浮気調査の費用っていくら?損したくないあなたが知るべき1つのこと

浮気調査の費用っていくら?損したaないあなたが知るべき1つのこと

浮気調査を探偵事務所に依頼しようかなと思ってホームページを見て回っていると、こんな疑問が出てきませんか?

  • 浮気調査って結局いくらかかるの?
  • ざっくりした費用感はわかったけど、この金額って高いの?安いの?

探偵事務所のホームページに書かれている料金って、わざとそうしてるんじゃないかと勘ぐってしまいたくなるほど、わかりにくいですよね……このページでは、そんなわかりづらい浮気調査の費用をやさしく解説していきます。

また浮気調査の相場についても説明します。この記事を読めば探偵事務所に見積もりをとった場合、そこに書かれている金額が高いのか安いのか、はたまた妥当な金額なのか簡単に見わけられるようになりますよ!

浮気調査の費用の相場ってどれくらい?

浮気調査を依頼できる探偵事務所はたくさんありますが、成功報酬制だったり着手料が必要だったりと、探偵事務所ごとに料金プランが異なると言ってもいいくらい、まさにカオス状態ですよね。

でも浮気調査を探偵事務所に依頼する費用の計算方法は、実はどの探偵事務所も同じなんです。

早速答えを言うと、浮気調査費用の計算はこの式がベースになっています。

▼浮気調査費用の算出法

浮気調査費用=1時間あたりの調査費用×調査に使った時間×調査員の人数

とってもシンプルですよね。要するに浮気調査費用は調査員の人件費が基本になっていると考えてOKです。

あとで詳しく説明しますが、調査に使う時間はあなたがもっている情報の量と質によって上下します。また浮気調査は通常2名の調査員でおこなわれることが多いので、調査員の人数はここでは2名と考えておいてください。

それでは残る「1時間あたりの調査費用」は?

今回は東京、大阪、名古屋、札幌、福岡の5大都市圏にある41の探偵事務所を対象として、この「1時間あたりの調査費用」の相場を調査することにしました。

その結果は下図をご覧ください。

浮気調査費用の価格帯調査のグラフ

▼【調査結果】浮気調査費用の相場

41探偵事務所の1時間あたりの平均調査費用 ¥16,134
もっとも多かった1時間あたりの調査費用帯 ¥15,001~¥20,000

この「1時間あたりの調査費用¥16,134」を基準にすれば、各探偵事務所でバラバラの料金プランも一気に見えやすくなります。もう一度、先ほどの計算式を再掲しましょう。

浮気調査費用=1時間あたりの調査費用¥16,134(2名分)×調査に使った時間

実際の費用はこの料金に「調査報告書作成費」や「着手料」などの諸費用が上乗せされるのが一般的です。とはいえ、冒頭でも触れたとおり、浮気調査の費用の大半はこの調査員の人件費と考えて問題ありません。

これを基本にして、少し変則的な浮気調査の料金パターンについても見ていくことにします。ですが考え方はみんな同じです。

1日あたりの浮気調査費用の相場

探偵事務所の中には1日あたりの調査費用を書いているところも多いです。探偵事務所の調査員はおおむね1日あたり6時間調査にあたってくれます。

1日あたりの浮気調査費用=¥16,134×6時間=¥96,804

の10万円前後が相場となります。

パックプランの相場

浮気調査では「5日パックプラン」や「10日パックプラン」など、パッケージされた費用を用意している探偵事務所もあります。たとえば5日パックプランなら上の計算式から

5日パックプランの浮気調査費用=¥96,804×5日=¥484,020

の50万円前後が相場として考えることができますね!

こうした費用の相場を頭に入れておくと、相場よりもはるかに高い費用を支払って損をすることが避けられます。

もし浮気調査の相談をして、これらの相場から大きくはずれる見積もりが出てきた場合、詳しく内訳の説明をしてもらうか、その探偵事務所に依頼するのを見送ることも判断できるようになりますよね!

