部屋干しの救世主!?洗濯物はサーキュレーターで乾かそう

部屋干しの洗濯物がなかなか乾かずに苦労した経験はありませんか?

梅雨の時期など雨の日が続くと、部屋干しの洗濯物は増える一方ですよね。

そこで、乾かない洗濯物で困り果てる前に、サーキュレーターを活用して洗濯物を乾かしましょう。

サーキュレーターとは、空気を循環させるためのツールですが、洗濯物を乾かす時にも応用できる優れものです。

部屋干しの救世主となるサーキュレーターは、扇風機と異なる大きなメリットがあります。

ストレスなく部屋干しの洗濯物を乾かすために、性能が高いサーキュレーターやコスパがいいサーキュレーターなどおすすめの商品をご紹介します。

また、効果的な洗濯物の乾かし方も合わせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

1.洗濯物を乾かす際に使うサーキュレーターと扇風機のメリットやデメリット
2.効果的な洗濯物の乾かし方
3.サーキュレーターのおすすめ商品

 

読むのに必要な時間は約 7 分です。

1. サーキュレーターとは?

サーキュレーターとは、空気を循環させるために使用するツールのことです。

扇風機のような可愛らしい見た目ですが、上手に活用すれば洗濯物を素早く乾かすこともできます。

「洗濯物を乾かすのであればサーキュレーターではなく、扇風機で代用できるのでは?」と思うかたもいると思いますが、サーキュレーターならではのメリットが多くあります。

扇風機との違いやサーキュレーターの特徴を詳しく説明していきましょう。

サーキュレーターと扇風機の違いを理解しておくと、使い分けができて効率良く家事をこなすこともできますよ。

■扇風機との違い

「暑い夏は扇風機が欠かせない」というかたも多いのではないでしょうか。

エアコンの風が室内全体に行き渡るように、扇風機を併用するご家庭もありますよね。

扇風機を使用する主な目的は、身体に風をあてて、涼を感じることです。

そのほかにも、涼をとるためのさまざまな機能があります。

・首振り機能
・タイマー機能
・風量調整機能
・高さ調節機能

扇風機の大きなメリットは、「身体が心地よいと感じる適切な量や質の風を送る」ことです。

暑くて寝苦しい夜に、いくら強い風量をあびても涼しく感じることはありますが、穏やかな入眠や睡眠にはつながらないですよね。

そこで、自然の風のような微量の風を再現できるのが、扇風機なのです。

また、風の量を調節できることも大きなメリットです。

心地よく感じる風量は個人差があるため、一人ひとりに合った心地よい空間を演出できます。

扇風機のメリットやデメリットをまとめると、

扇風機のメリット
・柔らかい自然のような風を再現する
・首振りができる
・音が静か
・掃除がしやすい

扇風機のデメリット
・あくまでも涼をとるツールのため、風量が弱い
・遠くまで風を飛ばすほどの風量ではない

となります。

扇風機はあくまでも、「涼をとる」ためのツールです。

洗濯物を乾かすという視点で考えると、風量は十分なものではありません。

そこで、扇風機と比べた場合のサーキュレーターのメリットやデメリットなどの特徴を次にご紹介しましょう。

■サーキュレーターの特徴

サーキュレーターは扇風機と異なり、空気を循環させるツールです。

自然のように柔らかい風を表現する扇風機の風とは異なり、直線的で風量が強いことが特徴です。

そのほかにも次のようなメリットやデメリットがあります。

サーキュレーターのメリット
・空気を循環する目的のため、風量が強い
・遠くまで強い風を飛ばすことができる

サーキュレーターのデメリット
・首振り機能がなく、上下しか風の方向を動かせない
・音が大きい
・風量調整が少ない
・掃除がしにくい

冬は、暖房の暖かい空気が天井などの上の空間にたまってしまい、足元の床が冷えていることがありますよね。

夏は、その反対で足元だけ冷えてしまうなどの冷暖房による空間の温度差が生じてしまいます。

サーキュレーターは風量が強いため、適切な温度の空気が循環し、空間の温度差による影響を少なくする効果が期待できます。

サーキュレーターはエアコンと併用して使うことも多く、風量を活かして洗濯物を乾かす際にも活躍する優れものなのです。

しかし、風量を強くするために作動音が大きかったり、風量調整ができないサーキュレーターであったり、掃除がしにくいなどのデメリットもあります。

夜間は使用しない、もしくは音が気にならない部屋で使用するなど使う時間帯や方法を考慮すれば、デメリットも克服できます。

つまり、なかなか乾かない洗濯物には、扇風機よりもサーキュレーターが効率良く乾かすことができ、「部屋干しの救世主」のような存在と言えるでしょう。

2. 効果的な洗濯物の乾かし方

洗濯物が早く乾かなければ、部屋干し独特の嫌な臭いを感じますよね。

部屋干しの臭いが気になり、再度洗濯をするかたも多いのではありませんか?

