いたことがある方も多いのでは?

そして、そんな“なんとなく”の情報で、葉酸を意識した食生活に重点を置き、過ごされている方も少なくないのではないでしょうか。

ネット社会になり、簡単に情報が入手できるようになった便利さの反面で『間違った情報に流されている』なんてことがあるかもしれません。

妊娠は、ご自身のことだけでなくもう一つの命が関わっています。
葉酸摂取が推薦されている正しい理由を知り、葉酸の役割や摂取方法を考えていきましょう。

参考文献:厚生労働省e-ヘルスネット

2.赤ちゃんのための葉酸サプリを選ぶなら!


●選択ポイント1

モノグルタミン型葉酸400㎍配

『成人女性~妊娠中に必要な1日葉酸推奨量』でご紹介させていただいた通り、食事で摂取する量とは別に、葉酸400㎍配合のサプリメントを併用しましょう。

●選択ポイント2 
GMP認定工場で製造されている

Good Manufacturing Practice(適正製造規範)が認められている工場で製造されているGMPマークが付いたサプリメントを選ぶようにしましょう。
GMP認定は、厚生労働省の健康食品ガイドラインに基づき、『公益財団法人 日本健康・栄養食品協会』『一般社団法人 日本健康食品規格協会』が

・正しい原材料が使用されているか
・適格な量か
・衛生状態が良いか
・異物の混入はないか
など、数々の品質管理が行われ審査・査察を重ね認定しています。

体内に入るものは、安全な物を選びましょう。

●選択ポイント3
葉酸の吸収を促進してくれる栄養成分が配合されている

鉄分・カルシウム(210㎎)・ミネラル・ビタミン6・ビタミンC・ビタミンB12などの栄養成分がバランス良く配合されているものを選びましょう。そうすることで葉酸が体内へスムーズに吸収され、葉酸の働きを促してくれます。

3.おすすめ葉酸サプリはこれ!

■Premin(プレミン)

妊娠することが目的ではなく、元気な赤ちゃんを産むことがゴールという理念のもと開発されたプレミンの葉酸サプリは、赤ちゃんを授かるために必要な栄養素がたっぷり詰まっています。

18歳~49歳 女性の食事摂取不足量(2015厚生労働省発表)

成分 不足量

プレミン

配合量

葉酸サプリ 400㎍推奨 400㎍
カルシウム 237㎎ 250㎎
15㎎ 15㎎
マグネシウム 80㎎ 100㎎
ビタミンC 40㎎ 100㎎
ビタミンD 7㎍ 7㎍
ビタミンB2 1.5㎎推奨 1.5㎎
ビタミンB1 1.3㎎推奨 1.3㎎
ビタミンB6 1.4㎎推奨 1.4㎎
ビタミンB12 2.8㎍推奨 2.8㎍

厚生労働省が発表した、妊活中・妊娠中の方が摂るべき栄養素がしっかりと配合されているので、妊娠する前から摂取しておきたい葉酸サプリです。

プレミンおすすめポイント!
🌼400㎍の葉酸配合!
🌼10種のビタミン・ミネラルがたっぷり!
🌼1日4粒摂取 小粒(9mm)で飲みやすい!
🌼身体のことを考え賦形剤は不使用!
🌼ニオイ抑制コーティングで無臭!
🌼万全のサポート体制
🌼NPO法人日本サプリメント評議会より安心安全評価製品として認証!
🌼20日以内なら全額返金可能!
🌼NSF GMP工場で製造
(世界基準の品質管理)

そんな思いが込められたサプリは、ぜひ妊娠前から飲み始めたいところ!1パック4粒×31日分入りなので、飲み忘れが予防できますね♪

何と言っても、この『プレミン』は、安心安全のGMP認定よりも更に高い水準を誇る『NSF GMP工場』で生産されているので、より安心です!なんと国内で、この認定を受けている工場は5施設しかないんだそうです。
妊娠する前からだからこそ“より安心・安全”なのが嬉しいですね♡