▼浮気調査費用の相場

1時間あたり ¥16,134
1日あたり ¥96,804
5日パックプラン ¥484,020

浮気調査の各料金プランの注意点

ここまでで浮気調査の費用の相場を割り出すことができました。ただ実際に浮気調査を探偵事務所に依頼する場合、もう少し詳しく知っておくべきことがあります。

ここからは探偵事務所の浮気調査によくある3つの料金プランで、必ずチェックしておくべき注意点をまとめていきます。

「時間単価」プランの注意点

まずはもっとも基本的な「1時間あたりの調査費用」を料金プランとしているケースの注意点です。

実はさきほどの1時間あたりの平均費用「¥16,134」は探偵事務所の調査員を2名で調査をおこなってもらったときの費用です。というのも、通常浮気調査は調査員1名でおこなうわけではなく、2名でおこないます(この理由はあとで詳しく説明しますね)。

探偵事務所の料金表を見ていると、時間単価で書かれていても調査員が1名の計算で書かかれている場合と、2名の計算で書かれている場合があります。単に数字だけを見ていると倍ほど費用が変わるのでビックリしてしまいますが、どちらの表記であっても2名で調査をおこなうことが通例です・

もし料金表に調査員の人数が書かれていない場合は、必ず調査員を何名使った時間単価か確認するようにしましょう!

また時間単価の料金プランには交通費を含む場合と含まない場合があります。
この交通費には電車、バスなどの公共機関はもちろんですが、調査のために車を使用したときの使用料も含まれます。

尾行や張り込みで車を使うことのほうが多いでしょうから、時間単価に交通費も含まれているかどうかチェックしてください。

さらに調査をおこなう時間が深夜・早朝や休日にあたる場合は、割増し料金を設定しているところもあります。こうした割増し料金がある場合、どういう条件でどれくらい割増しされるのかはきっちり確認しておきましょう。

「成功報酬」プランの注意点

成功報酬というのは、浮気調査が成功したときに発生する調査員への報酬料のことです。この成功報酬プランにはさらに細かく2つのパターンがあります。

・完全成功報酬パターン

完全成功報酬パターンは浮気調査が成功したときのみ費用が発生し、失敗した場合は0円(もしくは最低限の基本料金のみ)という料金パターンです。

浮気調査を依頼して「真相はつかめませんでした」という調査結果になったしまった場合、費用を支払うのは誰しもイヤなものですよね。

一方で探偵事務所からすれば、失敗したときに1円のお金をもらえないことになってタダ働きになってしまうリスクが高いです。

そのため完全成功報酬パターンでは、通常の時間単価で計算した費用よりも高めに設定されていることが多いです。

・「低めの時間単価+成功報酬」パターン

一方で「低めの時間単価+成功報酬」パターンは依頼者と探偵事務所のリスクを、双方にバランスよく配分した料金パターンです。

つまり時間単価は相場より低めに設定されていますが、浮気調査が成功したときは成功報酬がプラスで加算されます。またもし調査が失敗に終わったときも、依頼者は通常の時間単価よりも安い費用の支払いで済むことになります。

成功報酬プランをもっている探偵事務所の多くが、こちらの「低めの時間単価+成功報酬」パターンです。

パックプランの注意点

パックプランは調査費用の内訳がよりシンプルになったパッケージ料金です。たとえば「5日パック」や「20日パック」など、日数でパッケージしたものがこのパックプランになります。

時間単価制では調査員が実際に調査した時間給にくわえ、調査書作成費や手数料などの費用が発生します。ですがパックプランではそれらの諸費用も全部コミコミにしてしまって、「5日間調査員を出すので、この費用以上の追加は一切なし」というわかりやすさがあります。

一方で、パックプランにも注意点はあります。

たとえば「5日プラン」で調査員は2名でやってくれる約束だったのに、実際に浮気調査にあたってくれたのは1名だけという調査員の水増しがおこなわれる余地はありますし、決定打となる証拠品が早い段階で押さえられてしまった場合も同額の5日分の費用を支払うことになります。

大事なのはどの料金プランがいい/悪いということではなく、調査プランの見積もりが出てきたときに、その金額が妥当かどうかをしっかり判断できるようになるということです。

それぞれのプランにメリット・デメリットがありますが、費用が妥当かどうかの判断はすべて同じです。

調査にかける予定時間×時間単価(¥16,134)

で計算した金額に比べて大きく外れていないか?の一点だけ覚えておけば対処できますね!

