【体験談あり!】初めてのお宮参りその後の食事ってどこでする?

この記事でわかること
1.お宮参りってなんのためにするの?その由来
2.お宮参り後の食事会、外食、自宅のメリットデメリット
3.お宮参りで慌てない事前準備の疑問を解決

赤ちゃんが生後1ヶ月前後に行う「お宮参り」そしてお宮参りが終わった後には食事をみんなで食べ、お祝いをすることが多いようですね。
私のように実家が遠方の方は、お宮参りはおろか、食事会も難しい方もいるかもしれませんね。家族はみんなそれぞれ事情がありますし、これが正解という形はないのですが、出産後はお宮参り&食事に限らずイベントが沢山あります。
生後1ヶ月前後に行うお宮参り。知らないより知っている方が何倍もラク!そして節約にもなり「お宮参りって何?」なんて知らずにスルーして失敗する何てことがないようにお宮参りそしてお宮参り後の食事の一般的な傾向と私の体験談をお伝えしたいと思います。

1. お宮参りのお祝い、食事は外食?自宅?

出産後、男の子は31日、女の子は32日、目安としては出産後一ヶ月後くらいに、その土地の氏神様に参拝し、地域の一員となった赤ちゃんを紹介するために、お母さんと赤ちゃんそして父方の祖父母が一緒にお宮参りをすることが一般的なようです。
お宮参りは出産の「忌明け(いみあけ)」でもあり、赤ちゃんが産まれ、健康に育っていることをお祝いすることです。
出産後のお母さんと赤ちゃんにとっては、お宮参りが初めての外出になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
産後のお母さんにとっては赤ちゃんを初めて外に連れて出かける経験はドキドキしっ放しのはず。自分の体調もですが、赤ちゃんが泣き出さないかも心配ですよね。そして、初めての外での授乳やオムツ変えも心配!

地方によってお宮参りの風習が違っていることはよくあることなので、母方、夫方の両親に聞きながら、時には手助けしてもらいながら、準備するのが一番いいのではないでしょうか。
大切なことは、お母さんと赤ちゃんにとって無理がないこと。お金の負担が多すぎないこと。
無理して高級なお店へと頑張るのではなく、リラックスできるいつもの場所やよく知っている行きつけのお店などがあるならそこがよい場合もあります。
高級なお店になると着るものにもお金を使いますし、交通費など、思わぬ出費がかさむ心配もあります。
外食、自宅、どちらがいい、悪いということはありません。
みんなが笑顔になれるお宮参り、食事会になるのが一番です。

2. 外食のメリットは?

お宮参り後、たいていの場合はみんなで食事をする場合が多いようです。
お母さんにとっては赤ちゃん連れでの食事は初めてになると思います。
「ちょっと無理かも・・」と思う時には無理して食事会をする必要はないかもしれません。
お宮参りが終わり次第お開きに、でも構わないのです。
でも、いつかみんなで外食、外出する前のシミュレーションする機会になるかもしれません。

お宮参り後の外食のメリットは・・・

■準備、片付けをする必要がない

人数が多くなればなるほど大変になるのが準備と片付けだと思います。
外食だと準備、片付けからは完全に解放されますよね。
お宮参りの当日は礼服を着る場合が多いと思います。着物などを着た場合は着付けのための前日の準備などにも時間がかかります。
そういった支度する時間を取るために外食という選択をする場合も有ります。
実は家事が苦手なお義母さんからも人気があるようです。

■お宮参り後すぐ食事できる

神社近くのレストランや割烹などを予約しておけば待たされて、赤ちゃんが泣き出してしまうなんて心配もなさそうですね。
家族がたくさん集まると、食べたいものの好みが合わないこともしばしばあることかもしれませんが、事前に家族同士で何を食べたいか、どこで食べたいか、予算は?などを打ち合わせしてみてもいいかもしれませんよ。

■産後初めてのご馳走が食べられる

出産後一ヶ月はきっと食事をとることもままならない時期。
時には「こんなものが食べたい」とわがままを言ってみてもきっと許してもらえると思いますよ。
できればお座敷など、お母さんが赤ちゃんを寝かせたまま食事をとることができるような場所を選びたいですね。

最近のホテルなどでは「お宮参りお食事プラン」などがあり、大抵個室でベビーベッドの貸し出しやプレゼントなども付いているプランもありとても人気があるようですね。
お宮参り後に外食をしたいと考えている方はホテルも要チェックです。

3. 自宅のメリットは?

お宮参り後の食事は地域によっては自宅でお祝いになることもあるようです。
自宅でなくても、夫や妻の実家などで食事会をすることもここでは自宅としています。
どちらにしても気軽に、リラックスできて、カジュアルにそして節約も出来るのがいいところですね。
ちなみに私はお宮参り後夫実家で食事会をしてもらいました。
しかも全部夫両親持ちで!ありがとうございます!

