【知っていましたか?】長引く咳は危険!?咳が止まらない時は要注意!

皆さんは、咳が長引いて困った経験はありますか?私は一度、経験しました。最初はコホコホとした軽い咳で、いずれ治るだろうと軽視してたのが、中々止まらず、ピーク時は何か言葉を発するたびに、話が中断するほど咳が止まらない事がありました。

その当時まだ子供も小さくて、私の体に何かしらの病原菌がいて、咳によって子供に移してしまわないか、咳をしている間ずっと不安でした。子供に移したくないので、なるべく距離をおきたいのですが、子供って小さい頃は特に、側にいたがるんですよね。自分が病気になってしまうと、自分の体調の悪さプラスαで色々なストレスがかかってしまいます。これは小さい子を持つママさんが持つ悩みだと思います。

早く咳をしずめたくて、あせりは募るのに、咳は体力も奪います。そのときの私は咳のしすぎで、肺のあたりや背中まで痛くなり、咳をするたび、痛みが走りました。この辛い経験があってから、私は咳に対してかなり敏感になっています。

咳は長引く前の対処がとても重要です。私のようにいずれ治るだろうと軽視しては危険です。中には、重篤な病気が隠れている可能性もあります。今回は、咳が止まらなくなるのはなぜなのか、どういった事が考えられるのか、さらには咳を予防するストレッチや対処法をご紹介します。

 

この記事でわかること
1.長引く咳の正体について
2.咳の予防に効く、ストレッチの紹介
3.セルフケアの紹介

読むのに必要な時間は約 13 分です。

1. 要注意なのは2週間以上続く咳

咳はほとんどの人が何度も経験している、ごく一般的な症状ですよね。よくある症状ですので、軽くみられがちです。多少長引いても、風邪がまだ後を引いているのかなと思い、きちんと対処せずに経過を待つ方は多いのではないでしょうか。ただ、注意しなければいけないのは、2週間以上続く咳です。

この場合、単なる風邪ではない可能性があります。一般的な風邪はウイルスや細菌が原因ですが、その場合安静にしていれば、2週間もかからず自然と治りますし、抗生物質などといった薬の効果がすぐに現れます。ですので、2週間という期間にわたって、咳が治まらない場合は、風邪以外の病気を疑う必要があるのです。

咳が続く場合に考えられる重篤な病気として、肺がんや結核、間質性肺炎、などがあげられます。このような病気が潜んでいる可能性がありますので、長引く咳が治らない場合は呼吸器専門医の受診をおすすめします。病院では肺の状態を確認したり、血液検査やレントゲンで重篤な病気が隠れてないか、診断してくれますので、早期発見につながり、治療に進むことができます。

2. 熱はないけど咳が止まらない!そんなときに考えられること

熱はないのに、咳だけが止まらない、そういった経験をお持ちの方は少なからずいらっしゃると思います。私もその1人でした。咳の原因にはいくつも種類があり、その原因に応じた治療をしなければ、中々快方に向かっていきません。

咳止めの薬を飲み続ければいずれ治る、そう思っている方は多いと思いますが、それでは治らないこともままあるのです。私も病院に通って色々な薬を処方されましたが、中々咳は収まりませんでした。こういった、咳が止まらないときに考えられる病気をここでご紹介したいと思います。

■咳ぜん息

長引く咳の原因として、最近増加傾向にあるのが、咳ぜん息です。咳ぜん息とぜん息(気管支ぜん息)は違うものになります。ある調査によると、慢性の咳の原因の約4割が咳ぜん息とも言われているようです。咳ぜん息の特徴は、痰はなく、乾いた咳が続きます。

ぜん息との違いは、咳ぜん息は、ぜん息特有の「ぜーぜー 」「ヒューヒュー」というぜん鳴や呼吸困難はありません。ぜん鳴がなく、乾いた咳が長く続いた場合、咳ぜん息が疑われます。咳ぜん息は気道の粘膜に炎症が起こり、ホコリはもちろん、湯気や冷たい空気、花粉などちいさな刺激でも敏感に反応し、激しい咳が出て、なかなか止まらなくなります。