ゴールは『妊娠』ではなく、さずかるカラダづくり
「大事な時期に余計な成分は摂り入れたくない!」
厚生労働省が推奨する成分以外は全て省き、余計なものをいれずに『さずかるカラダ』だけを考えた

プレミアの葉酸サプリで、安心・安全な妊活ライフを始めましょう♪

プレミン・プレミンMen


■BELTA(ベルタ)

2017年6月にバージョンアップしたベルタの葉酸サプリは口コミでも大人気♪

ベルタの葉酸サプリは嬉しい成分配合で美肌作りにも期待できる?!

DHA(ドコサヘキサエン酸)
神経の発達に作用
心筋や胎盤・母乳・脳やモノ網膜など神経系に多く含まれているDHAは、体内で作られることがほとんどないため、食事で摂取する必要があり、摂取量の目安は1日1gから1.5gと言われています。
DHAが多く含まれている食材として有名なのが青魚ですが、毎日青魚を食べると言うのも難しい話・・・そんなDHAが配合されたベルタの葉酸サプリは有難いですね♪

EPA(エイコサペンタエン酸)
血液・血管に作用
EPAはDHAと同じく体内で作られるこどがほとんどないため、食事やサプリで補充してあげなければならない栄養素です。

DHAが神経系に多く含まれているのに対し、EPAは血液や血管に作用が働き血液をサラサラにして『高脂血症・動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞』が予防できると言われています。

ラクトフェリン(ラクトトランスフェリン)
あまり聞き馴染みのないラクトフェリンは、母乳や涙、唾液や汗など外部の液中に含まれる糖タンパク質で、強力な抗菌活性を持つと言われています。

産まれて間もない新生児期は『母体から免疫力を貰っている』と聞いたことがある方もいらっしゃることかと思います。

このラクトフェリンが母体から取り込まれていることで、未熟な新生児期に外敵から防御されていると考えられています。

ベビーコラーゲン
最近注目されているベビーコラーゲンとは何なのでしょうか。
人の繊維芽細胞を培養して作られたベビーコラーゲンは、Ⅲ型コラーゲンと呼ばれ、皮膚や組織に作用すると言われており感染症の危険がなく安心な成分と言われています。

このⅢ型コラーゲンである、ベビーコラーゲンは創傷治癒の初期に増えているそうです。

一般に周知されているコラーゲンはⅠ型コラーゲンと呼ばれるもので、骨や皮膚や内臓、筋肉などを中心に形成されるコラーゲンで、治癒段階においては、Ⅲ型の初期治癒の段階から、Ⅰ型コラ-ゲンへと進んでいくと言われています。
そう考えると、通常のコラーゲンよりも、このベビーコラーゲンの方がエイジングに特化しているように感じるのは私だけでしょうか。

ベルタのおすすめポイント!
🌼400㎍の葉酸配合!
🌼27種類のビタミン・ミネラル配合!
🌼鉄分(15㎎)・カルシウム(250㎎)配合!
🌼18種類の野菜成分配合!
🌼6種類の高品質×美容成分配合!
🌼無添加・無香料♪
🌼安心サポート付き!

葉酸+葉酸の働きを助ける成分配合で一石二鳥♪
+αで美肌にも期待できるサプリはベルタがベスト!

 

■Lara Republic

安心のGMPはもちろんのこと、お腹の赤ちゃんにもママの身体にも優しい『香料・着色料・保存料無添加』だと更に安心できますよね。

また妊娠初期は、つわり症状が辛く食事ができない方も少なくありません。そんなときはニオイが控えめが嬉しいところ。

サプリ内容には関係ないのですが・・・
サプリのパッケージって“いかにも栄養補助食品”的なデザインが多くて、あまり人前に出したくないってことありませんか?私自身も、サプリだけを別ケースに入れて持ち運んでいたことがありました。
なんとこのサプリメントは、そんなお悩みも解決!
思わずインスタにあげたくなってしまう癒しのデザインで、内面から足りない栄養素を補充してあげましょう♡

