【2019年完全版】おすすめチャイルドシートを徹底比較してみました!

子どもの乗車に絶対必要なチャイルドシート。産まれて病院から家に帰るのに、始めて乗せることになる人も多いかと思います。出産準備品の1つとして挙げられる程、すぐ使う可能性が高く、そのあと約6年間関わってくる長い付き合いの大事なものですが、売り場に行くと様々な種類や大きさ、値段に戸惑ってしまうことも。

けれど、命を守る大事なものは、しっかりした選択をしたいですよね。今回は安心して子どもと一緒に車に乗れる、おすすめのチャイルドシートを、年齢別に幅広くご紹介します!

この記事でわかること
・チャイルドシートの必要性
・チャイルドシートの選び方・基準
・使用期間別おすすめシート

読むのに必要な時間は約 15 分です。

1.チャイルドシートは命を守る!

2000年4月から、6歳未満(身長130センチ以下)の子どもの乗車にはチャイルドシートを使用することが義務付けられ、最近ではようやく一般的に基礎知識のレベルで周知されるようになってきました。それでも未だ、子どもをチャイルドシートに乗せなかったことで起こる悲しい事故・事件は無くなっていません。

「なぜ子どもをチャイルドシートに乗せなくてはいけないのか」、それをまずしっかり知っておく必要があります。

大人にはもしも事故が起きた時、体が飛び出さないようにするシートベルトや、衝撃を緩和するエアバッグがありますが、それは大人のサイズで設計された安全機能であり、首が座っていない新生児期はもちろんのこと、一人で座れるようになったとしても、子どもの未熟な骨格・体格ではシートベルトで固定出来ず、安全機能の役割りを果たしません。

また、エアバッグが飛び出す勢いや硬さは、子どもの体では逆に凶器になってしまいます。

さすがに一人で座らせることはなくても、大人と一緒に抱っこして乗れば大丈夫だと判断してしまう人も中にはいますが、これはとても危険な行為。

どのような状況か詳しく紹介しますね。

例:車が時速40キロで走行している

衝突事故が起こったとすると…
その時かかる負担は体重×30倍!
(※子どもの体重がまだ5キロ程だったとしても、瞬間的にかかる負担は150キロ)

これはしっかり抱っこしていれば、でどうにかなる重さではありません!

現に事故が起こり、子どもが怪我や重篤な状況になる時、運転自体は法定速度を守った安全運転であることがほとんどだそうです。これによって、一概に無茶をしたから大きな被害が出る、ということではないことがわかります。

また、よくあるのが「泣いてかわいそうだから」「すぐ近くまでだから」などの理由でチャイルドシートがあっても乗せない場合。いつも以上に安全運転を心がければ平気だろうと思っても、事故は自分だけが気をつけていれば起こらないというものでもありませんし、チャイルドシートを嫌がってすごく泣いたとしても、命を落とすことはありません。

危機感が薄れ、生活の中でつい生まれてしまう慢心や、面倒くさいと思ってしまう気持ちはあるものですが、本当に守らなければいけないものを今一度考え直し、一番優先される子どもの命のために、チャイルドシートの使用は徹底する必要があります。

使用の重要性はもちろんのこと、正しい使い方を徹底することも大事。説明書を見ずになんとなく取り付けたり、ベルトが緩いかもしれないけれど面倒だからと中途半端なことをしては、せっかくのチャイルドシートも宝の持ち腐れ。

実際に、チャイルドシートをしていたにも関わらず、大きな被害が出た場合は、ほとんどがチャイルドシートを正しく使用できていなかったケースだそうです。

チャイルドシートが普及していない時、本当に悲しい事故が今以上にたくさん起こっていました…。その背景があるからこそ、法律で義務付けられるまでになっています。

チャイルドシートがなかった時、本当に子どもを抱いている人が命を背負うことになっていて、そして、それを出来なかった人がたくさんいます。

その重みは想像もできない程なのでしょうが、今はその責任をチャイルドシートに任せてしまえるんです。これはとても恵まれたことです。

取り返しのつかないことは起きるのだ、という危機意識をしっかりと持ち、どんな状況でも安全を第一に考えることが、子どものためにも自分達のためにも大事なことですよね。

2.年齢によって使い分ける

子どもの成長ってとても早いですよね。大人と違って身体の大きさや発達度のブレ幅が大きいので、チャイルドシートは確実な安全性の為、年齢(体重)別に使い分ける必要があります。

大きく分けて3つの使用期間に分類されるので、それぞれご紹介します!

