【大人ニキビ】今度こそ治す!!できてしまったときの改善方法と予防策

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思春期のとき、誰でも経験するニキビ。大人になってからも、顔にできたことはありませんか?顔だけならまだしも、体にニキビらしきものができて、なかなか治らない経験のある方も多いのではないかと思います。その正体は大人ニキビ。昔は「吹き出物」などといわれていました。大人ニキビはなぜできるのか。寒くなって乾燥している季節、肌のコンディションが悪くなりがちで、大人ニキビができやすいこの時期。大人ニキビの治療法と家庭で治す一般的な方法をまとめてみました。

この記事でわかること
1大人ニキビってなに?思春期のニキビとの違いは?
2大人ニキビができてしまったら?
3大人ニキビの治療法と予防法

 

1.大人ニキビってどんなもの?


出典:https://jp.rohto.com

■大人ニキビとは?

大人ニキビとは、一般的に20歳を過ぎてからできるニキビのことをいいます。以前なら思春期を過ぎているからという理由で「吹き出物」と呼ばれていたものも含まれるかもしれません。思春期のニキビは分泌物が盛んな鼻筋や額にできるのに比べ、大人ニキビはフェイスラインを中心に首などにまでできるのが特徴です。また思春期のニキビは成長に伴う生理的なものであり一過性で、長くても3~4年で消えていくのに比べ、大人ニキビはその背景に複雑なものを抱えています。発生する原因が複雑な上にライフスタイルも多く関係しています。そのため一度治ったと思っても、症状を繰り返してしまうことが少なくありません。また無意識のうちに触ってしまい、跡が残ってしまうケースも多く見られるので、注意が必要です。

■大人ニキビチェックシート

大人ニキビの原因としては、次のようなことが挙げられます。
①不規則な生活サイクル
②食生活の乱れ
③睡眠不足
④ストレス
⑤過労
⑥肌の乾燥

ニキビはホルモンの乱れでできやすくなります。上記の①~⑤に該当する数が多いほど、ホルモンのバランスが崩れやすくなっていると思っていいでしょう。
また、肌の乾燥により、バリア機能が低下することなども大人ニキビの原因となります。古い角質が上手にはがれず、毛穴をふさぐことでニキビができやすい肌環境になってしまうことが原因となる場合があるのです。その他、メイクも大人ニキビの原因になります。
予防する意味でもクレンジングをしっかりして、毛穴を清潔に保つことが重要なポイントとなります。

また、大人ニキビの種類には、以下のようなものがあります。

○白ニキビ
「閉鎖面疱」とも呼ばれます。皮脂や老廃物が詰まって盛り上がったものを「白色面疱」とも呼び、俗に白ニキビと呼んでいます。ニキビが悪化する前の段階で、この白ニキビの状態で治すようにするといいでしょう。

○赤ニキビ
「炎症性面疱」と呼ばれるものです。白ニキビが悪化して炎症を起こした状態をいいます。目立ちやすく治りにくいのが特徴。目立つので潰したい気持ちになる人も多いと思いますが、潰さないように気をつけましょう。

○黒ニキビ
「開放面疱」とも呼ばれ、先端が黒くなったニキビのことをいいます。皮膚の表面に出現した面疱の中身が酸化して黒く見える状態をいい、小さなニキビに皮脂や汚れがつまり毛穴を広げてしまった結果発生するのが黒ニキビといわれています。

○黄色ニキビ
「膿疱性面疱」と呼ばれます。赤ニキビや黒ニキビが悪化して化膿し、黄色い膿(うみ)のたまった状態をいいます。化膿して膿がたまっているので、他のニキビより、一層清潔にすることを心がける必要がある状態です。スキンケアに加えて医薬品などを用いて早めに対処するようにしましょう。

○紫ニキビ
炎症がおこった後に発生する状態。他のニキビと違い、実際に面疱があるわけではなく、面疱が起こした炎症によってまわりの組織が破壊され、それを修復するために欠陥が新たに増殖されたり、ニキビの炎症によってできた瘢痕組織が赤紫にみえたりする状態をいいます。ときに内出血を起こしたりする場合があり、それを俗に「紫ニキビ」と称したりします。

