【妊婦さん必見】使用してはいけないアロマとおすすめのアロマとは何!?

この記事でわかること
・妊娠中に使用しないほうがいいアロマ
・妊娠中におすすめのアロマ
・出産時におすすめのアロマ

リラックスができるというアロマ。使用されたことはありますか?妊娠中にもおすすめのアロマがあるんです。妊娠中は逆に使用しないほうがいいアロマも。
今回は、使用しないほうがいいアロマ、妊娠中におすすめのアロマを順にご紹介します。出産の際に使用をおすすめするアロマも合わせてご紹介。妊娠中は香りでリラックスして過ごしませんか?

1. 妊娠中のアロマ。どんな効果があるの?

妊娠中はホルモンの関係や、今までできていた些細なことができなくてストレスがたまることも。そんな時に手軽にリラックスできるのが、アロマです。

アロマは精油またはエッシェンシャルオイルと呼ばれる100%天然のオイルや、アロマオイルやフレグランスオイルと呼ばれる合成香料を混ぜたものがあり、使用方法を間違うと大変なことになります。特に、精油やエッセンシャルオイルは濃度が濃いため、直接肌に触れないでください。刺激が強い場合が多いため、必ず希釈して使用してください。

なお、アロマに関して詳しい内容は姉妹サイト『Becorde』 内でもご紹介しています。
精油とアロマオイルの違いなど詳しく記載しております。

アロマの基本の使い方&美容効果一挙紹介!今日から貴方もアロマテラピスト♡

2. 妊娠中に使用しないほうがいいアロマ

早速ダメなアロマをご紹介してすみません!!妊娠中はご存知の通り、デリケートな時期です。特に妊娠初期は気をご自身も周りの方にも気を使ってほしい時期です。しんどい時に香りでリラックスしたいのにそれがかえって逆効果であれば、つらい思いをしてしまうこともあります。本当にリラックスできるアロマを見つけてほしいので、ここではあえて先に妊娠中おすすめできないアロマを紹介しますね。


■妊娠初期には避けたほうがいいアロマ

【カモミールジャーマン】
昔から子宮、特に月経にかんしてトラブルを抱える方に使用してきたという「カモミールジャーマン」。妊娠初期には使用しないほうが無難です。月経トラブルを改善するときに使用するアロマなので特に使用には注意が必要で、妊娠はトラブルではないので避けるべきです。

【ラベンダー】
実は多くのサイトや専門家の中でも『避けたほうがいい』と紹介されているアロマが「ラベンダー」です。リラックス効果がある人気のアロマですし、まさか初期に使用しないほうがいいものだとは思いませんでした。
ラベンダーは通経作用があるとされているため、妊娠初期は避けたほうが無難でしょう。

【ジャスミン】
ジャスミンは、「夜の女王」と呼ばれ、夜に香りが濃厚になるんだとか。そんな特徴から、官能・愛などの象徴として古くから使用されています。『子宮のハーブ』といわれるほどで、難産の時にも使用されるアロマです。子宮収縮を促す作用があるため、妊娠中、特に初期には使用しないほうがいいとされています。

他にも気を付けたいのは、
・レモングラス
・サンダルウッド
・パイン
・オレンジ
・ベイゾイン   など

■妊娠6か月以降でも使用しないほうがいいアロマ

【ローズ】
女性ホルモンを活発にすると言われるローズ。一見よさそうに感じますが、子宮強壮の作用があるため、使用は避けたほうがいいとされています。ローズの香りは女性らしさや女性に生まれたことを感じさせてくれる人気の香り。でも妊娠中は少し我慢ですね。

【フェンネル】
こちらも同じく通経作用のあるアロマ。子宮収縮なども考えられるため、避けるべきでしょう。授乳期にも避けたほうがよいとされるため、あえて選ぶ必要はなさそうです。

その他、妊娠6か月以降も使用しないほうが良いとされるアロマは…
・シナモン
・ナツメグ
・ヤロウ・ブルー
・ユーカリレモン
・ナツメグ    など。

3. なぜ使用しないほうがいいのか

前項でもお伝えしたように、妊娠中、特に初期のころは肌も敏感ですし、ホルモンもバランスもいつもと違い、すぐ乱れてしまいます。今まで使用していたから大丈夫という単純な考えは通用しません。なにかあってからでは遅いです。

使用しないほうがいいというアロマを表示しましたが、約300種類あると言われているアロマ(エッセンシャルオイル)にないような聞きなれないオイルは特に使用は控えたほうがよさそうです。