■ベビーシート

生まれてすぐの新生児~1歳半頃まで、体重が約10キロまでの子どもに必要なベビーシート。

首が座っていなくとも安全なように、包み込むようなしっかりとした作りで、進行方向からみて後ろ向きに、45度で固定するものがほとんどです。

これは事故が起きた時に首の座っていない赤ちゃんが、事故の衝撃を一点に受け重症に至るのを避けるため、頭から首、背中の広い範囲に勢いを分散させるための構造です。

タイプによって機能性も様々あり、取り外してキャリーとして使えたり、メーカーによってはベビーカーにドッキングさせることが出来るものなどもあります。

選ぶにあたって人によって様々な基準があるのもこの期間の商品。

■チャイルドシート

9ヶ月から4歳ごろまで使用できる商品が多く、チャイルドシート自体をシートベルトで座席に取り付け、子どもの体をチャイルドシートに付いている逆星形のような5点式のシートベルトで固定できるようになっているものが主流です。

座らせる向きがベビーシートの時の後ろ向きとは違い、進行方向に対して前向きに乗せることができるので、景色やママ・パパのことが見え、あまり泣かなくなる子も多いです。

タイプにもよりますが、ベビーシートと比べるとやや取り付けに手間取る場合も多く、すぐに変えれるだろうと油断していると、土壇場でもたつくことも考えられるので、ベビーシート からの取り替えは余裕を持って行いましょう。

■ジュニアシート

大体3歳から4歳ぐらいになると、ジュニアシートへの移行になっていきます。
ジュニアシートはベビーシートやチャイルドシートとは異なり、座面に付いたシートベルトではなく、車のシートベルトを使うようになります。

シートベルトがきちんと機能するよう、座席を高くしたり、シートベルトの位置を調整することで、正しい位置にシートベルトを通す目的で使用します。

簡易式のものは座面だけがあるタイプで、それよりもしっかりとしたものは背もたれが付いています。

背もたれが付いている方が、姿勢が固定され、シートベルトがズレる可能性を低くできるのでおすすめですが、車の広さ、子供が2人以上いる場合の併用する兼ね合いなどで判断される方もいるので、ご家庭にあったものを選びましょう。

これらのタイプからは、適切なタイミングで適切な切り替えをできるよう、余裕を持って用意しておくことをおすすめします。(切り替えタイミングの注意点は目次3.選び方でもご紹介します!)

中には、ベビーシート にもチャイルドシートにも変形させることのできるタイプや、チャイルドシートとしてもジュニアシートとしても併用できるタイプなど、比較的長期間使える商品もあります。ものによっては、新生児期から学童時期まで使えるものまでありますよ!

また、対応車種などもきちんと確認した上で選びましょう。いざ取り付けようとしたら対応車種ではなかった!となると、返品交換するにしても時間が掛かりますし、万が一壊してしまうと対応できないこともあります。決して安い買い物ではないので、余裕を持って必要事項の確認、検討をしていきましょう!
(対応車種の確認はメーカーの公式HPなどで確認できます。)

3.選び方

いざチャイルドシートを選ぶにしても、どんなものが良いものなのかわからないと決めようがありませんよね。最近はネットでの購入が容易な分、選択肢も膨大ですし、中には安全を守る機能が充分でないものもあります。

チャイルドシートはそれなりに値段も高いので、ダメだったら買い換えれば良いと気楽に考えれるものでもありません。

ここでは失敗しない選び方、安全性の見極め方、他の皆さんの判断基準など、項目に分けてご紹介します!