ニキビは、できはじめの段階で適切に対処することが治りやすさのポイントです。気になるからと手で触ったり、症状が進行してしまうとニキビ跡として残ってしまう原因になりかねません。できてしまったニキビは極力刺激を加えないようにし、ていねいなスキンケアを心がけましょう。大人ニキビは、睡眠不足などの生活習慣の影響も大きく影響します。また乾燥肌でも起こるので生活習慣の見直しだけでなく、スキンケアと同時に適切な保湿も重要な治療ポイントとなってきます。

◆ニキビ跡もケアしたい
ニキビ跡には、次の三種類がみられます。

○赤み
内部にニキビの炎症が残っていたり、毛細血管が見えている状態をいいます。

○色素沈着
跡が茶色っぽくみえるのは、皮膚を守ろうと大量に生成されたメラニンが原因です。
炎症後の色素沈着は、ほとんどの場合時間とともに肌のターンオーバーによって自然に目立たなくなります。

○クレーター
ニキビの炎症が激しく、組織が破壊されてしまった状態。
破壊によってでこぼこになった組織は、そのまま皮膚の表面に凸凹を作ります。ぼこぼことしたクレーター状のニキビ跡は治りにくく、人によってはケロイド状態になってしまうこともあります。

ニキビができた最初の段階で手で触りすぎるなどの刺激が加わると、ニキビ自体が悪化して残りやすくなってしまいます。ニキビ跡の発生を防ぐためには、最初の段階でしっかりと治してしまうことが大切です。悪化する前に早めに皮膚科に相談するのも一つの方法です。

◆ニキビと似ている病気
大人ニキビと似ているけれど、違う症状や疾病のものもあります。病気の場合は、悪化させないためにも早めに外来を受診しましょう。

○毛のう炎
「毛包炎」と呼ばれるもの。毛包の浅い部分に黄色ブドウ球菌等の細菌が付着・感染して炎症を引き起こす病気です。軽いかゆみを伴った赤い膿疱が、頭皮にできることもあります。


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毛包性細菌感染症の分類(清水宏『あたらしい皮膚科学第2版』より)

○おでき
毛のう炎が進行したもの。毛包の深い部分とその周囲が炎症を起こし化膿した状態になります。中心が盛り上がった膿栓がみられるのが特徴です。他にも皮膚がかたくなり、ズキズキとした痛みや赤み。発熱などを伴います。

○面疔(めんちょう)
面疱の先端に口がなく平面で、内側に膿が留まってしまい、出口を失った状態のもの。場所によっては切開できなかったり、放っておくと皮膚の表面が腐る可能性があるため、早めに皮膚科を受診しましょう。また、万が一顔にできた面疔で切開が必要になった場合、皮膚科や外科の手術は傷が目立つ切開方法をとられることが多いため、美容外科での手術をお薦めします。皮膚科からの紹介状や、面疔の治療をしてくれる美容外科を受診しましょう。早期であれば投薬治療で十分改善することができます。

○脾粒腫(ひりゅうしゅ)
直径1~2mmの大きさで白か、黄白色のぽつぽつとした隆起。下瞼にできることが多く発生します。角質を主としますが、脂肪の塊と考えられがちです。

○粉瘤(ふんりゅう)
顔面や頭部によくできる腫瘍です。腫瘍といっても良性で、大きさは直径1~2cmのことがほとんどですが、まれに10cm以上のものも見られます。通常自覚症状はないことがほとんどですが、悪化すると赤みや腫れなどが現れる場合があります。腫瘍を強く押すと悪臭を伴った物質がでてくる場合もあります。

◆ニキビができる部位

大人ニキビは、思春期とは違いフェイスラインを中心に首などにできることがほとんどです。また顔以外にも体にもできる場合があります。思春期と違い、皮脂の多い場所にできる大人ニキビは体にできるときも皮脂が多い部分にできることがほとんどで、部位でいうと、胸や背中の他頭皮などにもできることがあります。一方皮脂腺がない掌や足の裏にできることはありません。掌や足の裏にできた場合はニキビではなくおできや腫瘍の可能性がありますので、早めに皮膚科や外科を受診しましょう。

