ウォーターサーバーの電気代っていくらかかるの?節電の方法は?

ウォーターサーバーを使ってみたいけど、よくわからない。便利そうだけれど、電気代がかかったり、高いんじゃないか。そんなことを思っている方はいませんか?
実はウォーターサーバーは上手に使うと生活の質をあげてくれて、なおかつ光熱費節約にもつながる大変便利なものなのです。今回はそんなウォーターサーバーについて詳しくお伝えします。
この記事でわかること
1.ウォーターサーバーって、実際どうなの?
2.ウォーターサーバーを導入するメリット
3.契約の際に気を付けることは?

 

読むのに必要な時間は約 8 分です。

1.ウォーターサーバーの電気代は?

■電気代は1か月500~1,000円ほどかかる

ウォーターサーバーは使ってみたいけれど電気代が月にいくらかかるのか、気になる方も多いと思います。環境や機種によって多少の違いがあるものの、一般的なタイプでは月平均1000円前後になります。最近多い省エネタイプでは、安いもので330円から700円程度までになるものが多いようです。

■よく比較される電気ポット・電気ケトルとの違い

ウォーターサーバーの電気代は、電気ケトルや電気と比べられることがおおいですが電気ケトル、具体的にはどう違うのでしょうか。電気ケトルというのは、使う分だけお湯を沸かせ、保温機能はついていないため、電気代を抑えられます。

一リットルを沸かすのに必要な電気代は約2~3円程度、だし、保温気温がない分その都度お湯を沸かさなければならないということになり、その分手間と時間がかかります。乳児がいたり、常時お湯が必要な環境や家族が多いご家庭にはあまりオススメできないかもしれません。電気ポットは水を沸騰させたあとそのまま保温し、なおかつ保温している間ずっと電気を使い続けます。

毎日お湯を沸かし、一日中保温するような使い方をする場合、その電気代は一か月800円~900円程度になるといわれており、保温時間を短くすることで節電できます。保温時間消費電力を35W、1kWhとした場合、電気代は27円として計算すると一日一時間保温時間を短くすると月換算で約28円節約することができます。意外に思うかもしれませんが、ウォーターサーバーは電気ポットより電気を使うと思われがちですが、容量が大きいわりには電気ポットをずっと保温し続けているのとさほど変わらない電気代で済むのです。



■ウォーターサーバーの仕組み

ウォーターサーバーの基本的な構造はどうなっているのでしょうか?実は至ってシンプルなつくりをしていることをご存じだったでしょうか?機種によって形や容量は違いますが、水が入った専用のボトルをセットするとウォーターサーバー内部にあるお湯用と冷水用二種類のタンクそれぞれにまず水が貯蔵されます。

お湯や冷水を使用するとき、それぞれのタンクに保存されたちょうどいい温度に保たれた水やお湯を提供するため、いつでもすぐ欲しい温度で使えるようになっている、というのが仕組みです。最初にウォーターサーバーを設置するときには、貯蔵しておくタンクの水を加熱したり、冷やしたりするため、若干時間が掛かります。その後は、利用した分だけ貯蔵タンクに自動で補充されるため、すぐちょうどいい温度のお湯や水などを利用することができます。

 

■ウォーターサーバーの水は、どうやって温まるの?

ウォーターサーバーの水を温める仕組みは、実は電気ポットとよく似ています。温水タンクの外側に電気式ヒーターを巻きつけてタンクごと加熱します。水を90℃程度まで温めた後、そのまま保温するしくみになっています。水を簡単に、なおかつ問題なく加熱できるため現在流通している多くのウォーターサーバーにこの方式が採用されています。

一方水を冷やす仕組みには「電子式」「コンプレッサー式」の二つの方法があり、それぞれの特性を活かして5℃程度の冷たい水をタンク内に貯蔵し提供できるような仕組みになっています。

出典:https://xn--t8j4aa4no13sg6uns1d.jp/

「コンプレッサー式」は冷媒ガスが通る金属管をタンクの外に巻きつけ、冷媒ガスをコンプレッサーを使って循環させて冷やす仕組みです。コンプレッサー式は、比較的短時間で大量の水を冷却できるため、ウォーターサーバーの多くに採用されている水の冷却方法です。