■推奨体重に合わせる

選ぶ基準とするのは年齢ではなく体重。
子どもの成長はみんなそれぞれ違いますよね。どの年齢でどのくらいの大きさ、というのは決まっていません。

シートベルトやチャイルドシートは肩や胸など、正しい位置に合って始めて機能するものです。もし規定より軽い体重のまま次のクラスに移行してしまうと、事故があった時に簡単にすり抜けてしまうこともあります。規定より重い体重でも、子どもにはとても窮屈で辛く感じます。

表記されている年齢はあくまで目安で、安全を保障する基準は体重なのだと考えてください。

これは「新規に購入する時だけでなく、切り替えのタイミング」も同じです。

特に多いNG行為としてはベビーシートからチャイルドシートへの移行時です。ベビーシート型だと泣いてしまうけれど、チャイルドシートで前を向けば泣き止むから、と、規定体重に満たないのに移行してしまう方もいますが、これは優しさではありません。

実際、チャイルドシートがあっても正しく乗せていないことで、事故の被害が大きくなることがあります。

確かに狭い車内で赤ちゃんの泣き声を聞き続けるのは辛いかもしれませんが、命に関わる守らなければならない大事なこと。どうしても、という場合は、予定が狂ったとしても休憩を多めに取って、赤ちゃんの気分転換をしてあげるなど、赤ちゃんがいれば時間通りにいかないのは仕方ないことだと割り切って対応しましょう!

■安全性の見極め

Eマーク(自マーク)

チャイルドシートを購入するにあたって、絶対に確認すべき項目にEマークというものがあります。

これは国が規定した安全基準を満たした製品に添付されていて、安心して使えるものである証明だと考えてください。

マークに記載されているのはチャイルドシートの種類、使用可能体重の範囲、その製品を認可した国の数字(日本は43)、製品自体に与えられている番号です。

また、2012年6月30日以前は、Eマークではなく、自マーク、というものが添付されていました。このマークの付いているものは改定前の旧基準を満たしているものになります。(自マークの場合、上記の項目に加えて、施工日も記載されています。)

旧基準のものではありますが、こちらも未認可のものというわけではありません。

これらのマークのない未認証のチャイルドシートに関しては、特にインターネットでの購入の際に気をつける必要があります。未認証チャイルドシートの危険性を伝える動画も公開されており、どれほどEマーク・自マークが購入にあたって重要なものなのかがわかるかと思うので、時間のある時に見ておくことをおすすめします。

●装着方法

今まで車へのチャイルドシートの取り付けで一番メジャーな方法はシートベルトで固定するというものでした。しかし、近年は徐々にISOFIX形式が増えてきました。

ISOFIX式とは、チャイルドシート自体に付いている専用のコネクターを、座席自体に付いている差込口に入れてドッキングさせる方法です。

これは取り付けが簡単で、間違えることが少なく、取り付けミスによる事故の確率が大幅に下がることになります。また、従来の形式よりも揺れが少ないので、子どもへの余分な負担も緩和することができます。

しかし、ISOFIX式の最大のデメリットは、使用できる車種が限られているということ。

まず、この方法が始まった2012年7月以前の車種では差込口が無く、接続することができません。それ以降の場合も、全ての車種にこの機能が備わっているわけではないので、購入の際はその製品が、自分達の車種に対応しているかをきちんと確認する必要があります。

また、差込口があったとしても、コネクターの種類が合わないこともあるので、ISOFIXのチャイルドシートを購入する場合は、製品メーカーのホームページなどで対応機種に当てはまるかを確かめてからにしましょう。