◆大人ニキビの予備知識

一般的に疑問に思われることと、ニキビの因果関係について解説します。

○チョコレートなど甘いものとニキビの関係
現在の時点では、食生活とニキビの明確な関連性の報告はありません。あまり気にする必要はないといってもいいでしょう。健やかな肌を育てるためにバランスの良い食事を規則正しくとることは大切です。皮脂が多い場所に大人ニキビができやすいという事実は忘れないようにしたいですね。
また食べ物でいうと、甘いもの以外に脂分を多く含む食べ物は大人ニキビをできやすくします。健康を考えたダイエット食として、ナッツ類をよく食べる方が増えていますが、ナッツの種類によっては含まれる脂分が大人ニキビを誘発するため注意が必要です。

○ニキビになりやすい体質
俗にオイリー肌といわれる脂性肌だと、ニキビができやすいと思われがちですが、実は皮脂の分泌をおさえたからといってニキビが改善されるわけではないのです。大人ニキビはむしろ、乾燥する部位にできやすい方が多いといいます。乾燥している部位には積極的に保湿するようにしてケアすることがポイントです。大人ニキビの大きな原因のひとつが肌バリア機能の低下によるもの。大人ニキビケアの重要なポイントのひとつがこの肌の保湿です。ニキビ用の化粧品などを上手に使って肌の保湿を心がけ、肌の環境改善を行いましょう。

○ニキビは、うつるの?
ニキビは伝染性ではないため、他の人から移ることはありませんし、移すこともありません。ニキビの原因として考えられているアクネ菌は皮膚の常在菌であり、感染性はないと思っていいでしょう。

2. 大人ニキビができてしまったら?

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■できてしまってからの改善法
大人ニキビができてしまったら。基本的にメイクは控えた方がいいとされています。毛穴を清潔にした方が改善するのが早くなるからですが、とはいえ日々の生活をノーメイクで過ごすのは、働く女子たちには、なかなか厳しいもの。先にも書いたように、大人ニキビの予防のためにも、日々のクレンジングをしっかりするように心がけましょう。肌や、顔の毛穴を清潔に保つことは重要なポイントのひとつです。外出から戻ったらまずメイクを落とすなど、できるだけ肌の上に油分が載っていない状態を保つようにしましょう。その上で、日々のメイクには「ノンコメドチェック済み」の記載のあるメイク用品や、油分の少ないものに切り替えて大人ニキビの悪化を防ぐよう心掛けることが大切です。
またニキビを隠そうとコンシーラーを厚塗りするのもお薦めできません。ニキビが治るまでのメイクは、ニキビがある部分を避けてファンデーションを全体に薄く広げ、ポイントメイクを目立たせたり、ハイライトの光効果を利用するなど目線をニキビからそらすテクニックを取り入れてしのぐようにしましょう。どうしてもニキビが気になってしまう、という場合は低刺激で油分が少ないファンデーションをニキビの上に薄くカバーするようにのせるか、皮膚色の保護クリームを使うことをお薦めします。
また大人ニキビは背中にもできることがあります。入浴時、背中をしっかりと洗う癖をつけると、改善されることが期待できます。100均などで売っている背中をしっかりと洗うための道具などを使い、毛穴までしっかりと洗うように心がけましょう。

ニキビをつぶして治すという方がたまにいます。特に目立つ赤ニキビなどはつぶしたくなってしまうと思いますが、それは極力避けるようにしましょう。赤ニキビだけに限らず、ニキビを触ったりつぶしたりすると、かえって悪化させる原因になりかねません。できるだけつぶすことは避けましょう。余分な皮脂を取り除くといった意味でも、ニキビのケアにはていねいな洗顔がかかせないものとなります。すでにニキビができてしまっている場合、弱酸性で刺激をおさえた洗顔料や、ニキビ専用の洗顔料を選ぶといいでしょう。
ニキビが悪化した状態が長く続くと治りにくくなるのはもちろんですが、跡が残りやすくなる場合があります。気になるときは早めに皮膚科を受診して相談しましょう。

■大人ニキビを防ぐには?

