離乳食、いつからがベスト?2回食移行期やおすすめ離乳食まで徹底整理♪

赤ちゃんが生まれて、半年。やっと、赤ちゃんのいる生活にも慣れつつある時期に次の試練がやってきます。それは、離乳食です!え?!いつから始めるの?離乳食って何?!何を作ったらよいの?!何も知らない。不安はつのる一方ですよね。周りのママに話を聞くと、色々な離乳食情報があることを知ります。それに加え、インターネットで調べたら、出るわ、出るわ!あまりに多い情報にビックリされたことでしょう。月齢や個々の成長によって、離乳食の進め方も違うのです。ここでは、子どもの成長のために欠かせない離乳食の正しい基本的な知識、離乳食の進め方、おすすめの離乳食を簡単にわかりやすく紹介します。不安や悩みを解決しながら、無理なく楽に離乳食を進めていきましょう。

 この記事でわかること
1離乳食のスタート時期とゴール時期
2赤ちゃんに合った離乳食のベストな進め方
3外出時におすすめ離乳食4選

読むのに必要な時間は約 5 分です。

1. 離乳食、いつからいつまでがベスト?

出典:https://kosodate-march.jp/rinyusyokung6722/

母乳やミルクを飲んで育ってきた赤ちゃんが、少しずつ固さや形のある食べものに慣れ、子どもの食事を摂れるようになるのが「離乳」と言い、この時期の食事を「離乳食」と呼びます。いくつかのステップをふんで、赤ちゃんが大人と同じ食事を食べられるようになるための目安です。からだもこころも無理なく、食事のたのしさを体験し、「自ら食べる力」を育みましょう。

■気になる離乳食のスタート時期は?

WHO(世界保健機構)のガイドラインでは、「5か月までは母乳やミルクから栄養をとり、6か月以降から補完食をとるよう指導されています。」としています。WHOでは、離乳食のことを、「補完食」と呼んでいます。
赤ちゃんが成長していくと、母乳やミルクからの栄養必要量を満たすことが難しくなるため、離乳食が必要になります。厚生労働省『授乳・離乳の支援ガイド(平成17年)』でも、「離乳食の開始とは、なめらかにすりつぶした状態の食物を始めて与えた時を言う。その時期は生後5,6ヶ月ごろが適当である」としています。

早い時期から始めると赤ちゃんの体に負担がかかり、また、遅すぎると栄養不足を起こしてしまいます。赤ちゃんの体調を観察しながら、体調の良い日をみつけて、ゆっくりでも生後6か月には始めてみましょう。

■いつまで?離乳食の終わりのベストタイミングとは

離乳食には、いくつかのステップがあると言いましたが、成長に合わせて、離乳食初期・中期・後期・完了期の4つのステップで進んでいきます。その子のペースで進めていきますが、離乳食が完了するのは、1歳6か月ごろと言われています。形のある食べものが食べられ、母乳やミルク以外の食事から栄養の大部分が取れるようになったら、離乳食完了と言えるでしょう。成長には個人差があるので、離乳食を始めるタイミングがそれぞれ違うように、終わらせるタイミングもそれぞれです。

2.子どもの変化を見逃さず!離乳スタートのサイン

5~6カ月になったから離乳食を始めるのではなく、赤ちゃんの成長に合わせて開始時期を決めであげましょう

見極めチェック
□よだれの量が増えた

□首のすわりがしっかりしている
離乳食を食べた時に食道をきちんと通ることが可能になります。

□支えてあげると座ることができる
自分で座れるようになると、色々なことに興味を持ち始めます。食べることに興味を持つことも大切です。

□大人が食べるのをじっと見つめる
大人真似をして、口を動かし始めます。食べることに興味を持ち始めた証拠です。

□スプーンの先を口に入れても押し返すことがない
赤ちゃんの口のスプーンを触れさせ、嫌がらず、押し返すことの無くなります。

□生活リズムが整ってきた

□歯が生えてきた

赤ちゃんの多くは、下の前歯から乳歯が生えてきます。歯が映えたら、咀嚼回数を出来るだけ多くして、顎の筋肉を使うようにします。歯並び良くなると言われています。

あてはまる様子が2つ3つ見られたら、スタート時期の目安となります。

離乳食は、赤ちゃんはもちろん、ママ・パパも一緒にたのしむことが大切です。
その子に合ったペースで・笑顔で・食べることの楽しさを伝えてあげてください。

出典: https://benesse.jp/contents

 

低出生体重児の赤ちゃんは、お医者さんからの修正月齢時で考える場合が多いそうです。定期的に診てもらっているお医者さんに相談した方が安心ですね。

3.アレルギー持ちの赤ちゃん…離乳はいつ頃?

赤ちゃんにアレルギーをお持ちの場合でも、必要最低限の原因食物を除いたうえで、厚生労働省策定の『改訂 授乳・離乳の支援ガイド』にもとづいて生後5〜6ヵ月ごろから離乳食を進めていくことができます。日本をはじめ世界中の食物アレルギーのガイドラインでは、鶏卵や乳製品などの食べ始める時期を遅らせたり、予防的に除去したりすることはすすめられていません。不安なママは、かかりつけのお医者さんに相談してください。(参考:https://www.allergy-i.jp)

4.離乳4大期と2回食のスタート時期

■離乳期は4つに分かれるって知ってた?