■使いやすさ

チャイルドシートによっては色々な機能があり、選ぶ基準にもなります。

例えば座席部分を回転させることができるタイプなら、降ろす際や乗せる際に不安定な体勢で抱っこする必要がなくなります。まだ首の座っていない赤ちゃんも、真正面から乗り降りしてあげられるので、抱っこに慣れていないパパでもスムーズで安心ですよね。

シートの通気性も重要なポイント。夏場に限らず、子どもは大人よりも代謝が良く、たくさん汗をかきます。渋滞などにハマってしまったり、遠出をする時はどうしても乗車時間が長くなりますし、安全のためにチャイルドシートはしっかりもたれる形で乗せるので、大人の様に上半身を起こすことができません。背中やおしり、ふとももなど、接触面も広く、あせもなどの原因になることも。

子どもが快適なドライブを楽しめるよう、出来るだけ通気性の良いものをチョイスするのがおすすめです。

中には車内の雰囲気にこだわりのあるご家庭もありますよね。その場合はカラーで考えるのもアリ。きちんと安全性を備えている製品の中でも、カラーバリエーションは様々。決め手に悩んだら、好きなカラーで選ぶ人もいますよ!

他にも乗せ替えなど、よく取り外すであろう場合は軽量化されたものや、軽自動車などスペースが比較的小さい場合はコンパクトなタイプなど、色んな利点の中から、理想のチャイルドシートを探してみてくださいね!

4.【使用可能期間別】おすすめチャイルドシート

様々な選び方についてご説明してきましたが、それでも製品の種類は膨大で、なかなか決められないですよね。

ここでは安心できる性能で、人気のものをピックアップして使用期間別に具体的な製品をご紹介します!

先ほど紹介した選ぶ条件を踏まえて、わかりやすくお伝えします ぜひ悩んだ時の参考にしてみてくださいね。

■新生児~4歳まで使用可

アップリカ/クルリラAB】

 

出典:https://item.rakuten.co.jp/
対象年齢:新生児〜4歳頃まで
適正体重:2.5kg〜18kg
Eマーク・自マーク:有
取付方法:シートベルト・ISOFIX両方対応可能
回転できるか:できる

赤ちゃん用品ではお馴染みのアップリカの製品。
赤ちゃんを衝撃から守るマシュマロGキャッチというクッションを使用、肉厚に作られていますが、通気性もきちんと兼ね備えています。汗をたくさんかいたたり飲み物を零した時も、シートを取り外して直接洗濯できるので安心です。

130度の角度は足が上がりすぎてお腹に圧がかかってしまうこともなく、赤ちゃんの呼吸を妨げません。足場も広く設計されていて、大きくなっても余裕があり、ストレスを軽減させています。

なにより嬉しいのはシートベルトでの固定もISOFIXでの固定も両方可能であるということ。時には自分達の車だけではなく、親戚や友人の車に乗るなど、チャイルドシートの移動が必要になる時もありますよね。

もしISOFIXのみの対応だと、相手の車の車種によって取り付けられないこともありえますが、これなら問題なく乗せかえることができますよね。

同シリーズで新商品が出ているので、こちらの型なら従来より安く購入できる可能性も。

カラーはモアレブラック、モアレレッド、モアレネイビーの3色展開です。

【アップリカ/クルリラAC】

出典:https://item.rakuten.co.jp/
対象年齢:新生児〜4歳頃まで
適正体重:2.5kg〜18kgまで
Eマーク自マーク:有
取付方法:シートベルト・ISOFIX両方対応可能
回転できるか:できる

クルリラabの次世代タイプ。クルリラabの機能はもちろん備わっていますが、さらに長い間乗せても問題なく快適過ごせるように設計されています。

ワンタッチで変更できる7段階のリクライニング機能、シートベルトの高さを簡単に変更できるフィットアジャスターなど、子どもが車に乗っている間、快適に過ごせる工夫が施されています。

こちらも両取り付け方法に対応していて、比較的サイズもコンパクトなので車種を選ばず使用することができます。

カラーも展開が違い、グレー、ネイビー、ベージュとオレンジのテラコッタがあります。
クルリラシリーズで迷っているなら、カラーで決めるのもありだと思いますよ!