風邪がきっかけになることが多いのですが、アレルギーがある人が咳ぜん息になることが多く、ダニやホコリ、花粉などのアレルゲンが原因になったり、天候、疲労・ストレスなど原因は様々あげられます。咳ぜん息は、放置すればするほど気管支ぜん息へと移行するリスクが高まると言われています。

気管支ぜん息は完治が難しく、年間1,500人もの人が呼吸困難で亡くなっているとの事ですので、咳ぜん息のうちに、治療することが重要です。早めに専門医を受診し、正しく治療すれば重症化することを防げます。早期発見、早期治療が何よりも大切です。咳ぜん息の主な症状について、下記にまとめました。

 

・数週間乾いた咳だけが続く(長い場合は数か月~1年以上)
・喉にかゆみやイガイガ感がある
・夜間から明け方にかけて咳が出ることが多い
・会話時や運動時、笑った際に咳が出る
・ほこりやタバコの煙、香水の匂いなどで咳が出る
・季節の変わり目に咳が出る
・冷気を吸った時、電車に乗った時などに咳き込みやすい
・気管支ぜん息のような喘鳴はない
・咳止めの薬が効かない

上記で書いた症状が多く該当すれば、長引く咳の原因は咳ぜん息かもしれません。咳ぜん息には吸入ステロイド薬(ICS)と気管支拡張薬(β2刺激薬)が有効といわれています。ぜん息へと重症化する前に、専門医を受診し、対策を打ちましょう。

■アトピー性咳嗽(がいそう)

アトピー性咳嗽 は、咳ぜん息と同様で、最近増加傾向にある病気です。症状は咳ぜん息とほぼ同じで、見分けがつきにくいのですが、咳ぜん息で有効と言われている薬が、このアトピー性咳嗽には効果がありません。ですので、咳ぜん息と取り違えのないよう、適切な診断が必要になってきます。アトピー性咳嗽の症状・特徴は下記の通りです。

 

・数週間乾いた咳だけが続く(長い場合は数か月~1年以上)
・喉にかゆみやイガイガ感がある
・夜間から明け方にかけて咳が出ることが多い
・会話時や運動時、笑った際に咳が出る
・ほこりやタバコの煙、香水の匂いなどで咳が出る
・季節の変わり目に咳が出る
・冷気を吸った時、電車に乗った時などに咳き込みやすい
・気管支ぜん息のような喘鳴はない
・咳止めの薬が効かない

☆気管支拡張薬が効かない
☆アトピー素因がある人が多い

 

上記のように、症状が咳ぜん息とほとんど同じですので、見分けるポイントが限られてきます。上記で、☆をつけたものが、せきぜん息とは違った特徴を示しています。

アトピー素因とは、過去にアレルギー性の病気にかかったり、家族にアレルギー性疾患をもった方がいるなど、アレルギー性の疾患を発症する可能性がある、ということを指しています。アトピー性咳嗽の場合は、気管支拡張薬ではなく、ヒスタミンH1受容体拮抗薬が有効といわれています。

■COPD(慢性閉塞性肺疾患)

CDPDは、「肺の生活習慣病」とも呼ばれ、たばこを長く吸っている方や、加齢とともに発症する確率が上がっていく病気です。また怖いのが、いったん発症すると、元には戻らない病気ということです。中高年以降でたばこを吸っていて、たんをともなう慢性的な咳をする方は要注意です。CDPDの特徴は下記の通りです。

・たんを伴った咳が長く続く
・咳が湿っている
・坂道や階段などで息切れや動悸がする
・喫煙歴が長く、40歳以上で発症しやすい
・ぜん鳴が出る場合もある

すでにCDPDである場合、「急性憎悪」といって、せきにより急激に症状が悪化する危険がありますので、注意が必要です。

■慢性副鼻腔炎(後鼻漏)

別名蓄膿症とも呼ばれています。原因としてはウイルスや細菌感染の場合と、アレルギーによる炎症の場合があります。多くの場合は、急性の副鼻腔炎から慢性副鼻腔炎に進行してしまうケースのようです。慢性副鼻腔炎(後鼻漏)の特徴は下記の通りです。