他にもう一つ「電気式」という構造もあります。こちらは、ウォーターサーバー内に設置された冷却タンクの外側にペルチェと呼ばれるパーツを取り付け、これを利用して水の温度を下げていく仕組みを使っています。ペルチェを利用していることから別名「ペルチェ式」とも呼ばれています。

この冷却方法はコンピューターの冷却装置や小型冷蔵庫などに使用されているものと同じ仕組みとなっています。電気式は静音で消費電力を抑えることが可能ですが、冷却能力が低いため温度を下げる温度を下げるのに三時間程度の所要時間を必要とする場合があります。

また、タンク容量を大きくできないなどのデメリットもあることを知っておきましょう。一部の安値で提供されているウォーターサーバーに使用されていますが、一般的にはあまり使用されていません。

 

■タンクの衛生面は、大丈夫?

ウォーターサーバーには、温水、冷水二種類のタンクがあります。タンク内部の衛生面を保つには日常どのようなお手入れが必要なのか、不安な方も多いでしょう。

■各タンクのメンテナンス

温水を貯蔵している温水タンクは常に加熱殺菌されている状態になります。長期間温水スイッチを切るなど、特別なことをしなければ特に衛生面の問題は起こりにくいと考えていいでしょう。一方、冷水タンクも常に冷たい水を貯蔵するために冷却されています。カビや雑菌が育ちにくい環境が整っていますが、それでも半年に一回くらいのペースで清掃や殺菌処理を行うことが望ましいでしょう。

より衛生的に使用するためには、日々のお手入れを利用者自身が行うことで効率的に清潔な状態を保てます。毎日綺麗で美味しい水を利用したい方は心がけるといいでしょう。お手入れ自体はタンクの差込口や蛇口部分など水が直接触れる部分にカビが生えないように水気をふきとるなど、簡単にできるもので十分です。

■自動クリーニングは電気代と便利さで判断を

ウォーターサーバーの吸水口に手や物が触れることで雑菌が付着するウォーターサーバー。使った分だけ空気が入り込む余地もあるため。空気内のカビの胞子や雑菌がサーバー内に取り込まれるリスクを背負っています。給水口やサーバーの内側でカビや雑菌が繁殖することがないように、各機種ごとに様々な除菌対策や、クリーンに保つための機能が搭載されています。その中で本体自らが汚れやカビ、雑菌を除去するオートクリーン機能を装備しているものもあります。

オートクリーン機能とは、サーバー内部に熱湯を循環させて除菌する自動クリーンシステムですが、その分電力を消費し電気代に反映されてしまいます。UV除菌ランプ、銀イオンの抗菌加工カートリッジ、抗菌フィルターの採用、自動ではなく手動ボタンで気になったタイミングで洗浄するタイプなど電力が掛からない様々な装備もあります。電気代と衛生面両面から自分に合ったウォーターサーバーを選ぶようにしましょう。

 

2.電気代以外の費用も?

ウォーターサーバーは。電気代以外にも諸費用が発生することを事前に知っておきましょう。

■水代は別

水はウォーターサーバー用のボトルを業者に注文し、毎回配送して貰う形になります。主流なもので1本12リットルのボトルで、料金は水の種類や業者によって異なります。ボトルは一般的に一本1000~2000円となり、天然水や他の特徴がある水を使っている場合割高になる場合があります。更に配送費を別途としている場合もあります。

 

■サーバーのレンタル代やメンテナンス他諸費用が発生する場合も

サーバーはレンタル方式が多く、その費用が別途発生している場合があります。反対に買取式にしている業者もあります。メンテナンス費用については、月額または年一回と業者によって様々。レンタル代、メンテナンス代無料という業者もいますので、契約前に業者を比較して検討してみましょう。

また解約の際にも費用が発生する場合もあります。解約金や解約手数料が発生するケースや、ウォーターサーバーを返却する際の費用も有料無料と業者によって様々です。契約時によくご確認ください。

 

 

3.節電する方法は?