【アップリカ/ディアターン+】

出典:https://item.rakuten.co.jp/
対象年齢:新生児〜4歳頃まで
適正体重:2.5kg〜18kgまで
Eマーク・自マーク:有
取付方法:シートベルト
回転できるか:できる

この製品の一番の特徴は赤ちゃんの体を寝かせてあげられるフルリクライニングのベッド型にできる点。

新生児の時はもちろんのこと、首が座ってからも車の中で寝てしまった時にベッド型にしてあげることができます。

首が詰まって呼吸が苦しくなることがありませんし、ベッド型の際は後ろ向きでなく、横向きになるので、後ろ向きの時に比べると助手席からでも走行中に赤ちゃんのことを確認しやすいです。操作もワンタッチでできるので、難しい手順もなくスムーズに行えます。

横向きにしているとどうしてもスペースは取ってしまいますが、荷物が増えた時は後ろ向きに回転させればOK。こちらも同シリーズで新商品が出ているので、安く買える可能性がありますよ。

カラーはバウンシンググレーとバウンシングブラックの2色。どちらも差し色に赤が入っています。

【コンビ/クルムーブスマート エッグショックJJ】

出典:https://item.rakuten.co.jp/
対象年齢:新生児〜4歳頃まで
適正体重:2.5kg以上18kg以下
Eマーク・自マーク:有
取付方法:シートベルト・ISOFIX両タイプ有り
回転できるか:できる

こちらも赤ちゃんメーカーとして大手のコンビから発売。コロンとしたゆりかごのような見た目は商品名通り赤ちゃんをすっぽり包み込みます。

エッグショックというたまごを落としても割れないほど衝撃吸収率の高いクッションを広範囲に使用。また、1秒タオルという名称のシーツは吸水性抜群で、取り外して洗うことも可能。通気性のためのエアスルー構造によって蒸れを防ぎ、赤ちゃんにとって心地よい空間を作り上げています。

スリープシェルという名称の、すっぽり包むようなサンシェードも標準装備であり、日差し以外にも走行中の騒音、車内の音なども遮れるので、赤ちゃんにとっての寝室のよう。半円型の中ですっぽり収まって赤ちゃんが眠っている姿は、とても可愛らしいですよ。

成長段階に合わせて背もたれを伸ばせ(背面のつまみをスライドさせるだけでできます。)、その子の成長に合わせて少しづつ調節ができます。また、新生児の時は特にコンパクトに出来、横向きにしている時でさえ、充分車内スペースを広く取れるのも嬉しいところ。

リクライニングも3段階あり、片手で簡単操作可能。どの段階でも回転させることができるので、急いでいてもストレスを感じません。

この商品は型番JJ-600 Ltdがベルトタイプ、JJ-650 LtdがISOFIXタイプと、タイプ別に両方販売しているので、どちらでも選ぶことができます。(ISOFIX対応車種は公式HPに記載があります。)

カラーバリエーションはストライプブラックとライトグレー。

ストライプブラックは座面の外側が黒く、サンシェードの生地にストライプ模様で施されていて、ライトグレーが座面の外側がグレーで、サンシェードの生地にダイヤ柄となっています。サンシェードの色は両方同じ黒です。

【入荷未定】【送料無料 ポイント10倍】combi クルムーヴスマート エッグショック JJ-600 ブラウン 116900 / チャイルドシート ベルトタイプ 360度回転式【新生児〜4才頃まで】コンビ Culmove 回転式 クルムーブスマート

【コンビ/ウィゴー サイドプロテクショGンL】

出典:https://www.amazon.co.jp/
対象年齢:新生児〜4歳頃まで
適正体重:2.5kg以上18kg以下
Eマーク・自マーク:有
取付方法:シートベルト
回転できるか:できない