・鼻づまりや、膿性の鼻汁があり、咳が湿っている
・口呼吸なる
・頭痛や頭が重たい感じが強くでる場合がある
・粘膜の腫れが重症化した鼻茸(はなたけ)と呼ばれる腫瘤(しゅりゅう)が認められる

慢性副鼻腔炎(後鼻漏)は多くの場合が、急性から慢性化していきますので、急性のうちに対処することが重要になります。強い鼻づまりや粘土の高い色のついた鼻汁がつづく場合は、早めに専門医を受診しましょう。

■百日咳

百日咳は、百日咳菌という菌が悪さをして起こる感染症です。飛沫感染や接触感染が感染経路で、感染力が強く、家庭内や学校、職場などで、流行ってしまうこともままあります。百日咳の初期段階は風邪症状とまったく変わらないのですぐに判断が難しく、次第に咳の回数が増え、咳の程度もひどくなっていきます。百日咳の特徴は下記の通りです。

・風邪症状から始まり、次第に咳がひどくなり、「コンコン」という激しい咳が連続して起こる
・咳の合間に息を吸うときに、「ヒュー」と笛を吹くような音がでる
・診断は、百日咳菌を検出するか、血液中の蛋白質が増加しているかで判断する

百日咳の特徴である、「ヒュー」とした音がでるというのは、咳の後「息を吸う時」になります。ぜん息の特徴でも「ヒューヒュー」「ゼーゼー」といったぜん鳴がありますが、これは「息を吐く時」に鳴るものです。息を吸うか吐くかのタイミングの違いで、違った病気の診断になりますので、頭にとめておいてください。

■マイコプラズマ肺炎

マイコプラズマ肺炎は、「肺炎マイコプラズマ」という病原菌が悪さをする、呼吸器感染症です。5~14歳の子供に多いと言われていますが、大人や乳幼児にも感染します。マイコプラズマ肺炎は入院レベルの「肺炎」と自然に治る「風邪」の中間のような病気です。こちらも感染経路は百日咳と同じ飛沫感染と接触感染になります。潜伏期間が2~3週間と長いので、周囲にマイコプラズマにかかった人がいたら、しばらくの間、注意が必要となります。マイコプラズマの特徴は下記の通りです。

・発熱や全身倦怠感、頭痛などの風邪症状が初期に現れる
・風邪症状のあと、少し遅れて乾いた咳がでる
・咳は夜間と早朝に出やすく、乾いた咳から湿った咳に変わり、解熱後も咳が長くつづく
・ぜん息のような気管支炎を起こし、ぜん鳴が出ることがある
・通常の抗生剤が効かない
・マイコプラズマ肺炎に効果がある抗菌薬を処方し、効果の有無で確定診断を行うこともある

マイコプラズマ肺炎と百日咳は、初期が風邪症状に似ているので、診断が遅れることがあるようです。まずは、周りに百日咳やマイコプラズマに感染した人がいるかどうかが、決め手のポイントになりますので周囲に何か流行っていないかアンテナを張ることが大事になってきます。

■逆流性食道炎

逆流性食道炎が、長引く咳の原因だなんて「あれ?」と思う方はいらっしゃるかと思います。喉や鼻とは少し離れた、消化器の病気である逆流性食道炎は、欧米では慢性咳嗽の三大疾患の一つといわれているんです。逆流性食道炎の特徴は下記の通りです。

・胸焼けを感じる
・たくさん食べた時に咳がでる
・横になると咳が出る

この、逆流性食道炎が原因で咳が長引いている場合、胃酸の分泌を抑制する薬を飲んでもらうと、その後咳が軽くなる事があります。1つの治療で、胸焼けと咳の2つの症状が治るなんてうれしいですよね。胃があまり強くなく、慢性的な咳でお悩みの方、一度専門医を受診することをおすすめします。

■ぜん息

やはり、咳が長引く病気といって頭に思い浮かべるのは、ぜん息ですね。ぜん息の最も特徴的な症状といえば、息を吐くときにでる「ゼーゼー」「ヒューヒュー」といったぜん鳴になります。ただ、発症の初期や小児の場合だとこのぜん鳴がごくわずかなことがあるので、すぐにぜん息と結びつかないのがほとんどのようです。ではぜん息の特徴をここでご紹介したいと思います。

