【もしかして肺炎?】子供が肺炎になった時に親がするべき対処法

この記事を読んでわかること
・子供の肺炎の症状と種類
・子供が肺炎になった時の家庭でのケア方法
・子供が肺炎で入院になった時の期間や治療法

 

肺炎は、風邪と初期症状が似ているため発見が遅れると重症化してしまう怖い病気です。季節の変わり目、風邪やインフルエンザなどが流行る時期には特に子供や家族の体調管理に十分気を配らないといけませんよね。

どんな病気でも早期発見、早期治療が重要です。小さな子供は自分で体調が悪いことを伝えられないので、パパやママがいち早く気づいてあげなければなりません。少しでも多くの病気の知識を持ち、子供や家族の健康を守れるようにしましょう。子供から大人までかかる可能性のある病気、肺炎の症状や治療法をご紹介します。

1.子供はどのようにして肺炎になる?

肺炎にかかったことがある人は症状など経験して理解できると思いますが、実際に自分や家族が肺炎にかかったことがない場合には判断がとても難しい病気の一つです。私自身、そして私の子供も肺炎にかかった経験がなく、肺炎について調べてみました。

■肺炎になる過程

体内に病気の元となるウイルスや細菌が入ってきた時に、人間は鼻水や咳・熱を出すことで体の外に病原菌を出そうとします。日々の疲れや体力が低下していると免疫力も低下するので、咳による炎症が悪化して病原菌が肺まで入り込んでしまい肺炎を発症してしまいます。マイコプラズマ肺炎の場合は、潜伏期間が2~3週間あるといわれています。感染に気付かず、風邪に似た症状が出始める場合もあります。

■主な症状

一般的なイメージとして、肺炎は風邪と症状が似ていると思われていますが、肺炎は風邪より激しい咳が出ます。痰の量も風邪の時より量が多く、なかなか吐き出すことができません。あまりに激しい咳と痰で、呼吸困難に陥ることがあります。咳が長引き、激しい咳で胸が痛みはじめます。発熱すると高熱が出ることが多く、39度や40度の熱が出ます。嘔吐や下痢、中耳炎、筋肉痛、発疹の症状が出る場合もあり、肺炎だと気が付かないことがあるようです。

■肺炎の種類

肺炎の種類は、主に病原微生物の種類別と肺の感染した組織の種類別に分けられています。肺炎の種類によって、周りにうつる可能性のある肺炎とうつらない肺炎があるようです。医師に診断してもらって、感染の可能性があるかを確認しましょう。発症まで潜伏期間がある種類の肺炎もありますので、他の家族の体調にも気を配る必要があります。

病原微生物による肺炎の種類

●細菌性肺炎
肺炎球菌・インフルエンザ菌・黄色ブドウ球菌など

●ウイルス性肺炎
インフルエンザウイルス・麻疹ウイルスなど

●非定型肺炎
マイコプラズマ・クラミジアなど

肺の感染した組織による肺炎の種類

●肺胞性肺炎
肺胞が炎症を起こして発症した肺炎

●間質性肺炎
肺胞を支える間質が炎症を起こして発症した肺炎

2.主な治療方法

肺炎の治療法は、感染した病原微生物の種類と感染した肺の組織別で治療法が少し違うようです。主に、抗生物質などの薬物治療と肺炎の症状を和らげる対症療法が行われます。

医師の診察を受けて治療法が決定しますが、診察を受ける前に子供の症状を正しく伝えられるように準備をして、病院に行くと医師は診察がしやすくなります。

いつから症状が出始めたか、何日間どんな症状が続いているのかをメモに記入し、病院に向かうようにしましょう。

■抗生物質

抗生物質は、細菌に対して効果があるため肺炎球菌・インフルエンザ菌などの細菌性肺炎やマイコプラズマなどの非定型肺炎に処方されます。

ウイルス性肺炎の場合は、抗ウイルス薬が処方されます。

■対症療法

どんな病気でも病気を発症した場合、医師から処方された薬を飲んで安静にすることが基本です。肺炎は高熱が出るので、こまめな水分補給で脱水症状を防ぐ必要があります。免疫力や体力が低下しているので、消化に良い栄養価の高い食べ物を食べるようにします。