妊娠中に限らず、身体に良くないとされる動物系を使用せずに手軽に葉酸が補給できるLara Republiの葉酸サプリは妊婦さんだけでなく現代人が不足している栄養が詰まっています♪

Lara Republiのおすすめポイント!
🌼香料・着色料・保存料無添加!
🌼モノグルタミン酸型葉酸配合
🌼ニオイが気にならない!
🌼安心のGMPマーク!
🌼どこで出しても恥ずかしくない!可愛いデザイン♪

可愛いパッケージのサプリをカバンに忍ばせて葉酸摂取しちゃいましょう♪

■ALOBABY(アロベビー)

『赤ちゃんのため』を考え、開発された葉酸サプリALOBABYは、妊婦さんが摂るべき最適な量を1日4粒だけで満たせる手軽さが魅力です。

そんなALOBABYは、マザーズセレクション大賞を受賞するほどの実力!納得の要素が盛りだくさん♪モデルママの愛用者も多くSNSでも大人気!

ALOBABY(アロベビー)おすすめポイント!
🌼モノグルタミン酸型葉酸400㎍配合!
🌼DHA・乳酸菌など発育をサポートしてくれる成分が9種類も配合!
🌼GMP認証工場で製造
🌼無味無臭で小型の錠剤だから、つわり時期でも飲みやすい!
🌼マザーズセレクション受賞で納得の品☆
🌼先輩ママから選ばれたNO1ブランド!

お腹の中に命が宿りママになった時、一番に考え願うのが『赤ちゃんのこと』ではないでしょうか?

アロベビーは、そんなママの声を元に開発され『赤ちゃんのため』を一番に考えて作られています。
飲みやすい小型の錠剤や、1日4粒の手軽さなど『ママのため』でもあり『赤ちゃんのため』でもある。

そんなALOBABY妊娠ライフを任せてみるのもありですね♡

 

■minorie(ミノリエ)

妊活中に必要な栄養素が、目安4粒(1日)で補える、妊婦さんに優しいミノリエ。
妊活経験者303人を対象にした調査で「こんなサプリが欲しかった」と大絶賛の『完全バランス妊活サプリ』です。(※女性の体調管理アプリ「ラルーン」ユーザー対象の調査(2018年1月)「minorie」を「とても飲んでみたい」「やや飲んでみたい」と回答した方)

生まれてくる子どもの未来のために
“無添加”にとことんこだわったサプリ

・香料 ・着色料 ・保存料 ・発色剤 ・漂白剤 ・防カビ剤 ・膨張剤 ・苦味料 ・光沢剤

 

ミノリエのおすすめポイント!
🌼ペルー産 マカ600㎎配合!(※マカ末を3杯濃縮したマカエキスを使用)
🌼自然の酵母にモノグルタミン酸型酵母を含有させた酵母葉酸を100%
🌼国内生産“無添加”
🌼妊活に必要な栄養が100%補える!
(※厚労省のH28 人口動態統計より「第一子出生時平均年齢30.7歳」を基に、30代女性の栄養不足量を算出し配合)
🌼医学博士医科大学の「鈴木孝太」教授が推奨!
🌼15日間の返金保証付き!
(※「minorie」初回お届け分に限り商品到着後15日以内であれば返品可能です。また、返送時の送料はお客様負担となります。)
🌼妊活アドバイザーによる妊活相談窓口開設!
🌼妊活情報をお届け!

利用者600万人!(※2018年6月時点)日本最大級「生理・体調管理アプリ」から生まれたミノリエは、妊活経験者の「妊活に必要な栄養を全て摂るのは大変!」「絶対に安心なサプリがいい!」そんな声を基に、妊活に必要な栄養素をギュッと凝縮して作られた完全バランス妊活サプリです♡

H28年国民健康・栄養調査による食事摂取基準量より
現代の成人女性の摂取量(青ライン)をミノリエのサプリで完全サポート!