・わずかでもゼーゼー、ヒューヒューといったようなぜん鳴がある
・咳が連続して起こることがままあり、ときには呼吸困難になることがある
・症状は一過性だが、繰り返し症状が起こる
・夜間から明け方に症状がでやすい
・ほこりやハウスダスト、冷たい空気やたばこの煙、運動などをきっかけに症状がでる

上記のような症状があれば、ぜん息かもと一度疑いを持ちましょう。小児ぜん息は、成長とともに改善し、大人になる前には治癒しているケースが多くあります。しかし大人になるまで治らず持ち越したり、大人になって再発することもある怖い病気です。こういった危険から回避するためにも、3週間以上咳が続く場合には早期診断・早期治療を心がけることが大切です。

■感染後咳嗽(がいそう)

感染後咳嗽とは、風邪などの感染症にかかり、そのほかの症状が治まっても、咳だけがいつまでもで続ける状態のことを指します。風邪によって悪化した気道粘膜が十分に回復せずに、刺激などがあると咳がでやすくなります。感染後咳嗽だと見分けるための特徴は下記になります。

・風邪が先行して発症している
・咳が出る原因となる他の疾患が除外できる
・自然と徐々に軽快していく傾向がみられる

感染後咳嗽はこれまで紹介してきたような病気とは違い、「その他の病気ではないこと」を確かめ、経過などを診た上で判断できるものになります。ですので、なんらかの検査をして陽性になったからと言って診断できる病気ではない、というのが大きな特徴になっています。

3. 肺の機能を高める?ストレッチでできる呼吸筋UP

1回咳をするときに消費されるエネルギーは2kcalといわれています。咳が長引くとそれだけ体力も消耗していきますよね。さらに夜の咳が続くと睡眠不足になり、またさらに違った体の不調がでてくる……。

ですので、やはり重要なのは、咳を長引かせない、咳を出さないための対処や予防法です。そこで最近注目されているのが、「呼吸筋ストレッチ」です。呼吸をスムーズに行うために必要な背中や胸、お腹の筋肉をストレッチすることで、肺の機能がアップして、酸素が体内にいきわたり、元気になると言われています。呼吸筋ストレッチには色々なメリットがありますので、そのメリットやストレッチの方法をこちらでは紹介したいと思います。

■呼吸筋ストレッチのメリット

皆さんは呼吸を意識したことありますでしょうか。私達が毎日行っている呼吸。その呼吸方法によって、体調が大きく変わってくることが分かってきました。呼吸数が多く、浅い呼吸というのは、自律神経のバランスが崩れ、体が緊張状態に陥ります。そうなると、血管や筋肉を収縮させてしまい、体がリラックス出来ず疲れや不調を呼び起こし、肩コリや頭痛の一因にもなるといわれています。

最近では運動不足や猫背の人が増え、浅い呼吸になってしまっている方が多いようです。本来、質の高い呼吸とは酸素を沢山取り込む深い呼吸です。この深い呼吸を手助けするのが呼吸筋になります。では、呼吸筋をストレッチすることで、具体的にどのようなメリットがあるのかご紹介していきます。

【アンチエイジング】

深く・正しい呼吸をすることで、横隔膜、内・外肋間筋、胸鎖乳突筋などの様々な筋肉が使われ、体の隅々まで酸素がいきわたることになります。酸素には疲労、痛み、だるさの原因となっている血中の疲労物質(乳酸)を分解し体外へ除去する働きがあります。酸素を常に体中に行き渡せることで、いつまでも若々しい体を維持することができるのです。

【血流改善効果】

深い呼吸で酸素をしっかり取り込むと、自律神経が血管を拡張させて血流が促進されます。血流が改善することによって体の冷えを解消したり、体の老廃物を排出するデトックス効果、美肌効果が期待できます。

【疲労回復効果】

前にも説明いたしましたが、酸素には血中の疲労物質(乳酸)を排出する効果があります。深い呼吸により血流がスムーズになることで、全身の疲労物質が流されることになりますので、疲れにくい体をつくることができます。

【リラックス効果】

呼吸は自律神経にも作用します。呼吸が深くなると、休息やリラックスする際に働く副交感神経が優位になります。気持ちが焦っているときほど、正しい呼吸をして副交感神経を優位にさせましょう。