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◆大人ニキビ肌別予防法

大人ニキビを防ぐ、肌タイプ別のスキンケア方法をまとめてみました。

○脂性肌
1日2回は洗顔をし、余分な皮脂を取り除くことが大切です。油分をおさえた洗顔料を使えば、さらによし。スキンケアアイテムも脂分をおさえたものがオススメです。

○乾燥肌
乾燥肌だから大人ニキビは大丈夫、という油断は禁物です。皮脂が乾燥すると、肌バリアの機能が低下して外部からの刺激を受けやすくなってしまいます。ターンオーバーの乱れも招きやすく、結果ニキビができやすくなってしまうのです。乾燥している部位に対して適度な保湿を心がけ、ニキビをケアしましょう。

○混合肌
乾燥した部分と、オイリーな部分が混在している肌質を混合肌といいます。実は多くの人が混合肌であるといわれているのです。皮脂が出やすいTゾーンを中心にていねいに洗顔し、乾燥部分には保湿をするよう心掛けたニキビケアを行いましょう。

○敏感肌
ただでさえ刺激に弱いのが敏感肌です。使用する洗顔料、スキンケアアイエム、メイク化粧品など可能な範囲はできるだけ敏感肌用のタイプを選ぶのがいいでしょう。肌への刺激をできる限り控えることがニキビ抑制につながります。

◆ニキビ予防の食事法

無理なダイエットで食事で摂取すべき栄養が不足していたり、栄養バランスが偏ったりすると便通に影響が出て大人ニキビの発生や悪化につながる場合があります。特定の食べ物と大人ニキビの関連性は明確になっていませんが、健やかな肌や美肌を育て保つためにも栄養バランスの摂れた食事をすることはとても大切です。なかでも大人ニキビの予防や改善にはビタミンがとても役に立ちます。積極的に摂るようにしましょう。また、大人ニキビの代表格でもある背中ニキビも食生活の見直しが治療に大切な役割を果たします。食事からの栄養が偏ったり、不足したりすることで背中ニキビを悪化させたり、発生を招いたりすることがあるからです。肌を健やかに保つためには、栄養バランスの摂れた食事を意識することが大切です。背中ニキビも、顔のニキビケア同様にビタミンの摂取を心がけましょう。

◆生活習慣を見直そう
大人ニキビは、生活リズムの乱れが肌に影響してターンオーバーのリズムが崩れてニキビができやすくなってしまう場合があります。睡眠不足も大きなニキビの原因となります。夜更かしや朝寝坊を控えて規則正しい生活を心がけましょう。

◆ストレスを解消しましょう
ストレスそのものが皮膚の免疫力を低下させ、ニキビの炎症が強くなったり、皮膚の再生力を低下させたりします。またストレスフルな状態の現れとしてニキビを無意識にいじったり、睡眠不足を招いたりしてニキビの悪化を誘発したり、影響を与えたりすることがあります。これは顔のニキビ、背中ニキビとも共通です。気分転換をしたり、ゆっくり休んだり、またリラックスする時間をとったりしてストレスと上手に付き合っていくことが大切です。また、ストレス解消という意味では適度な運動もストレス解消に役立ちます。体を動かすことで筋肉が緩み、交感神経と副交感神経の交代も促されるため、ストレスが解消されやすくなります。ウォーキングや簡単なストレッチだけでも効果が期待できます。また、ジョギングなどして汗をかいた場合、背中ニキビなどは清潔にすることを心がけましょう。

3. 大人ニキビに効くおすすめ市販薬・サプリ

◆最新ニキビ治療法

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医療技術の進歩とともに、ニキビの治療法の選択肢が広がってきています。注目すべき最新治療法について、まとめました。
従来の治療法は、抗生剤の外用や内服中心だったニキビ治療ですが、医療技術の進歩によりさまざまな選択肢が増えてきました。2008年に発売開始となったレチノイド外用薬「アダパレン」もそんなひとつです。特徴として赤ニキビなどすでに炎症を起こしているニキビを早く治せるほか、毛穴の詰まりを取り除くことで白ニキビを赤ニキビへ悪化させることを抑制する働きをします。その他にも、最近注目されているのが新薬の「BPO(過酸化ベンゾイル)」です。アメリカではすでに市販薬として用いられていますが、アダパレンと併用することで特に重い症状のニキビを高い効果で治療することができると期待されています。抗生物質を多く用いる治療では抗生物質が効かない耐性菌の出現が大きな課題となっていましたが、BPOはこれまでに耐性菌の存在が報告されていないため標準治療薬として用いることが推奨されているお薬です。
アダパレンやBPOを利用するには医師の処方が必要となります。刺激性があるので少量を使用するか、または1日おきに使用するなど担当医の指示に従って治療を進めるようにしましょう。