出典:ミノリエ公式サイト

ミノリエは、妊活専門雑誌やTV番組でも紹介されるほどの業績☆
嬉しい妊活サポートが充実しているからとっても心強いですよね!

赤ちゃんを授かるカラダをつくるためには、継続が大事です。
毎月お届けコースの申し込みなら初回限定50%OFFではじめられますよ♪

継続購入の縛りがないので、いつでも変更・休止・解約が可能!
まずは、50%OFFから初めてみませんか?

minorie

 4.妊娠中に必要な栄養素とは

妊娠中は、普段以上に気にかけて摂取しておきたい栄養素があります。
特に妊娠初期には『亜鉛・鉄・カルシウム・マグネシウム・タンパク質・葉酸』など、身体に必要な栄養分をバランスよく食生活に取り入れていくことが大切になってきます。

栄養素を意識しすぎるあまり栄養過多にならないようにしてください。それぞれの栄養素についてご紹介いたします。

■亜鉛(ミネラル)

亜鉛は、皮膚や粘膜の維持を助け、体内に約2gあると言われています。亜鉛が不足すると味覚障害が起きる場合があります。

【働き】

タンパク質の合成や、新陳代謝に必要な酵素を作る働きを持っているため、細胞が新しく生まれ変わる際に必要不可欠な栄養素です。

【食材】
魚介類(特に牡蠣・うなぎに多く含まれる)・海藻類・肉類

■鉄

赤血球を作るために必要で、体内に約4gあると言われています。

【働き】

血中にあるヘモグロビンへとなり赤血球を作っています。

このヘモグロビンは体内に酸素を送る重要な役割があります。鉄不足になると赤血球が作られず貧血になる可能性があり、成人女性5人の内1人が鉄欠乏症貧血と言われています。

【食材】
ヘム鉄・・・レバー・魚介類・肉類などの動物性
非ヘム鉄・・・野菜・海藻・大豆などの食物性
ヘム鉄の方が、体内への吸収率が高いと言われています。

■カルシウム

骨や歯を作る栄養素で、体内には体重の2%前後の割合で存在していると言われています。カルシウム不足になると骨粗しょう症の原因になります。

【働き】

カルシウムの99%は骨や歯を形成しており、残りの1%は止血や筋肉運動、神経活動に作用するなど重要な役割を担っています。

骨は常に形成や吸収を繰り返しているため、カルシウムが不足してしまうと、もともと常備していた骨のカルシウムを使い補います。

そのため、1日に必要なカルシウム量(700㎎)は、食事から摂取するように心がけましょう。

【食材】
小魚・牛乳・大豆・海藻・緑黄色野菜

■マグネシウム

カルシウムと同じく骨や歯を作る栄養素で、成人の体内では25g前後含まれていると言われています。

マグネシウム不足になると、骨粗しょう症・糖尿病・心疾患になる可能性が高くなります。

【働き】

常にカルシウムが骨に常備されているように、マグネシウムも骨に50%含まれています。

そして神経への作用や、エネルギーを生成する手助け、また血圧の維持などにも作用しています。

【食材】
アーモンド等のナッツ類・海藻・魚介類・豆類・野菜類・穀物

■タンパク質

体をつくる重要な役割を持っているタンパク質は、体重の約5分の1を占めています。

【働き】

三大栄養素のひとつであるタンパク質は、生きていく上で欠かせない栄養素です。血液・筋肉・酵素を作り、エネルギー源にもなります。
【食材】
肉類・魚介類・卵類・大豆類・牛乳・乳製品

その中でも特に進んで摂取しておきたい葉酸については、どんな役割があるのか次項で詳しくご紹介いたします。

5.妊娠初期に重要!!葉酸の役割


【葉酸の働き】


●細胞増殖に必要なDNAの合成

●蛋白質の合成
●動脈硬化症の予防

■神経管閉鎖障害の発症リスク低減

細胞増殖に必要不可欠と言われている葉酸は、ビタミンB群と呼ばれる水溶性ビタミンです。
そしてこの葉酸は、細胞中でアミノ酸の変換過程においてとても重要な役割を持っており、細胞増殖に必要なDNAの合成にも必要な働きを担っています。

妊娠初期の胎児=細胞増殖がさかん!