浮気調査で探偵ができること

ところでさきほど「浮気調査は調査員2名で通常おこなう」と言いました。なぜひとりでできないの?と疑問に思われたかもしれませんね。

その説明には探偵が浮気調査において「できること」を説明する必要があります。

探偵と聞けばドラマやアニメの華麗な推理サスペンスをイメージしてしまいますが、現実の探偵は涙ぐましい努力で調査をおこなっています。

探偵が浮気調査としておこなうことは、主に次の3つです。

  • 張り込み
  • 尾行
  • 盗聴・隠し撮り

盗聴や隠し撮りというと犯罪じゃないかと思ってしまいますが、まず盗聴そのものの行為を罰する法律はありません。あくまで盗聴器をセットするために、許可なく調査対象者の住居に入ることなどが違法(住居侵入罪)なのであって、盗聴行為自体は違法ではありません。

また隠し撮りも罰せられるのは「公共の場(駅や公園など)で、通常衣服に隠されている部位を本人の許可なく撮影する行為」が対象です。

となると、浮気調査で調査対象者の顔や全身を撮影することは違法ではありません。もしそれがアウトなら防犯カメラもすべて犯罪ということになってしまいますよね……

となると、ここで気づいたことはありませんか?

――浮気調査っていうけど、これって誰でもできることじゃないの……?

その通りなんです。
そもそも探偵といっても、できることは私たち一般人となんら変わりません。違いといえば「探偵業」として届け出を出しているかいないかの違いくらいでしょうか。

つまり探偵に特別に許されている調査方法はなにひとつないのです。容疑者の自宅を調べたり、逮捕という形で容疑者の身柄を拘束できる捜査権をもった警察とはまったく違うのです。

裏を返せば、私たちと同じ武器しか使えないのに、浮気調査で決定的な証拠を押さえてくるというのが探偵のすごいところと言えますね。

たとえば張り込み。
あなたは炎天下や寒空のなか、いつ出てくるかもわからない相手を3時間、4時間と待つことができますか?

尾行はどうでしょう?
実際に友人を尾行してみるとわかりますが、これが思っている以上に難しいのです。

たとえばエレベータに乗られた場合、まさか同じエレベータには乗り込めませんので、あっという間に見失うポイントです。信号が変わる間際にダッシュされたり、出口が複数ある商業施設に入られたり、性別や年代が異なればいるだけで浮いてしまうスポットなど、尾行を阻むものは街にあふれています。

つまり調査員の人数は、浮気調査の成功/失敗をわかつ重要なポイントなのです。

調査員の人数をふたりからひとりにすれば費用は半分になるでしょうが、もっとも大切な浮気調査の成功率は半分以上落ちることになるのです。

浮気調査費用を安くするコツ

調査員の人数は2名より削ることはできないにせよ、浮気調査の費用をおさえるコツはないのでしょうか?

実はたくさんあります。ここでもう一度浮気調査の費用の計算式をおさらいしましょう。

浮気調査費用=1時間あたりの調査費用×調査に使った時間

「1時間あたりの調査費用」は探偵の人件費なので削るのは難しいですが、「調査に使った時間」を減らすことは簡単です!調査時間を大きく減らすことができれば、調査費用をかなり安くすることができます。

ではどうすれば調査時間を安くすることができるのでしょうか?

答えは、自分で調査できることは、自分でやっておくです。

浮気調査でなにも手がかりもない状態から探偵事務所に依頼すると、まず「誰が浮気相手なのか?」を特定することからはじめなければなりません。

ですが考えてみてください。旦那さんとの距離が近いのは、探偵よりもあなた自身なのです。探偵が5時間かけなければ調査できないことが、あなたなら1時間でできることはたくさんあります。

ただし無理は禁物です。
浮気調査においてもっともやってはいけないことは、浮気を疑っていることを悟られてしまうことです。

あなたが旦那さんの浮気を疑っていることを悟られると、当然ガードが固くなったり、それまでの行動パターンを変わってしまいます。

そうなってしまうと、必要以上に調査時間もかかってしまいますし、最悪の場合、探偵事務所から依頼を断られることもあります。

このあたりの旦那の浮気を暴くテクニックは旦那の浮気がもたらす【最悪のシナリオ】を回避する完全マニュアルの記事で、詳しくまとめていますので、ぜひあわせて読んでみてください。

探偵事務所に依頼するまえに、こうした下調べが充実しているほど費用を安くすることができます。また探偵事務所の中には数時間のピンポイントで依頼を引き受けてくれるところもあります。