二度手間を防ぐためにも、部屋干しの臭いを感じる前に、効果的な乾かし方で対策を講じましょう。

部屋干しなどのなかなか乾きにくい洗濯物は、風量の強いサーキュレーターと合わせてひと工夫するだけで、より効果的に洗濯物を乾かすことができます。

ポイントは、「風を活用すること」と「風の通り道を作ること」、「風に当たる表面積を広く確保すること」です。

効率良く洗濯物を乾かす具体的な方法を、3つご紹介しましょう。

■洗濯物の間隔を開ける

洗濯物を干すスペースに限りがある場合でも、なるべく洗濯物と洗濯物の間隔を開けるようにしましょう。

洗濯物同士が近く重なり合っていると、風の通り道ができないためなかなか乾きません。

サーキュレーターで風を送っても、効率良く乾かせない場合もあるため、必ず洗濯物の間隔は開けましょう。

また、パーカーやスウェット、ジーンズなどの厚い生地の洋服は、なかなか乾きにくいです。

ハンガーを2本使って生地の間にも空間を確保するように工夫すると、風の通り道ができてより効果的に乾かすことができます。

ジーンズは洗濯バサミで筒状に乾かすなどの工夫をすれば、風に当たる表面積を広く確保することができるため、おすすめです。

■部屋干しの場所でも乾きに違いが

サーキュレーターで風を送るだけでなく、風通しの良い場所で乾かすこともポイントです。

風の通り道になっている廊下や、常に換気扇が回っている脱衣所などの空気の流れがいいところは乾きやすい特徴があります。

自然の風とサーキュレーターによる風を利用して、効率良く洗濯物を乾かしましょう。

■除湿機or暖房と一緒に使うと効果的

洗濯物が乾く環境には、湿度や気温が関係しています。

よく晴れた春や秋の日は、洗濯物が乾きやすいと感じたことはありませんか?

そのため、部屋干しでもよく乾く環境を整えることで、効率良く乾かすことが期待できます。

部屋干しになってしまう日は、雨や曇りの日など天気が悪い時が多いのではないかと思います。

湿度が高く、ジメジメしているような環境なので、湿度を下げるような工夫をしましょう。

具体的には、除湿機や冷暖房を活用することで、空気の湿度を下げることができます。

除湿機の効果を高めるためにも、脱衣所などの狭い空間で、サーキュレーターと併用しながら乾かす方法がおすすめです。

また、エアコンを活用するのであれば、冷暖房の風をサーキュレーターで送りながら乾かすと
さらに効果的です。

これらの方法と合わせてサーキュレーターを活用して、部屋干しのストレスを軽減しましょう。

3. おすすめのサーキュレーター9選

サーキュレーターには、コスパがいい商品もあれば、デメリットを克服した性能が高い商品もあって、バリエーションが豊富です。

コスパがいいサーキュレーターや性能が高いサーキュレーター、天井型のサーキュレーターに分けてご紹介していきます。

■コスパがいいサーキュレーター

TWINBIRD サーキュレーター ブラック KJ-D781B

出典:https://www.amazon.co.jp/

真横から真上までの角度調節に加えて、角度は0°〜90°までの5段階調節が可能です。

洗濯物に風をあてるだけでなく、空気を循環させたり、冷暖房と併用するなどオールシーズン活用できます。

羽の取り外しはできませんが、前グリルが取り外せるので内部の掃除もしやすいメリットがあります。

 

 

アイリスオーヤマ サーキュレーター 静音 首振り 〜8畳 ホワイト PCF-HD15-W

出典:https://www.amazon.co.jp/

コンパクトで置き場所に困らないだけでなく、パワフルな送風が特徴のサーキュレーターです。

直線的な風で、洗濯物を乾かす際に重宝します。

また、35db以下の静音モードが搭載されていて、デメリットである騒音対策もかないます。

さらに、次のような機能もあります。

・自動で左右に首を振る首振り機能がついている
・3段階の風量調整と縦方向の角度調整ができる
・子供でも羽に指が届きにくい設計

コスパがいいだけでなく、機能面も充実しているサーキュレーターです。

 

 

ZEPEAL サーキュレーター ブラック DKS-20A

出典:https://www.amazon.co.jp/

本体重量は1.6kgで、軽くて持ち運びも簡単です。

サイズはそれぞれ幅27.8×奥行18×高さ28.5cmとコンパクトなため、置き場所にも困りません。

3段階の風量切り替えや風向きの角度は4段階に調節ができます。

 

 

■性能が高いサーキュレーター

アイリスオーヤマ サーキュレーター アイ 強力送風 〜18畳 静音 上下左右首振り PCF-SC15T

出典:https://www.amazon.co.jp/

サイズは、幅約21×奥行約21×高さ約29cmで、とてもコンパクトなサーキュレーターです。

コンパクトな見た目に劣らずパワフルな送風で、上下左右の首振り機能もあります。

そのほかにも、切タイマー機能や5段階の風量調整機能も充実しています。

リモコンで操作できる点も使いやすく、 工具を使わずに前面のカバーを取り外せるため、お手入れも楽です。

 

