【はじめに知って賢く選ぶ】お家にぴったりな子供の椅子選びあれこれ

この記事でわかること
1.賢い子供椅子選びのポイントはこれ!
2.子供椅子2種類それぞれのオススメ
3.子供椅子が手作りできちゃう?!

 

最近の子供椅子は「子供とともに成長(変化)していく」というものや、居住空間にもしっくりくる、といったものに注目が集まっています。子供の成長に合わせて椅子の座面・使い方が変化していくものや、生まれてくる子供のためにデザイナーがデザインした椅子など、新しい試みも始まっている子供椅子の世界。成長するにつれて買い換えていくより、思い出とともに使い込んでいく方が育児も楽しくなります。ここでは、あなたのお家とお子さんにぴったりの子供椅子を見つける方法を紹介します。

1.子供椅子の選び方

出典:http://fqmagazine.jp

子供椅子と一口にいっても、様々な種類があります。特に初めてのお子さんの椅子を選ぶときには何を基準に選べばいいか迷ってしまいますよね。日々成長していく子供、それに合わせてできるだけ長く使えるものを選んであげたい。そんな椅子選びのポイントをいくつかあげて見ていきましょう。

おおまかにみて、子供椅子選びには次の3つのポイントが挙げられます。

【1.ライフスタイルに合わせる】

はじめての育児中の方がまず知っておきたいのが、主要な子供椅子には高さが2種類あること。店頭やネットなどで見たとき「ハイチェア」「ローチェア」という文字を目にすると思います。これは椅子の高さのことですが、生活シーンやお住まいの家具のスタイルによって使い分けるのがいいでしょう。ダイニングテーブルを使っている方は食事に使えるハイチェアが便利ですし、リビングで過ごすにはローチェアの方が使いやすい。ハイチェア、ローチェア両方の機能を備えたハイ&ローチェアというのもあります。こちらについては『ダスキンかしてネッと(https://www.kasite.net)』などでリースも利用できます。ハイ&ローチェアに関しては8か月くらいでハイチェアが怖いという話や、衛生面での不安などの声も聴かれます。心配な場合はレンタルを検討してみてもいいかもしれませんね。

【2.できるだけ椅子の高さが調整できるものを】

子供椅子を選ぶときは、できるだけ子供さんの成長に合わせて椅子の座面が変化していくタイプのものを選びましょう。ハイ&ローチェアは「椅子の高さ」は調整できますが「座面の高さ」が調整できるわけではないので注意が必要です。椅子の高さは座ったときに床に足がつくのが理想的です。座りにくそうにしていないか、姿勢が悪くなっていないかなど子供さんの背の高さと座面の高さがあっているか確認してあげましょう。座面と背の高さが合わないと、どうしても姿勢が悪くなります。一度悪い姿勢で癖をつけてしまうと、矯正するのはなかなか大変です。成長にも響くので、しっかりチェックしてあげてくださいね。

【3.デザイン性も重要】

子供椅子とはいえ、インテリアの一部になります。機能性も重要ですが、常に室内空間にあるもの。既存の家具とのバランスや見た目にもこだわりたいですよね。最近の子供椅子とってもオシャレなものが多いです。インテリアとしても十分主役級の存在感を放ち、選ぶのに迷ってしまうかもしれません。インテリアとしてもあなどれない、子供椅子選びを楽しんでくださいね。

2.おすすめの座卓用子供椅子


出典:http://shop.hiromatsu.org

それでは、お薦めの座卓用子供椅子について、ご紹介していきましょう。座卓椅子は「ローチェア」といわれるタイプの椅子になります。3歳くらいまでは、低めのテーブルで使えるローチェアは、遊んだり食べたり、いろいろな場面で便利です。木の温もりが感じられる本格的なローチェア。工房で創られる椅子は子どものころから本物志向に育てたいご家庭にはぴったりですね。金額的にリーズナブルにしたいけど、ちょっとオシャレで本格的な子供椅子を希望するという方にはこちらの豆椅子がお薦めです。