妊娠初期の胎児は、細胞増殖が盛んなため葉酸が不足してしまうと先天異常を起しかねないという報告がされています。

・二分脊椎
・無脳症   などの神経管閉鎖障害

脳や脊髄など神経管がつくられる妊娠4~5週頃に起こる先天異常は、受胎前後に十分な葉酸を摂取することで『リスクが低減できる』と様々な研究によって明らかになってきています。

また、葉酸は、アミノ酸の一種であるホモシステインが、メチオニンに変換する過程で手助けをする働きがあり、この変換されたメチオニンは蛋白質の合成に必要不可欠な成分です。
葉酸の不足によって、血中でホモステインの濃度が上がり、その状態が続くと動脈硬化症になりやすくなると言われています。

色んな役割を担う葉酸は、妊活中や妊娠中の方だけでなく全ての方が積極的に摂取したい栄養成分と言えます。

参考文献:国立健康・栄養研究所

■葉酸摂取は妊娠してからでいいの?

『NO!』

答えはNOです。
妊娠したかどうかの判断は『検査薬』や『生理がこない』など、既に受精した後に気が付くものです。
そのため、妊娠に気が付くころには胎内で赤ちゃんの成長が始まっていますので、妊娠発覚が遅かった場合には、妊娠初期の大切な時期が過ぎている場合も少なくありません。

もちろん、その時期から葉酸を飲みだすことも大切ですが、できれば妊娠初期の重要な時期には葉酸を摂取しておきたいところ。

葉酸は、妊娠してからではなく、胎内に宿る前からしっかりと摂取して整えておくことをおすすめします。

6.成人女性~妊娠中に必要な1日葉酸推奨量

体内で必要な栄養素を形成するために重要な役割を果たしている葉酸ですが、妊活中や妊娠中にはどれぐらいの量を摂取することが望ましいのでしょうか。

もちろん、妊活中に限らず普段から摂取しておきたい栄養成分なので、積極的に取り入れていきましょう。

■一般の成人女性に必要な1日葉酸推奨量

2010年度の食事摂取の基準では、1日における葉酸摂取の推奨量は240㎍(マイクログラム)と言われています。毎日葉酸を摂取することで、胎内環境を整え動脈硬化症の予防をしておきましょう!

推奨量240㎍
(食事から摂取)

■妊活中に必要な1日葉酸推奨量

妊娠中は、葉酸の働きが特に重要になってきます。食事からの摂取だけで補うのは難しいため葉酸サプリメントをあわせて服用しましょう!

  推奨量240㎍ +  推奨量400㎍     =640㎍
(食事から摂取) (サプリメントから摂取)

■妊娠中期~妊娠後期に必要な1日葉酸推奨量

推奨量240㎍+妊娠付加量推奨量240㎍=480㎍
(食事から摂取) (食事から摂取)

7.葉酸はどうやって摂取するの?

基本的には、食事で摂取していきたいところですが、いくら葉酸を多く含む食材を使用しても、調理中や体内で損失してしまう割合で、実際のところどれぐらいの摂取ができているのか目に見えてわからないのが正直なところ。
きちんと葉酸を摂取する必要がある時期には、サプリメントを併用していきましょう。

まず、葉酸には2つの種類があり、同じ葉酸でも構造が異なりますので、その内容について詳しくみていきましょう。

■葉酸の種類

【食材から摂取の天然の葉酸 : プテロイルポリグルタミン酸型(Folate)】

葉酸を多く含む食材として『野菜』『レバー』『柑橘類』『豆類』などがあげられます。

・1つ目の葉酸の摂取方法は、葉酸を多く含む食材から摂り入れる。

食材から摂り入れられた葉酸(ポリグルタミン酸)は、腸内でモノグルタミン酸として吸収され、葉酸としての役割を果たすのですが、残念なことに、食材から体内に吸収されるのはわずか50%と言われています。