 

アイリスオーヤマ サーキュレーター 静音 首振り 〜20畳 ホワイト PCF-HM23-W

出典:https://www.amazon.co.jp/

扇風機よりもパワフルな送風が特徴のサーキュレーターです。

静音モード搭載で、サーキュレーター独特な騒音が気になりません。

自動で左右に首を振る首振り機能のほか、3段階の風量調整、縦方向角度調整ができます。

20畳の広い空間でも使用可能です。

 

 

パナソニック サーキュレーター/扇風機 創風機Q 首振りスタンドセット サムライブルー F-BR25TS-A

出典:https://www.amazon.co.jp/

サーキュレーターと扇風機の機能も併せ持つサッカーボールのようなデザインが特徴のおしゃれなサーキュレーターです。

夏などの暑い季節に扇風機として活用できるだけでなく、サーキュレーターとしての風量も確保できます。

ターボファンが内蔵されていて、最大360度の回転が可能なため、さまざまな方向へ強い風を送ることが可能です。

インテリアにもこだわりたいかたにおすすめのサーキュレーターです。

 

 

■天井型サーキュレーター

ルミナス LED シーリングサーキュレーター 〜8畳 調光調色タイプ 光拡散レンズ搭載 シンプルリモコン付き ACC-08CM

出典:https://www.amazon.co.jp/

LEDシーリングライトとサーキュレーターがひとつになったタイプです。

厚さ16cmのため、部屋の圧迫感を感じにくくなっています。

4000ルーメンの明るさで、8畳までの部屋に対応しています。

風量16段階調節(ワンタッチ4段階)、正逆回転切替、オフタイマー(1、2、4、8時間)などの機能のほか、前面カバーを取り外せるため、お手入れも簡単です。

 

 

Luminous ルミナス LED シーリングサーキュレーター 木目 DCC-12CMLW 12畳用

 
出典:https://www.amazon.co.jp/

羽の部分は木目調のデザインで、さまざまな部屋にも馴染むデザインです。

サーキュレーターには、DCモーターを採用していて、16段階の風量調節ができます。

高さ約16cmの薄型で、圧迫感なく使用することができます。

Luminous ルミナス LED シーリングサーキュレーター 木目 DCC-12CMLW 12畳用
Luminous

 

 

シーリングファン LED電球対応 照明4灯タイプ シーリングファンライト 天井照明 省エネ サーキュレーター効果 電気代節約 取り付け簡単 おしゃれ インテリア

出典:https://www.amazon.co.jp/

サーキュレーター効果も兼ね備えたシーリングファンライトです。

空気の循環だけでなく、インテリアとしておしゃれに楽しみたいかたにおすすめの商品です。

取り付け方法も簡単で、部屋の雰囲気を楽に変えることができます。

シーリングファン LED電球対応 サーキュレーター効果 電気代節約 取り付け簡単 照明4灯タイプ シーリングファンライト 天井照明 省エネ おしゃれ インテリア
生活広場

 

 

4. 季節によって使い方はそれぞれ

サーキュレーターは季節によって使い分けをすれば、効率良く空気を循環させることができます。

快適に過ごすためのポイントをご紹介しましょう。

■夏 冷房

夏の季節では、冷房で冷えた空気が足元にたまってしまいます。

そこで、エアコンの下にサーキュレーターを置いて、床にたまる冷気を循環させましょう。

エアコンと併用することで、冷気を部屋全体に送ることができます。

■冬 洗濯物

冬の季節、暖房器具で温まった空気は天井に逃げてしまいます。

天井に向かって斜め45度くらいの角度にサーキュレーターの風を送りましょう。

温かい空気を足元へ循環させるためにも、暖房器具と合わせてサーキュレーターを活用することをおすすめします。

■春、秋

春や秋は過ごしやすい季節で、窓を開けて過ごすことも多いですよね。

そこで、部屋と外の空気を入れ替えることにサーキュレーターが活用できます。

外気を取り込んだり、室内の空気を循環させたり、部屋から部屋へ空気を送るなどの換気の際に役立ちます。

■梅雨

梅雨などのジメジメした季節では、部屋干しの洗濯物を乾かす際に、サーキュレーターが活躍します。

洗濯物に直接サーキュレーターの風をあてるようにしましょう。

5. まとめ

サーキュレーターは扇風機とは異なる多くのメリットがあります。

扇風機では再現できないパワフルな風量で、洗濯物を乾かすことができます。

サーキュレーターと併せて、洗濯の方法を少し工夫するだけで効率よく洗濯物を乾かすことも可能です。

機能性の高いサーキュレーターも多く販売されており、洗濯物を乾かすこと以外にも活用できます。

上手にサーキュレーターを活用して、部屋干しのストレスを解消しましょう。