赤ちゃんの成長の段階によって進め方が違うため、それぞれの時期に合わせて与えてください。

【離乳食初期】  ゴックン期 (生後5か月~6か月)
唇を閉じてゴックンと飲み込む練習をする時期。
回数     1日1回
授乳回数   赤ちゃんが飲みたいだけ
かたさの目安 なめらかにすりつぶした状態
味付け    しない(だし程度)
食材例:にんじん・かぼちゃ・かぶ・だいこん・豆腐・白身魚

【離乳食中期】  モグモグ期 (生後7か月~8か月)
もぐもぐと口を動かし、食べ物をつぶして飲み込む練習をする時期
回数     1日2回
授乳回数   赤ちゃんがほしがるとき(目安は日中5,6回)
かたさの目安 舌でつぶせるかたさ(豆腐くらい)
味付け    調味料を使う場合はごく少量、風味づけ程
食材例:パン(ミルクや出汁スープで煮る)・麺類(茹でたあと米粒くらいの大きさにカット)・いも類・タマネギ・ほうれんそう(葉の部分)・白菜・果物類・赤身魚・鶏ささみ(ひき肉状にする)

【離乳食後期】  カミカミ期 (生後9か月~11か月)
奥の歯茎を使って食べ物をかむ練習をする時期。
回数     1日3回
授乳回数   赤ちゃんがほしがるとき(目安は日中5,6回)
かたさの目安 歯茎でつぶせるかたさ(バナナくらい)
味付け  調味料や油を使う場合はごく少量
食材例:パスタ(食べやすい長さにカット)・とうもろこし・バナナ・きのこ類・しらす干し・納豆・レバー・青魚・豚肉・牛肉(ハンバーグなど)

【離乳食完了期】 パクパク期 (1歳~1歳6か月)
徐々に大人に近い食事がとれるようになっていく時期
回数     1日3回の離乳食と1~2回の補食(おやつ)
授乳回数   離乳食の量が増え、授乳回数が減っていきます
かたさの目安 歯茎でかめるかたさ(肉団子やゆで卵の白身くらい)
味付け    薄味に
ここまでくれば、ほぼ大人と同じ食事が食べられます。

出典:https://ord.yahoo.co.jp

■2回食はいつスタート?

離乳食初期1ヶ月ごろからは、回数も2回食になります。

2回食に進むにあたって、以下のチェックポイントも参考になります。

チェックポイント
・離乳食を始めて1ヶ月が過ぎている
・1回食に慣れてきた
・おかゆや野菜に慣れてきた
・生活リズムが整ってきた

2回食になると、同じ時間に食事ができるように、規則正しい生活をするのも大事なポイントになってきます。朝起きる時間、遊びやお昼寝、お風呂に時間などを決めておくのもよいですね。

5.おすすめ♡離乳食4選

出典:https://millymilly.jp/column/51631

離乳食は、ほんのわずかな期間になりますが、赤ちゃんの味覚・からだ・こころ・絆を育てる大切なプロセスです。しかし、毎日作るとなると、ママの負担の相当です。売られているベビーフードにも手伝ってもらいながら、赤ちゃんとのごはんに時間を楽しんでください。もちろん、旅先や外出時、非常時用として、活用もできます。
ここでは、おすすめの離乳食を紹介します。

 

■bebemeshi レトルトおそとごはん6食セット 7か月頃~ \3,888(税込)

出典:https://bebemeshi-shop.com

無添加の離乳食です。栄養バランスも考えられています。成長に合わせ、食材の大きさや柔らかさを調節。無農薬野菜、有機野菜などなど、こだわりの食材を使用し、食材本来の味と香りを大事にしています。月齢別で商品も揃えていて、お子さまにあったものを選べます。

【公式サイト】https://bebemeshi-shop.com

■Green Mind 赤ちゃんのためのお粥 5か月頃~ \350(税込)

出典:https://www.xgreenmind.co.jp

赤ちゃんの感覚は、匂いや感触でママを認識できます。そんな赤ちゃんには、余計な味付けは必要ありません。食品添加物は使わず、米と水だけを使って、やさしい味わいに仕上げています。五感で、お米本来の風味や触感を赤ちゃんに伝えます。
【公式サイト】https://www.xgreenmind.co.jp

■クック・チャム ママ やさしい出汁パック10g×7包入り \790(税込)

出典:https://cookchummama.com

鹿児島産かつお節、北海道産こんぶのみを使用しています。添加物不使用!!
余分なものは何も加えず2種の基本素材だけを組み合わせ、余計なものは何も加えていません。 正しい味覚を育むために、ぜひ離乳食からお使いください。
袋から中身を出して、素材まるごとお使いいただけます。

【公式】https://cookchummama.com/

■ofukuro  有機まるごとベビーフード 有機米ととろとろ野菜おじや 5か月頃~\410(税\30)

出典:https://ajisenshioji.shop-pro.jp

子どもに食べさせたいと思うものだけを作りました。赤ちゃんになるべく化学調味料等は口にしてほしくないからこそ、徹底的に無添加にこだわっています。有機JAS認定ベビーフードです。無添加製法ですが、レトルト殺菌(加圧加熱殺菌)により、常温での長期保存も出来ちゃいます。
【公式サイト】https://ajisenshioji.shop-pro.jp

6.まとめ

離乳食の用意にはとても手間がかかります。しかし、負担を減らすコツさえ知っていれば、赤ちゃんもママも楽しく食事が出来ます。離乳食を作る日を1週間に一日作り、まとめて作れば、毎日作らなくて済みます。頑張りすぎることなんてありません。まずは、赤ちゃんとの離乳食の時間を楽しめる気持ちの余裕を作りましょう。そして、楽しみながら少しずつはじめてみてくださいね。と言っても、慣れるまでは大変だと思います。赤ちゃんがおいしそうに食べてくれると、離乳食づくりが楽しい時間に変わります。はじめから、頭でっかちにならず、ゆっくり子育てを楽しんでください。

ライター:yoshitomo