でも中には専門家の方の意見で、禁止されているアロマでも本人が心地よくリラックスできるのであれば、使用濃度が薄いものであれば特に問題はないということもあるようです。妊娠中でない方でも、必要以上の量を使用したり、1日中アロマの中にいたりするとかえってしんどくなってしまうのと同じで、妊婦さんも使用方法を考えて下さいね、使用しないほうが無難ですよ。というのが本当のところだそうです。初期のころは芳香欲程度に使用するのがいいかもしれません。ただし、絶対大丈夫とは言い切れませんので使用はご自身の責任の下でお願いしますね。私が大丈夫でもあなたは大丈夫じゃなかったというのはよくあることなので、気を付けてくださいね。

4. 妊娠中におすすめのアロマ

【ローズウッド】
昔から家具などに使われている木材といえば何となくおわかりでしょうか。たるみなどにも効果があるとされているため、希釈してトリートメントすることで妊娠線予防にも効果があるとされています。

【マンダリン】
柑橘系のオイルです。シトラス調でさっぱりしているので、妊娠中にもリラックスしやすいかもしれません。作用は穏やかなので、子供にも使用できるほど。妊娠線予防にも効果ありでおすすめのアロマです。

【タンジェリン】
こちらもマンダリンと同じような香りで妊婦さん、子供にも使用できるアロマです。
胃腸を元気にしてくれる作用があるので、つわりでしんどい時に少し芳香浴してもいいかもしれません。

5. おすすめの使用方法


妊娠中は、やはり直接肌に使用するのは避けたいところです。
そこで、芳香浴という方法でアロマを楽しむのはいかがでしょうか?

芳香浴の方法は様々ですが、オイルを熱にあて香りを楽しむ方法や、ティッシュまたはコットンに数滴オイルをたらしてほのかに香る香りを楽しむ方法もあります。

お湯に数滴オイルをIN。蒸気とともに香りがたつのを楽しむ方法も。簡単に使用できるのでかなりおすすめです!!

また、先ほどもご紹介しましたが、精油を希釈して妊娠線予防できるアロマもあります。
妊娠線は、乾燥肌の方や肌の柔軟性が少ない方、体重の増加が著しい方などにできるものです。これは出産しても切れることは少なく、気を使っておられる妊婦さんも多いのではないでしょうか。

■妊娠線予防に使用するアロマレシピ

濃度0.5%程度のマッサージオイル
ネロリ 3滴
マンダリン 2滴
キャリアオイル50ml

※参照サイト:https://ameblo.jp

マンダリンのおいしそうな香りで、リラックスできるかもしれません。

使用方法
お風呂上りなど、リラックスしているときに調合したマッサージオイルを優しくお腹や胸、お尻などに塗っていきます。妊娠によって脂肪のつきやすい箇所に特に丁寧に塗っていきます。決して強くは塗らないでくださいね。また、気分が悪くなるような場合は途中でもすぐに使用をやめるようにしてください。

6. 出産時におすすめのアロマ


先ほど、『使用は避けてください!』とお伝えした中に、子宮の収縮を促すものなどがありました。そのような作用のあるものは、出産の際に使用することで、陣痛を助ける作用もあります。また、陣痛のつらさをやわらげるリラックスできる効果もあるので、40週を過ぎ、いつ生まれてもいい状態になれば使用してみるのもいいかもしれません。

【ジャスミン】
先ほどは、使用しないで!とご紹介しましたが、出産の際に一番多く使用されるのがこのジャスミン。希釈された香りはリラックス作用のあるとてもいい香り♪
産院でも出産の際にエッセンシャルオイルを使用されることがあるそうです。陣痛で苦しいときに少しでもリラックスできるといいですね。

香りは思い出に華を添えてくれます。出産がつらい苦しい思い出にならないよう、少しでも素敵な香りでリラックスしてください。

7.まとめ


アロマは初心者にとっては少し扱いにくいようにも思います。実際エッセンシャルオイルは高価なものも多く、1滴2滴のためにたくさん買うのも少し気が引けるような…。
中には、アロマオイル体験などされているところもありますし、まずは試しにそのようなところから スタートしてもいいかもしれません。

私も長男出産のときはよくアロマを楽しみました。足のむくみをやわらげてくれたり、何とも言えない孤独感から解放されたりとかなりお世話になりました。
妊娠期間や出産の記憶が、つらい・苦しいというものにならないよう、香りを取り入れてみてはいかがでしょうか?

ライター:sawai