上記のクルムーブスマート エッグショック JJでもご紹介したエッグショックを搭載、頭の横が高くなっていて、体が横に振れる衝撃にも備えられています。

エアスルー構造も搭載されているので、蒸れを逃がし、湿度を調節してくれます。

回転こそしませんが、低重心低座面のため、乗せ降ろしも苦労しませんよ。

足回りもゆったりと設計されているので、大きくなっても狭い思いをさせずに使うことができます。

カラーはブラックとブラウンの2色展開。どちらも落ち着いた大人っぽいカラーリングです。

【コンビ/ウィゴー メッシュ(エアスルー)】

出典:https://item.rakuten.co.jp/

対象年齢:新生児から4歳頃まで

適正体重:2.5kg以上8kg以下
Eマーク・自マーク:有
取付方法:シートベルト
回転できるか:できない

こちらもコンビのウィゴーシリーズ。

この商品の注目ポイントはなんといっても値段。税抜き25,000円と、相当お安くなっています。

他の商品ほど機能が多彩なわけではありませんが、きちんとしたメーカーですし、Eマークで保証されているものなので、安全性は問題ありません。たくさんの機能は混乱する、シンプルなモノが良い、という方にもおすすめです。

シートはメッシュになっており、エアスルー構造も付いているので、たくさん汗をかいても大丈夫。シートはこちらも丸洗い可能です。

色の展開はグレーのみ。深めのグレーで車種を選ばず使えるシンプルなデザインです。

combi チャイルドシート コンビ ウィゴー メッシュ LH[グレーGL]/ チャイルドシート ジュニアシート 固定式 送料無料 代引無料

■新生児~7歳まで使用可

【コンビ/ウィゴー ロング サイドプロテクション エッグショック HH】

出典:https://item.rakuten.co.jp/
対象年齢:新生児から7歳頃まで
適正体重:2.5kg以上25kg以下
Eマーク・自マーク:有
取付方法:シートベルト
回転できるか:できない

こちらの商品の利点は何と言っても、長く使えるということ。これを一台買うだけで、体重25kgまでずーっと使えます。その為、また新しく買い換える際に悩むこともなくなりますし、期間が過ぎて使わなくなったチャイルドシートの置き場所に困るということもありません。

頭部のクッションはエッグショックを使用、柔らかく衝撃を吸収し、しっかり赤ちゃんの頭を守ります。

長く使えるものだからと仰々しい作りではなく、すっきりした見た目と、5.6kgと軽くなっているのも魅力の一つ。また、お値段も38,000円とかなりお得です。

チャイルドシートは安かろう悪かろう、ではなく、基本的に機能が増えれば値段も上がり、サイズも大きくなります。必要なものをきちんと決めておけば、安くても良いものがちゃんとありますよ!

こちらも回転機能はありませんが、座面の重心を低くすることで、乗り降ろしが楽にできます。シートももちろん洗濯できます。

6歳になったから使用しなくて良い、ではなく、きちんとシートベルトを装着できるようになるまではチャイルドシートを使用することが望ましいので、規定を超えた年齢もカバーリングしてくれるのはとても嬉しいですよね。

カラーはネイビーのみ。青みの強いネイビーと暗めのネイビーのツートーンになっています。

■新生児~12歳まで使用可

【グレコ/ロングユースチャイルドシート】

出典:https://item.rakuten.co.jp/
対象年齢:新生児〜12歳頃まで
適正体重:2.5kg〜36kgまで
Eマーク・自マーク:有
取付方法:シートベルト
回転できるか:できない

世界80か国以上で人気のグレコからはなんと、1台で約12歳(身長140cm・体重36kg以内)まで使用できる、超ロングユースタイプが発売されています。

優しく厚みのあるクッションで赤ちゃんをしっかり守り、4段階のリクライニング機能で楽な姿勢を保ってあげられます。

また、成長に合わせて10段階、背もたれを伸ばすことが可能で、大きくなってもしっかり頭を守ることができますし、その操作はとても簡単。ハーネスが連動しているので、面倒な高さ調整もありません