【体温調整効果】

自律神経が乱れると、とうまく体温調節出来なくなり風邪などをひきやすくなりますが、深い呼吸で自律神経を整えることによって、体調管理もスムーズになります。

■簡単部位別ストレッチ法

呼吸筋は、背中、胸、お腹周りにある筋肉で、呼吸筋が柔らかくなると、筋肉が大きく伸縮されるようになるので、その分肺も大きく動くことにつながります。 1回の呼吸で沢山の酸素を取り込めるといった、深く、質の高い呼吸をすることが可能になるのです。では部位別にストレッチの方法をご紹介します。

【背中のストレッチ】

(1)足を肩幅に開き、背筋をぴんと伸ばす。
(2)胸の前でお祈りをするように両手を絡めて組み、そのまままっすぐ腕を前に伸ばす。
(3)息をゆっくり吸って、ひざを徐々に曲げて背中を丸めながら息を吐く。(吸うのは鼻から、吐くのは口から)
(4)前に伸ばした腕をさらに突き出すようにして、背中の筋肉を十分に伸ばす。
(5)ゆっくりとひざと背中を戻す。
(6)3~5を3回ほど繰り返す。

【胸のストレッチ】

(1)足を肩幅に開き、背筋をぴんと伸ばす。
(2)体の後ろで両手を組んで、息を吸いながら背中を反らすイメージで胸の位置を上にあげる。
(3)両手はつないだまま、下に軽く引っ張るイメージで胸の筋肉を伸ばす。
(4)息を吐きながら胸の位置を元に戻す。(吸うのは鼻から、吐くのは口から)
(5)2~4を3回ほど繰り返す。

【お腹のストレッチ】

(1)足を肩幅に開き、背筋をぴんと伸ばす。
(2)頭の上で両手を絡めて組んで、手の平を天井に向け息を吸いながら背伸びをするように上に伸びる。
(3)息を吐きながら体をゆっくり真横に倒し、わき腹を伸ばす。
(4)息を吸いながら体を中心に戻し、息を吐きながら今度は反対方向へ倒していく。
(5)息を吸いながら体を中心に戻し、手をおろす。
(6)3~5を3回ほど繰り返す。

ストレッチは無理な負荷を掛けないように、自分が心地いいと感じる力加減を意識することが大切です。また、気をつけるポイントは呼吸を止めないことと、姿勢です。姿勢が崩れないように気をつけながら、キツイ場合はいすなどに座って行うのもよいと思います。ゆっくり大きく、まずは時間を決めて取り組んでみましょう。徐々に習慣になっていけば成功です。

4. 結核かもしれないと疑うこと

結核は、50年目までは日本人の死亡原因の1位となっていた怖い病気です。多くの人が結核で命を奪われ、当時は「不治の病」と呼ばれていたそうです。その後、抗結核薬の開発や食や衛生面の向上によって結核は急速に減少していきました。ですので、結核は昔の病気と思っている方は多いかもしれません。

ただ、結核は完全に消滅したとは言えず、現在でも2万5千人ほどの人が発症していると言われています。芸能人でも結核で入院したという方がニュースでとりあげられていたりしましたよね。結核も、長引く咳や痰が特徴となっており、初期は風邪などともやはり似ているため、気づきにくいことがあります。結核は、咳やくしゃみなどの飛沫感染で広がる病気です。安易に考えず、まずは結核がどのような病気か把握しておきましょう。

■結核とはどのような病気?

結核は、結核菌が体内の臓器などに感染・増殖することで引き起こされる病気です。臓器の中でもっとも多くみられるのが、肺への感染です。肺で結核菌が増殖すると、肺の組織に炎症が起こり次第に広がっていきます。

それに伴って咳は痰がでるので、早期発見にはこの咳と痰が重要なサインとなります。咳・痰が2週間以上続いたら注意が必要です。この初期の症状を放置していると、肺がどんどん侵食されて呼吸機能が低下を続けます。