自宅での食事のメリットは・・・

■いつもの空間でリラックス出来る

赤ちゃんとお母さんがいつも過ごしている空間で安心してリラックスして過ごせるのが自宅での食事の最大のメリットかもしれません。
いつもとちがった環境ではお母さんも緊張しますが、それが赤ちゃんにも伝わっていつもより泣いたりぐずったりするかもしれませんよね。お宮参りと記念写真の撮影を一緒にしたりするとお宮参りが終わった後には赤ちゃんもお母さんもクタクタになることも。
お宮参り後はリラックスして食事したいというあなたには自宅がおすすめです。

■周りに気を使わなくていい

オムツ替えや、授乳がしやすい、あかちゃんがぐずって泣いても大丈夫なのも大きなメリットです。赤ちゃん連れの外出は何かと気を使うもの。それが初めてのこととなるとなおさら緊張するものだと思います。
赤ちゃんが眠ってしまったら添い寝してあげることもできるのはお母さんにとっても楽チンかもしれませんね。
産後一ヶ月はまだ育児にも慣れていない時期。外出も暑すぎる夏や寒すぎる冬は産後のお母さんと赤ちゃんにとっても辛いですよね。

そんな時には無理をせず、産後一ヶ月にこだわらずお宮参りの時期をずらしてみるのもいい選択かもしれませんよ。

■(外食より)お金を使わなくていい

自宅で食事となると大抵は仕出しや出前などテイクアウトになると思います。
お祝いのために外食となると結構な出費になることもありますが
外食よりはお安くお値段を抑えることもできるかもしれませんね。
準備もしなくていい、片付けなくてもいいこともポイントが高いです。
自宅ではなくて、夫、妻どちらかの両親宅で食事となった場合でも、両親に負担をかけるなんて気兼ねをすることもないと思います。

4. 食事会、だれが支払う?

お宮参り後の食事会は誰が支払いをするのが正しいのかは実ははっきりと決まっているわけではありません。
お宮参りはお祝いですから、両親が支払ってくれる場合もありますし、
ご祝儀などをいただいた場合はその中から支払う場合や、自分たちで払う場合などケースバイケースで柔軟に対応してもいいと思いますよ。
お宮参り前に両実家とよく話し合ってそれぞれの負担割合を決めるのが最近の傾向としてあるようです。

5. 外食・自宅、食事会で大変だったこと【私の体験談】

私は8ヶ月で早産し、千葉に住んでいて、実家は鹿児島で里帰り出産も出来ず、出産から4ヶ月後に過労で帰省した時にお宮参りをしました。遅いですよね・・・。
その時の私の体調は最悪、帝王切開の傷のせいでまだお腹も痛くて、これまでの人生の中で一番クタクタに疲れ切っていましたが、夫の両親がとにかく孫に会いたい、顔が見たいとのことで泥のように疲れた体に着物を着付けお宮参りに行きました。

お義母さんは気がきく人優しい人なので、私は一切準備をすることもなく、そしてお金を出すこともなくつつがなく夫実家でお祝いしていただきました。

そして、写真撮影までしてもらいました。本当に感謝しています。

正直な気持ち、「出産して4ヶ月も経っているのにお宮参りって・・・」とも思ったのですがしておいたほうがいいですよ!両親を喜ばせることのできる、数少ないイベントのうちの一つだと私は思います。
そのくらい、(お金も出さないのに!)お義母さん、お義父さんには喜んでいただきました!
私は39歳の高齢出産なので、親も高齢なのですが、私自身大人になってからでも、お宮参りくらいで、こんなに親を喜ばせることが出来るんだ!ってちょっと嬉しかったですね^^

6.まとめ

最近の傾向としてお宮参りをしないという選択をする方も増えてきているようです。
その理由は核家族化だったり、実家から離れて住んでいたり、そもそもお宮参りの意味を知らなかったりといろいろあるようです。
お宮参りの本来の意味は、本来命がけの出産を無事に乗り越えて赤ちゃんを産み落とし、その赤ちゃんが健康に育っていることをお祝いするための室町時代から続く行事なのです。
無理してお宮参りや食事会を開く必要はありませんが、赤ちゃんを見たい、抱っこしたい、
そしてできれば誰かに見せたい!そんなご両親の気持ちを満たす親孝行のための機会と考えてみてはいかがでしょうか?
地域によっても風習は様々。でも、赤ちゃんが元気に育ってくれることを願う気持ちはいつの時代になっても変わらないのではないでしょうか?
お宮参りの食事会でお困りの方にこの記事が参考になれば嬉しいです。

ライター:北薗