子供にとって水分補給はとても大事。カップホルダーも付いているので、お子さんの飲み物置き場には困りません。お子さんにとっても、″自分の″ドリンクホルダーがあるのは、ママとパパと同じように大人の気分で楽しいですよね。

海外でも利用されているものなので、サイズは大きめでしっかりしています。重さも8.3kgと、他の商品と比べると少し重めですが、持てないほどではありませんし、ずっしりとした重心は安心感もあります。

少し体が大きめの子や、成長の早いお子さんでもしっかり座れ、座面がやや高いので、お子さんから外が見やすく、景色を楽しませてあげることもできます。

また、大きくなってからも背もたれを外すのではなく、背もたれを装着したまま使えるので、途中で眠ってしまってもシートベルトがずれてしまう心配もありません。

若干説明書が見づらい、という声もあるので、公式サイトでの説明動画の視聴をおすすめします。説明書が苦手なタイプの人も、動画なら伝わりやすいかと思います。

お値段も公式サイトで30,000円と超リーズナブル。買う場所によってはもう少し下げられる可能性も高いです。

カラーは1タイプのみ。ブラックを基調としていて、差し色にベージュとレッドが入っています。シックですが、かわいさもあるデザインですよ。

■1歳~11歳まで使用可

【コンビ/ジョイトリップエッグショックGG】

出典:https://www.amazon.co.jp/
対象年齢:1歳頃から11歳頃まで
適正体重:9kg以上36kg以下
Eマーク・自マーク:有
取付方法:シートベルト
回転できるか:できない

1歳から使えるタイプなので、新生児期には車に乗らなかったご家庭や、レンタルで過ごしていたご家庭にはおすすめ。体重36kg・身長145cm以内のお子様に使用できるロングユースタイプ。

頭部と体のサイドにエッグショックを搭載していて、事故の時だけでなく、舗装が悪い道やカーブの多い山道などでも、揺れによって体をぶつけて痛い思いをさせずに済みます。

通気性を考えてメッシュシートにされているだけでなく、本体にもエアゲート(通気口)があり、湿気を溜め込みません。クッションもエアスルークッションを広範囲に採用。たくさん汗をかく夏場も快適に過ごせます。

なにより嬉しいのはとても省スペースなこと。新生児期用の機能が省かれているので、無駄なくコンパクトに収まり、2台置いてもすっきりしています。長期で使えることもあり、ご兄弟がいるご家庭では重宝します。重量も5.1kgととても軽く、女性やご高齢の方にも無理なく動かせます。

ドリンクホルダーも付いているので、お子様も楽しく、ママも楽チンです。

約6歳頃(体重22kg以上・身長125cm)から使用可能になる3段階目のブースタータイプは、背もたれを取り外して座席の高さをカサ増しすることで、正しい位置にシートベルトを留められる用にする形式です。

背もたれは外れてしまいますが、ドリンクホルダーは座椅子部分に付随しているので、そのまま問題なく使用できます。

カラーはネイビーとブラック。両方すっきりとしたデザインで、ネイビーはスマート、ブラックはシックな印象。安っぽくなく無駄がないデザインで、シンプルでおしゃれなものが好きな人にはおすすめ。

【コンビ】ジョイトリップ エッグショック GG(ネイビー NB)/ハイバックジュニアシート/ブースター/1歳頃から11歳頃まで/メーカー保証付き/combi

■3歳~使用可

【コンビ/ムーヴフィットジュニア エアスルー SY(3~11歳)】

出典:https://www.amazon.co.jp/
対象年齢:3歳〜11歳頃まで
適正体重:15kg以上36kg以下
Eマーク・自マーク:有
取付方法:シートベルト
回転できるか:できない

3歳(15kg以上)から使用可能なタイプです。
3歳ぐらいになると複雑な機能はあまり必要なく、すっきりとしたボディで充分になります。車がコンパクトタイプの場合、大型のチャイルドシートは車内をとても狭くしてしまうことがありますが、このタイプは無駄な機能がないので、すっきり収まりますし、見た目も広く感じるかと思います。