また、他の臓器に感染する場合もあるのです。重症化すると深刻な呼吸困難や他の臓器が機能しなくなったりと、生命が危険な状態になります。結核は放置しているととても怖い病気です。一方で、治療効果の高い薬も確立されてますので、きちんと治療すれば完治する病気ですので、早期発見がやはり重要ということになります。

■結核予防のために

万が一結核菌に感染しても、抵抗力や免疫力が高ければ、結核菌の活動を抑えこむことは可能です。結核の予防には、健康的な生活を心がけることが大切なんですね。質の高い十分な睡眠、バランスのとれた食生活、適度な運動など、生活全般を見直すことで、結核だけでなく様々な病気に対しての抵抗力が高まるかと思います。

また、タバコをよく吸う方は、結核の発症リスクが高い傾向にあると指摘されています。特にヘビースモーカーは日頃から咳や痰の症状があるいう場合が多く、結核と気づかず重症化してしまうケースが考えられます。なるべく禁煙を心がけることをおすすめいたします。

5. ストレスが原因かも!?

長引く咳の原因はこれまで多く紹介してきましたが、ストレスが原因の場合も考えられます。ストレスによる咳は心因性咳嗽(しんいんせいがいそう)と呼ばれています。

風邪の症状はないのに、咳だけが続いたり、日中のみ症状がでる、物事に集中しているときは症状が出ないなどといった特徴があります。心因性咳嗽が悪化すると、手足が麻痺したり、声帯に異常はないのに声が出なくなったり、などといった症状が出てくる場合もあるようです。心因性咳嗽の主な特徴をご紹介します。

・咳が長期間(2週間以上)続く
・ゴホゴホといった重い咳ではなく、痰も絡まない乾いたコンコン咳
・日中に症状が現れるが、睡眠中には出ない
・咳以外の風邪症状が見受けられない
・咳止め薬の効果がない

症状が咳のみといった状況で、咳止め薬が効果がないということであれば、心因性咳嗽の可能性を疑いましょう。必要であれば、心療内科へ受診し、適切な処置を受けましょう。

6. 子供からもらう風邪はきついって本当?

子供が保育園からウイルスをもらい、看病しているうちに自分も感染し、重症化……。こういったケースは良く耳にします。これは本当なのでしょうか。子供が保育園など外から持ち込んだウイルスは多種多様で、強力なウイルスも中には存在します。大人が感染するほうが重症化してしまう病気も中にはあるのです。

その中でも夏風邪の代表的な疾患といわれているのが、ヘルパンギーナです。国立感染症研究所の報告では、ヘルパンギーナにかかったおよそ9割が5歳以下の子供が占めているのだそうです。ただ、大人がまったく感染しないかといえば、そうではなく、大人もかかる病気であるし、大人のほうが重症化しやすい傾向にあるといわれています。ヘルパンギーナは状況によっては脳炎や髄膜炎、心筋炎などの病気が誘発される恐れがあるので、注意が必要です。

また特効薬もないので、対症療法で回復を待つしかありません。ヘルパンギーナ以外にもノロ・ロタなどのウイルス性胃腸炎やインフルエンザなど、大人がかかると大変な病気は沢山あります。

私も娘からは何度も胃腸炎をもらいました。私の場合、娘が快方に向かう頃に私が発症し、何日間も食事もとれず、仕事や家事がうまくまわらず、家の中がぐちゃぐちゃになったときもありました。大人がかかってしまうと、生活のあらゆるところで支障をきたすので、本当に注意が必要だとそのとき痛感しました。子供が感染症にかかったときこそ、最大限の警戒が必要です。

7. 自分でできる対処法

咳や喉の痛みなど、一刻でも早くなんとかしたいですよね。よくある症状だけに、早期のうちになんとかしたい、そう思う方は多いと思います。そんな方のために、自宅でできる対処方法とおすすめのケア商品についてご紹介したいと思います。

■加湿器を使う

空気が乾燥していたり、十分に水分を摂っていない場合、鼻や喉が乾燥しイガイガや痛みが出て、咳や痰が絡む原因になってしまいます。鼻や喉は粘膜に覆われていていて、空気中のウイルスや細菌を体内に侵入させないような役割があります。