ウォーターサーバーで節電するには、最初から省エネタイプのウォーターサーバーを契約することが一つの方法としてあげられます。その他、ウォーターサーバーの節電方法について紹介します。

■省エネタイプのウォーターサーバーを導入する

省エネタイプのウォーターサーバーというのは省エネ機能を最初から搭載しているものです。方法は機種によって様々で、ボタンを置いて自分で設定するもの、センサーによって感知し自動で変更するものなどいろいろな種類があります。

エコ機能搭載のものもありますが自動のものの場合、自動切り替え自体は便利ですが、厚いお湯が必要なときに温度が低いなどの問題が発生するケースがあるので注意が必要です。特に夜などはお湯の温度が低くなっていることが多いため、朝すぐに使おうと思ったらぬるいなどの場合が考えられます。ライフスタイルにあっているかを考えてから契約するようにしましょう。

 

☆オススメのウォーターサーバーを、ご紹介します。

FRECIOUS dewo bottle ウォーターサーバー(スカイグレー)

出典:https://www.amazon.co.jp

お部屋の明るさを検知して、自動で電力を抑えるスリープ機能を搭載しています。プロダクトデザイナーの安積伸氏がデザインを手掛け、大変シックなデザイン。横幅26cmとスリムでインテリアとのマッチングも考えやすいタイプのウォーターサーバーとなっています。

製品機能も、温水冷水がボタン一つで出水可能だったり、女性でも交換簡単な9.3Lの使い捨てボトルタイプ。UV-LED殺菌機能を搭載し、衛生面も安心な上に操作ボタンが上部にあり、小さなお子様がいても安心して使える仕様となっています。なにより電力消費を抑えた省エネ機能が搭載されているのが嬉しいですね。便利さをお得に使えるタイプのウォーターサーバーといえると思います。

 

 



かわいいリラックマのウォーターサーバーもあります。こちらも省エネモードとUV-LED殺菌機能が搭載されています。

■実は電源をつけたままにしておいた方がお得?

一時期夏にエアコンの電源は入れっぱなしの方が電気代が安くなるという話題で持ちきりになったことがありました。ウォーターサーバーも、実は二週間以上外出する時以外は基本的には電源を入れっぱなしにしておく方が電力の節約ができて、お得なのです。加えて電気を切っている間に菌が繁殖するリスクがあるため、衛生面から見てもあまり頻繁に電源を抜くのはオススメできません。気をつけたいポイントですね。

 

■ウォーターサーバーを設置する場所が大事?

ウォーターサーバーは、意外にも設置する場所によって電気代が異なってきます。直射日光が当たる場所や、部屋が温かすぎる、寒すぎるなどがあるとその分電気代がかかってくるのです。できるだけ温度差のない場所を選んで設置するようにしましょう。また冷蔵庫同様に壁の間に隙間を作ることも節電となります。このとき、後ろだけでなく左右のスペースも確保してください。

冷却時の放熱がされやすくなり節電できます。ウォーターサーバーの温度設定を変更するのも有効な手段です。その分の電力が節電されます。また寝る前や出かける前など必要ないときだけ温度を変えるのもお薦めの方法です。また平らじゃないところにおくのも、おすすめできません。できるだけ平坦な場所を選んで設置するようにしましょう。

 

4.ウォーターサーバーを維持していると光熱費削減になる?

ウォーターサーバーについて、いろいろお伝えしてきましたが、最後に具体的にどのようにウォーターサーバーを活用したら、光熱費節約につながっていくのかを、お話したいと思います。

■電化製品を追加するのに、電気代が安くなる理由

ウォーターサーバーを契約するといままでお話してきたように、必ず電気代が発生します。それなのに、光熱費が安くなるとはいったいどういうことなのか。普通に考えたら逆じゃない?と思いたくなると思います。そこには、ウォーターサーバーの導入が電気代とガス代を下げるから、という理由が隠されています。

ところが、ネットでいくら検索してもウォーターサーバーの電気代に関して光熱費を下げるなどという話はでてきません。その理由は、多くの記事が電気代の安いサーバーを紹介することに特化しており、導入することで家庭環境に大きな変化が起こるということに気がついていないからなのです。実はウォーターサーバーの導入は光熱費節約の裏技でもなんでもなく、製品機能の冷水温水の提供スタイルが家庭環境を変えていくことから光熱費が安くなるという効果を生み出しているのです。