天然の葉酸は、ポリグルタミン酸であるため、モノグルタミン酸として体内に吸収されるまでの消化途中で色んな影響を受けてしまい、スムーズに吸収されません。

また、食材を調理していく過程で損失していくなど、100%全てが摂取できていません。


【人工製造の合成葉酸 : プテロイルモノグルタミン酸型(Folic Acid)】

食材での摂取が難しい時に、栄養補助食品として人工的に製造されたのが人工製造の葉酸サプリメントです。

このサプリメントは、食材に含まれるポリグルタミン酸が、体内に吸収されるために腸内で変換されるモノグルタミン酸という成分を人工的に製造したサプリメントです。

・2つ目の葉酸の摂取方法は、葉酸サプリの飲用。

食材だけでは補いきれない分は、サプリメントで補給していきましょう。

妊娠中は、特に葉酸の摂取が大切になってくるため、食事だけでは十分な葉酸摂取ができないので、体内で吸収されるモノグルタミン酸型であるサプリメントを摂るようにしましょう。

■サプリメントは生体利用率が高い!

先進国や日本で、葉酸の摂取を食事からだけではなく、サプリメントの併用を薦めていることには理由があります。

葉酸は水溶性のビタミンであるため、食材から摂り入れる天然の葉酸では『調理過程での損失や』『食材の量そのものが葉酸としての栄養量ではない』ということから、利用率が一定ではなく定かではないため、確実に葉酸の栄養を摂り入れるならサプリメントが最適です。

妊娠初期における神経管閉鎖障害と葉酸についての関連性を説いた疫学研究では、ほとんどのチームが天然葉酸ではなく、合成葉酸を用いての研究結果だと言われています。

天然葉酸で、リスクが減ったという報告もされているため。栄養バランスを考えた上で積極的に食事にも取り入れてください。
ただ、妊娠中は目に見えず利用率の低い天然の葉酸よりも、確実に摂取できるサプリメントが推奨されています。

 

8.まとめ

葉酸について、紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか?

私が妊娠した時期は、今のように簡単に情報が入手できなかったこともあり、妊娠してから『葉酸』という成分を知ったような気がします。

そして【妊娠祝い】として貰った葉酸サプリを『せっかく貰ったから』という理由で深く考えもせずに飲んでいました。

今となれば、葉酸を飲むことで赤ちゃんの成長の手助けをして色んな予防ができていたんだと【妊娠祝い】をくれた友人に心から感謝しています。

お菓子に甘いものや揚げ物が大好きな私は、決して褒められた食生活を送っていたわけではありませんでした。

なので、五体満足に出産できたのは妊娠発覚してすぐに飲みはじめた葉酸サプリのおかげかな?なんて繋げてしまっています(笑)
もちろん飲み始める理想の時期は妊娠前からですが、妊娠してからでも遅くはないはず!!今すぐ葉酸サプリを摂取しましょう!!

葉酸についての情報が多く流れているため『食事から摂取する方がいい!』『天然の葉酸がいい』『サプリじゃないとダメ』等、様々な情報が出回っているように感じます。

決して、必ずしもサプリメントじゃないとダメ!と言うわけではなく、食事から摂取できるのであれば是非とも食事から摂取できればと思います。

ただ、『天然の葉酸』では生体利用率が低く推奨量分の葉酸が摂取できないため、必然的にサプリで足りない分を補給してあげる必要性がでてきます。
何となくの情報でサプリを飲むのは躊躇してしまうところですが、葉酸サプリをおすすめする理由や、どんな葉酸サプリがいいのかがわかれば、始めやすいのではないでしょうか。

妊活中、妊娠中の方はもちろんですが、今すぐにでも『葉酸サプリ』始めませんか?

ライター:秋安