3.家庭でのケア

肺炎は、重症ではない場合自宅療養で治療を行います。家庭でのケアが適切でないと、肺炎が長引く原因となり、重症化して入院が必要になります。適切な家庭でのケアを行うようにしましょう。

肺炎は肺炎の種類にもよりますが、周りの人にうつる可能性のある病気です。医師に聞いて、他の家族が感染しないように注意しなければなりません。そのことも理解した上で、子供の肺炎を家族で治してあげましょう。

■加湿器で湿度を保つ

病気でなくても、空気が乾燥していると咳が出る人も多いのではないでしょうか。肺炎のような激しい咳が出る場合、加湿器で室内の湿度を保つようにしましょう。湿度を保つことで、咳の症状が緩和されます。

加湿器の種類も様々ですが、小さなお子さんがいる家庭では、お手入れが簡単でタンクやフィルターの菌の繁殖を抑えることができる加湿器がオススメです。

■こまめに水分を与えて呼吸が楽な体勢を作ってあげる

肺炎を発症すると高熱が出て、咳や痰で水分が取りづらく脱水症状になることがあります。意識をしてこまめに水分を与えてあげましょう。

そして、肺炎の激しく長引く咳はとても苦しいものです。呼吸困難に陥ることもあるので、呼吸が楽になる姿勢を作ってあげましょう。咳が楽になる姿勢は、枕やクッションを抱えて横向きの姿勢か、背もたれにもたれ頭を上げ、膝を曲げた仰向けの姿勢で呼吸がしやすくなります。お子さんが楽になる姿勢を作ってあげてくださいね。

■入浴や外出は控える

肺炎にかかり家庭でケアする場合は、入浴や外出は控えるようにしましょう。無理せず安静にすることが大切です。

肺炎の症状と体力が低下しているので入浴はせず、体を拭いてあげます。医師から入浴していいか聞いてみるのもいいと思います。判断に困った時は、医師に尋ねるようにしましょう。肺炎は周りの人にうつる可能性がある病気ですので、外出してもいいのか、学校など集団生活をしてもいいのか医師に判断をしてもらうことをオススメします。

4.入院する場合

肺炎は、風邪と症状が似ているため発見が遅れて重症化してしまうことが多い病気です。医師の判断で入院が必要な場合もあります。肺炎で入院が必要になるのは、どんな状態で治療に必要な期間はどれぐらいなのか心配ですよね。私は肺炎の経験がないので、これらのことはとても気掛かりです。

■入院が必要な状態

子供が肺炎で入院が必要な状態は、咳がひどく水分や栄養が不足して脱水症状を起こしている状態が多いようです。激しい咳と痰が原因で呼吸困難になることもあるので、入院することで免疫力を回復させ症状を和らげる治療が必要になります。入院は24時間体制で看護してもらえますが、小さい子供の場合はママが付き添って一緒に入院をしていくことになります。

■治療に必要な期間

入院での治療に必要な期間は、合併症を併発しているなどの症状によりことなりますが、1週間程度で退院できることが多いといわれています。子供自身も入院で不安な気持ちでいっぱいです。病院と相談しながら、早く治るようお子さんの治療を行いましょう。兄弟姉妹がいる場合は、パパや祖父母などに預かってもらうか考える必要があります。

5.まとめ


季節の変わり目や冬場など子供も大人も体調管理が大切ですよね。日々の生活の中で、家族が体調を崩した時に適切な対処法をわかっていると、病気になっても早期発見・早期治療で健康を保つことができます。

子供や高齢者が発症すると重症化しやすい肺炎。正しい知識と判断で重症化を避けることができます。お子さんが体調を崩した時は、早めに病院に行き、家庭でも適切なケアをして病気を治してあげましょう。

ライター:西川

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