出典:http://dimdim.shop-pro.jp

座ると「プー」と音がする豆椅子は、子供椅子の定番中の定番。この時期だけの可愛いアイテムのひとつともいえます。座面にするのにお気に入りの生地を持ち込めたり、衛生面でも管理がしやすいように塩化ビニールで覆ってくれるのもうれしいところ。またお店によっては、音のならない豆椅子もあるようです。座面を思い出の生地でつくってくれるお店もあるようなので、ご興味あるかたはぜひ候補リストに入れておいてくださいね。

3. おすすめのダイニングテーブル用子供椅子

出典:https://www.stokke.com

ダイニングテーブルなど座高の高い椅子で食事をするスタイルのご家庭では、やはり「ハイチェア」といわれる子供椅子がお薦めです。ハイチェアを選ぶときのポイントは「衛生面で管理しやすい」こと。特に食事椅子として子供椅子の購入を考えている場合、たべこぼしの掃除がどの程度しやすいかなども考えたうえで椅子を選ぶといいと思います。ポイントとなるのは、次の4つ。

1.機能性が高い
2.テーブルなどが取り外せる
3.折りたためるものも便利
4.耐久性や移動を考えた素材

特に2のテーブルは、食事をする、ちょっとした遊びの場としてもハイチェアを便利に使える利点です。一方で、テーブルがあると子供が窮屈に感じる、掃除がしづらいなどのデメリットも。ある程度大きくなったとき、大人と同じテーブルで食事をする専用子供椅子として利用できるなどを考慮すると、テーブルが外れるかどうかは大きなポイントとなりますので、事前によく確認しておきましょう。
また4の素材も重要なポイントです。お部屋間で椅子の移動が多いご家庭ではプラスチックが軽量で便利です。でも、その分耐久性その他ではちょっと心もとない感じがします。インテリアとしてのバランスや、上のお子さんが使った際の重量的な問題も考慮しておきましょう。木製の子供椅子は、重量はありますが安定感はやっぱりバツグン。耐久性、頑丈さもいうことなしです。折り畳みができると収納場所などを考えるときにも便利。子供椅子は「赤ちゃん椅子」ともいえますので、収納のことを考えて選ぶのも一つの方法です。ただ、ハイチェアは折りたためるものが少ないので収納場所が確保できないご家庭の場合、大人でも使えるなど視野を広げて選んでおくといいですね。

4. おすすめの学習机用子供椅子

出典:https://desk.shunoman.com

学習用子供椅子のポイントは、「足置きステップ」。いい子供椅子の定番は「床に足がつくこと」。とはいえ、子供は成長とともに座高が高くなっていきます。そんな悩みを解決してくれるのがこの「足置きステップ」。子供の成長に合わせて足置きを調整することができるタイプのものがお薦めです。

5. はじめてのDIYを子供椅子でやってみよう!


出典:https://diy.eomec.com

いま流行りのDIY。子供椅子で初めてのDIYに挑戦してみてはいかがですか?
本格的木製子供椅子が、木工ボンドとねじで作れてしまいます。ドライバーは使うものの電動工具の使用は一切なくてもつくれるものもあります。「本格的なものは無理だけど、プチDIYはしてみたい」という方には、リメイクがお薦め。壊れて破れてしまった豆椅子の座面の張り替えなど、プチリメイクで見違えるように子供椅子を生まれ変わらせることも可能です。自分の好みに合ったDIYで、楽しんでみてくださいね。

6. まとめ


いかがでしたか?子供椅子とはいえ、居住空間に日常的にあるものなのでインテリアの一部として考えてみた方がよさそうです。また実用面も考慮して家族構成から素材を選ぶなど、「椅子を使う」ことに重きを置いて賢くチョイスするのがよさそう。ネットや店頭で実物を見るなどしてあなたのお家にぴったりの子供椅子を選んでくださいね。なにより使うお子さんが喜んでくれる、思い出に残るような子供椅子との出会いによって、さらに育児が楽しくなったら素敵ですね。お気に入りの椅子に出合えるよう、サイズ感はじめ、事前にしっかり調べてチェックしてみてください。

ライター:水口