■市販の塗り薬・サプリ

出典:https://www.biteki.com

バリア機能が低下したことが原因で肌が炎症を起こしているニキビ肌。症状改善のためには、その炎症を鎮める成分を摂取することが必要となってきます。
抗炎症・抗酸化効果の代表格であるビタミンCや、免疫UPの期待できる美容液などを使ってダメージを修復できる美容成分を積極的にとりこんでいきましょう。
また、サプリメントも有効な手段のひとつです。サプリメントを選ぶポイントは脂質の代謝に関係しているビタミンB群や、抗酸化効果のあるビタミンCを多く含んだものがいいでしょう。またビタミンB群にはいくつか種類があるので、複数が合剤されているものがオススメという専門家の意見もあります。
毛穴レスの美肌をキープするには、ハリ肌に必要とされる成分を積極的に摂取していきましょう。皮膚の弾力性を保つためにも、タンパク質の多い肉類をとるようにし、ビタミンA・B群、ビタミンD、ピオチンはサプリメントで補います。ターンオーバー促進のケアとともに、ニキビ対策にもとても有効です。ニキビの発生を抑え、さらにできているニキビを早く治したい方はビタミンAの摂取を心がけてみましょう。また、ビタミンC、ビタミンBも重要な栄養素です。生活が不規則だったり、リズムが乱れやすく、肌が慢性的に不安定な人はマルチビタミンを試してみてください。

ある専門家の先生は、大人ニキビだけに限らず、ニキビの治療は『塗薬だけ、飲み薬だけでもダメ』といいます。内と外、両方からケアすることが大切と指摘する専門家の先生が多いのも事実です。わかっていても手軽なのはやはり塗薬ではないでしょうか。そんな塗薬の成分と効能をご紹介します。

◆ダラシン
ゲルタイプ、ローションタイプの二種類があります。アクネ菌や、ブドウ球菌などへの殺菌作用のあるお薬です。

◆アクアチムクリーム
ダラシンと同様アクネ菌やブドウ球菌への殺菌作用のあるお薬です。

◆リンデロン

そもそもニキビの保険適用の薬ではないリンデロン。ニキビ治療薬として処方する先生もいるようです。ステロイド系のお薬なので、炎症を抑える作用はあります。反面皮脂分泌を促進し、ニキビの炎症スイッチを押してしまうTRLを増強してしまう働きがあります。その結果、逆に新たなニキビを作ってしまうという悪循環に陥ってしまう可能性があるため注意が必要です。アトピーや接触性皮膚炎の治療には使われるお薬ですが、ニキビの場合一時的に炎症は抑えられても根本解決にはならないので、気をつけましょう。

◆ゲンタシン
抗生物質のお薬。擦り傷や切り傷、細菌性皮膚炎、おできの治療に用いられます。リンデロン同様本格的ニキビ治療薬としては役不足で、補助療法といえるお薬です。

◆テラ・コートリル

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赤ニキビのほか、黄ニキビもできはじめたら、ステロイドが配合されているニキビ薬にトライしてみましょう。テラ・コートリル軟膏はステロイドの中でもヒドロコルチゾンを使っているため、比較的安全性が高いお薬です。1~2日使用してみて、効果を感じないようなら使用を中止し、すぐに皮膚科を受診するようにしてください。

■ニキビ薬を塗るタイミング

とかく忙しい現代の女子たち。ニキビケアは朝晩スキンケアと同時に行っている人がほとんどではないでしょうか。では、ニキビケアのための塗薬はいったいどのタイミングで塗れば一番効果性が高いのでしょうか。