ただ乾燥し、粘液が固まってしまうと本来の機能が低下するので、ウイルスなどが侵入しやすくなるのです。このことから乾燥を防ぐことの重要性がわかりますね。加湿器は湿度も調整可能なものなど種類も豊富ですので、お部屋に一台置いておくと乾燥する季節は特に重宝します。

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■睡眠をたっぷりとる

咳などを伴う風邪症状だけでなく、あらゆる病気を克服するために、最も基本とされているのが睡眠です。ある研究によると一晩の睡眠時間が5時間以下だと、免疫システムになんらかの影響が及ぶため、呼吸器感染症になる可能性が高まるそうです。

なにはともあれ、やっぱりぐっすり眠れると体は回復してくれますよね。私は何度も実感しています。特に小さい子を持つ親御さんたちは、睡眠不足になりがちだと思います。子供のためにとつい無理をしてしまいがちですが、自分の体も大事です。たまには周りに頼るなどして、しっかりと睡眠をとるように心がけましょう。

■ビタミンCを摂る

風邪をひきやすい人はビタミンCを摂ることで、症状を軽く抑えることが期待できます。ビタミンCは体の免疫機能の維持に必要なビタミンです。通常は私達の体の中の白血球中にビタミンCは貯蔵されているのですが、風邪などの感染症にかかると白血球中のビタミンCは一気に減少します。

病気が治るとまたもとの量にもどるようですが、積極的にビタミンCを摂ることによって、風邪の予防に効果があったり、症状を軽減したり、回復が早まったなどの報告もあるようですので、早めの対策の1つとして取り入れてみてはいかがでしょうか。

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■亜鉛を摂取する

亜鉛とは、体内に存在している成分で、たんぱく質の合成に関わる酵素の材料として使われます。人間の体に必要とされている必須ミネラル16種の中の1つに含まれているのですが、体内で作り出すことができないので、食事から摂取する必要があります。

亜鉛は私達の体の様々な働きをサポートしてくれる役目を担っています。味覚を正常に保ったり、免疫力を高めてくれたり、成長や発達のサポートや、生殖機能の改善、うつ状態の緩和など幅広く活躍してくれています。亜鉛を多く含む食品としては、肉や魚介、大豆製品があげられます。

食事で中々十分に取れないというときは、サプリメントで補うことも有効ですが、過剰摂取は体に悪影響を及ぼすこともあるといわれていますので、適正量を摂取するように気をつけましょう。

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■就寝用マスクを利用する

寝ている間にマスクをすることは、メリットもデメリットもあります。メリットは喉の乾燥を防ぐということです。マスクをすることで、自分の息がマスク内にこもることになります。その湿った空気を吸うことで鼻や喉の乾燥を防ぐことが可能になるというわけです。また睡眠中は唾液の分泌が少なくなるため、マスクをしマスクの中を高温多湿にすることで風邪予防にも効果が期待できます。逆にデメリットをあげると、睡眠の質が下がる可能性があります。

その理由はマスクのゴムが擦れることで耳に痛みを感じて、眠りが浅くなってしまうことが考えられます。また寝ているときは、寝返りなどして顔周りも動くことになります。その際にはマスクと肌が擦れ合って肌荒れの原因になってしまう恐れもあるのです。では使うのと使わないのではどちらがいいのでしょうか。結論を言うと、デメリットを最小限に抑えたマスクの活用をおすすめします。

たとえば、肌に触れることに考慮し、素材にこだわったシルクやガーゼなどのマスクは肌触りが滑らかですので肌荒れの懸念を抑えたものだと思います。また、耳かけ部分に痛みを感じないようにしたマスクやネックウォーマーなのにマスクとしても使えるものなど、機能性のあるマスクを選ぶのもおすすめです。

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8. まとめ

長引く咳は私自身も経験しましたが、本当につらいことです。咳が収まらない原因は様々ありましたが、やはり大事なことは、早い段階で対処するということに尽きると思います。自分の体の不調にいち早く気づき、十分な休養とバランスの取れた栄養を摂ること。プラスαで、予防する体作りや対処法、アイテムなど自分に合ったものを活用し、いつでも元気な体を維持したいですね!

ライター名HARIKA

【知っていましたか?】長引く咳は危険!?咳が止まらない時は要注意!
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