シートベルトの補助をする形式のシートで、使用するのはチャイルドシートのハーネスではなく、車のシートベルト。

頭部クッションのサイドにベルトジャストフィッターという楕円状の枠が取り付けられており、そこにベルトを通すことで、子どもの首にシートベルトがかかることなく、肩、胸、腰を正しい形でおさえることができるようになります。頭部クッションは上に引き延ばすことができ、大きくなっても大丈夫。

ハーネスでは苦しそうになってきたら、シートベルトの練習にもなり、快適に乗れるこのタイプがおすすめ。

また、背もたれは取り外しても取り付けたままでも、最後まで使えるので、日中は取り外し、疲れて眠ってしまうかもしれない帰宅時にはつけておく、といったような使い方も可能。

独特の丸と曲面で整えられたフォルムが現代的なデザインで、シルバーのドリンクホルダーも相まってシアターの席のような雰囲気。お子さんの特別な自分だけの席を演出してくれます。

カラーはメッシュブラックのみ。ブラックを基調とし、差し色のレッド、シルバーが目を惹く他ではあまりないデザイン。

ここでおすすめした商品の他にも、ここだけは押さえておきたい!という条件をいくつか絞れば自ずと求めるチャイルドシートが見つかるかと思います。

コンビ Combi チャイルド&ジュニアシート ジョイキッズ ムーバー エッグショック KH ブラック (3才頃~11才頃対象) 産まれたての頭を守る「エッグショック」
コンビ

新生児期から使えるタイプでは起こりにくいかと思いますが、成長してからチャイルドシートを交換する場合は、年齢ではなく体重で判別することを心掛けてください。正しくない使用方法では子どもの安全を守ることができないので、取扱説明書をよく読み、適正体重かどうか、取り付け方に間違いがないかをしっかり確認しましょう。

中には人から譲ってもらった、という方もいるかと思います。その時、取扱説明書がなければ、今は多くの製品の説明書が、公式からネットで公開されています。しっかりと手順通りの取り付け、使用方法を把握しておきましょう。

できれば子どもにも協力してもらい、乗り降ろしの練習をしておくと安心ですよ!

5.まとめ

いかがでしたか?たくさんの種類があるチャイルドシート、お子さんの安全を考えるからこそ悩んでしまいますよね。

あんまり決まらない場合は、レンタルを使用するのも1つの手。あまり乗車機会の多くない人が利用されることの多いレンタルですが、購入希望者でも利用体験として使ってみるのもあり。コストは多少かかりますが、満足できるものを選ぶためだと考え、いくつか気になる商品を借りて使ってみると、自分が求める形が見えてくるかもしれません。

また、中にはママがきちんとチャイルドシートの重要性を理解していても、周りがわかってくれないということもあるかと思います。実際私が出産後、旦那さんに病院に迎えにきてもらった時、ちゃんとつけてきてねと言ったのに、寝坊したからつけないで来た、と言われたことがあります。(もちろん取りに帰らせました。)

今では「チャイルドシートをつけないで乗るなんてとんでもない!怖い!」と言ってくれるようになりましたが、生まれて間もない頃はまだまだパパの自覚が全然足りなかったんだと思います。

子育てに参加しづらいパパは、ママから伝えてあげないと、知識がない分子どものことを大人と同じように考えていたり、危機意識が低かったりします。

他にも、制度がなかったおじいちゃんおばあちゃんの世代など、ママから伝えづらい層にも、まだまだ認識の甘い方は少なくありません。

帰省した時にもしかしたら「抱っこで乗ればいい」と言われるかも…、と心配の場合は、パパにも一緒にきちんと「チャイルドシートは必要だ。」と言ってもらえるよう、まずは夫婦で一緒に重要性を理解しておくことをおすすめします。

ライター:本間