「○月○日の○時に、△のホテルに浮気相手と行きますので証拠写真をお願いします」というピンポイントな情報があれば、数万円程度の調査費用で決定的な証拠を押さえることができるでしょう。

また「これは手がかりにならないだろうな」と思う情報でも、調査員に共有するようにしてください。あなたにとってはなんてことなく思える情報でも、調査のプロである探偵にとっては意味がある情報ということがあります。

あなたにピッタリの探偵事務所の選び方と確認するべきポイント

これまで浮気調査の費用の相場と、浮気調査の費用を安くするコツをご紹介してきました。

それではいよいよピッタリの探偵事務所を選ぶポイントをご説明していきます。

ポイントは3つです。

  • 探偵事務所の調査力を教えてもらう
  • 複数の探偵事務所から見積もりをもらう
  • 追加費用に透明性があることを確認する

それぞれ見ていきましょう。

探偵事務所の調査力を教えてもらう

浮気調査で探偵事務所を選ぶ際、格安の探偵事務所を選ぶことよりも、浮気調査が成功することを最優先で考えなければなりません。

あくまで浮気調査のゴールは、不貞行為の決定的な証拠を押さえることです。ここがブレてはいけません。

そのためには探偵事務所の「調査力」も大切な要因になります。探偵の調査力をあえて数式にすればこうなります。

探偵の調査力=調査員の能力×調査機材

さきほどご紹介した通り、探偵にできることは、わたしたちができることとほぼ変わりません。

しかしできることは同じでも、成功を導くための能力はまったく異なります。それは調査員の経験であったり、臨機応変な対応力であったり、いい結果を出す執念だったりします。

それらを客観的に示すものは、その調査員の「実績」です。担当する調査員は過去にどれくらい浮気調査をおこなって、成功率はどれくらいか聞いてみましょう。

また調査機材もどういう機材を浮気調査に使用するか聞いてみましょう。

  • 望遠レンズ付きの高精度なカメラ
  • GPSロガー(位置情報を記録する端末)
  • 盗聴器

などは浮気調査で用いられる機材ですが、性能が高い機材であればあるほど成功率が高まります。

複数の探偵事務所から見積もりをもらう

浮気調査の見積もりをもらう際には、面倒でも複数の探偵社から見積もりを取るようにしましょう。

そして冒頭でお伝えした「時間単価¥16,134」を基準にしながら、見積もり金額が妥当かどうかを確認します。

もし見積もりの内訳でよくわからない項目があれば、どんどん疑問をぶつけてしまいましょう。探偵事務所の費用に関するトラブルは、悪徳な探偵事務所が多いわけではなく、こうしたコミュニケーション不足から起こる認識のズレがほとんどです。

また営業力がある探偵事務所イコール浮気調査を成功に導く探偵事務所ではありません。ほかの探偵事務所と比較することで、見えるものは思っている以上に多いものです。

追加費用に透明性があることを確認する

「追加費用一切なし!」とホームページに書かれていても、実際に調査をはじめてみると、さらに調査が必要になって費用が発生した……ということは十分考えられることです。

ロボットではなくあくまで人対人の調査なので「たまたまその日は仕事でトラブルがあって浮気相手とのデートを中止した」という不測の事態も十分起こりえます。

そうした際に発生する追加費用は見積もり金額には含まれません。

  • 追加費用が発生するとしたら、どういう条件で発生するのか?
  • 追加費用が発生する場合、事前に承諾をとってもらえるのか?

の二点は必ず確認するようにして、より双方にとって透明性のある契約内容にしましょう。

まとめ

最後になりますが、ほとんどの探偵事務所は浮気調査の「無料相談」を受け付けています。

探偵は月に何件もの浮気調査をおこなっている調査のプロです。パートナーの浮気で精神的に追い詰められてしまいますが、プロである探偵はプロの立場から冷静なアドバイスをくれたりするものです。

そうしたプロに話を聞いてもらうことで、思い詰めていた心が軽くなって、前向きに物事を考えられるようになることもあります。また自分の味方になってくれる人がいて、心強く思えることもあるでしょう。

浮気問題は場合によると、近しい友人や家族にこそ伏せておきたい問題でもあります。
そうなるとすべて自分の力で解決しなればならないと思いこんで途方に暮れてしまいますが、実際にはひとりで背負いきることはないのです。

探偵事務所の無料相談を利用してみるだけでも、得られるものは多いはずです。