■冷蔵庫の節電につながる

日ごろ、冷蔵庫でお水やお茶を冷やしていた方がウォーターサーバーを使うと光熱費の節約につながります。ウォーターサーバーを使うと、お水やお茶を外から買ってきて冷蔵庫に入れなくなります。その必要がなくなるからです。その結果、冷蔵庫内の様相が変わります。変わった結果が電力消費に反映されていき、やがて節電に繋がっていくのです。冷蔵庫から水やお茶を取り出す必要がないので、ドアの開け閉めの回数も減っていきます。

その結果微量ながら節電がなされていき、そのチリツモが結果として光熱費節約につながっていくのです。そもそも電気代は「冷蔵庫内の容量削減」「開け閉め回数の減少」で電気代が変わってきます。冷蔵庫は少なくとも月額1000円以上電気代が発生する家電製品で、冷やすものが多く入っていればいるほど、電力を消費するという性質を持っています。

単純に水を冷蔵庫で冷やさなくなれば、それだけで電気代は安くできるのです。また、開閉の旅に冷蔵庫内の温度が上がり、再冷却に電力を消費するという性質を持っています。夏場家族全員で相当数の開閉が行われると考えると、電気代が跳ね上がるのもわかるでしょう。しかし、家族全員がウォーターサーバーを使う習慣をつけると冷蔵庫の開閉回数は激減し、節電につながっていくのです。

 

■ガス代の節約

あなたは、不動産で物件を探すとき、都市ガスかプロパンかを検討してお部屋を選ぶ方ですか?意外と知らない方も多いようですが、プロパンガスは都市ガスに比べて料金が高いというデメリットがあります。プロパンガスは自由料金制のため、販売店や事業者が自由に価格設定できてしまうため、金額にばらつきがあるのです。その一方で火力が強いというメリットもあります。料金は毎月2000~3000円の基本料金がかかってきます。

もし毎日お風呂をプロパンガスで沸かした場合、毎月のガス代だけなら6000円程度ですが、基本料金がプラスされることで8000円のガス代が掛かると考えられます。冬場の場合は、基本料金と合わせて9000円程度にはなると思った方がいいでしょう。さらに、お茶やラーメンを作るためのお湯などちょっとしたお湯をガスで沸かしている家庭の場合、月のガス代は10000円以上になると考えられます。このようにプロパンガスは基本料金が掛かり、光熱費が高くなりがちですが、ウォーターサーバーを導入することで節約につなげることができるのです。

ちなみに電子ケトルでお湯を沸かしても、一般的に900円以上の電気代がかかるとされていますので、ウォーターサーバーを導入した方が経済的だということになります。その上ウォーターサーバーの水で日々の食事などの飲料水を賄えば美味しく体にもいい上に節約にもつながると一石三鳥を手に入れることが可能になるのです。

 

■太陽光発電されている方にもメリットが?

最近は宅内すべてを電気でまかない、太陽光パネルを設置しているエコなお宅も増えてきました。エコ住宅の場合、ウォーターサーバーを利用することで、家電の消費ワット数を下げることが可能となります。ケトルやIHは消費ワット数としては非常に高いのですが、反対にウォーターサーバーはそこまで消費ワット数が高くありません。

節電を気にする家庭は、ウォーターサーバーに限らずワット数の低い電化製品をそろえるように心がけましょう。ワット数を下げれば、売電率が上がるのでローン返済期間をわずかにですが縮めることが可能となります。このようにウォーターサーバーにはいろいろな光熱費を節約する他、家計費を抑える可能性があるのです。

 

5.まとめ

いかがでしたか? 目先のことを考えて導入をためらうかたが多いかもしれませんが、よく調べてみると意外と導入してしまった方がお得な場合があるウォーターサーバー。まずは自分のライフスタイルに合うものがないかどうか、いろいろ調べてみてはいかがでしょうか?

 

ライター名

水口

ウォーターサーバーの電気代っていくらかかるの?節電の方法は?
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