◆塗薬の塗り方

ニキビ用の塗薬は基本顔に塗るものです。そのため、使い心地も重要なポイント。特に昼間もニキビ治療薬を使うなら伸び具合やべたつき加減などつけたときの触感は最も気になるところですよね。使用感にも注意して、なるべくサラリとつかえるものを選ぶようにしましょう。昼間も使うニキビ薬はメイクの下につけられるかも重要なポイントとなります。日ごろメイクをする場面が多い方は、メイクとの併用が可能かどうかを事前にチェックしてから使うようにしましょう。また、鼻に近い部分につけるときは、香りも重要なポイントとなります。「無香料」とうたっていながら、薬品の香りや硫黄の独特な香りが残ってしまっている残念なものも……。香りに敏感な方はご注意ください。

◆化粧水からor塗薬から
病院処方の薬には、ローションタイプ、クリームタイプ、ゲルタイプなど種類があります。その薬のタイプによって塗る順番を変えていく必要があります。一般的にスキンケアや油分の少ないものから多いものという順番でつけていきますが、塗薬も同様につけていきます。脂分が多い塗薬なら化粧品の後に、水分が多いローションタイプのものは乳液やクリームを塗る前につけるようにしましょう。

◆回数を塗り忘れたときは

薬を塗り忘れたからといって、極端に症状が悪化することはないとされています。塗り忘れに気づいた時点で塗れば問題ないでしょう。
薬の塗り方は、以下のような方法が効果的です。

①スキンケアアイテムは優しく手で肌に乗せる。
ニキビができやすい部分全体に、鎮静効果の高い化粧水、ニキビケア美容液を載せる。
このとき、肌をこすらずに垂直にふわっと優しく載せるようにする。
② 濡らした綿棒の先端でニキビの脂分を取る。綿棒でオロナインなどの薬を少量、ニキ
ビに直接塗る。その上から医療用サージカルテープを貼って保護するとより治りが早い。

4. オロナインはニキビに有効なの?

ニキビができても、忙しくて病院に行く時間がなかなか取れない人などは、どうしても市販薬に頼りたくなりますよね。そんなときよく話題に上るのが「オロナインH軟膏」です。「ニキビに効果がある」「逆に悪化した」など意見は様々です。
オロナインの主成分は、クロリヘキシジンという消毒薬と同じ成分のもの。かなり軽いニキビなら治ることもあるかもしれませんが、痛みを伴うニキビになってしまったら要注意。オロナインを塗ることで逆に炎症を悪化させる可能性もあります。

市販薬を使って悪化させてしまうより、皮膚科に行って事前にお薬を頂きストックしておくという方法もあります。特に痛いニキビの場合、かなり炎症が進んでいることを意味します。ひどい場合は市販薬に頼らずになるべく早く病院に掛かるのが、ニキビ跡を残さないためにもお薦めの方法です。ニキビを早く治すようにするためには、並行して紫外線対策をしっかり行うことも重要です。紫外線は炎症を招く作用があるため、ニキビを悪化させる可能性があります。ニキビが痛みを伴ったり熱を持っている場合、冷やすという人も多いようですがそれは痛みを一時的に和らげるという目的のためで、冷やすことそのものでニキビが治るわけではありません。またニキビを温めるのは絶対にNGです。炎症を促進してしまい、かえって悪化させてしまいます。オロナインなどは抗菌作用は期待できますが、抗菌作用はあくまでニキビの根本的治療ではなく、補助療法ですので赤みが消えたり炎症が治まるといった効果は期待できません。

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5. まとめ

いかがでしたか?ニキビと一口にいっても部位から治療法まで思春期のニキビとは大きく違うのが大人ニキビの特徴といえます。特に顔以外の体の部分にできる大人ニキビは、薬が塗りづらいなど別の悩みもでてきます。ニキビの種類を正しく理解し、もし痛みを感じるようなニキビができたら早めに皮膚科を受診しましょう。程度の軽いうちは市販薬で十分対応できますが、市販薬は対処療法的な意味合いしか持たないため、ひどくなる前に受診し、ニキビ用のお薬を貰っておくだけでも、いざというときの用心ができると思います。

ライター名:水口

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