【最新!子供の教育事情】早期教育は子供にどんな未来をもたらす?

 この記事でわかること
・早期教育するにあたっての親の心構え
・早期教育のメリット・デメリット
・最近の人気の習い事・通信教育

 

ママ達は早期教育と聞くと「遅れをとりたくない」「自分の子供も皆と同じスタートラインに立たせたい」「いえ、なんなら人より一歩先のステージに立たせたい」という気持ちが沸きますよね。それが親心というものです。

早期教育は私たちママ世代が第一世代だと言われています。世間が安定して色々なことに目をむけることができる時勢になった頃、始まったのです。その直後から子供への家庭内暴力、子供の引きこもりが増加したというデータもあります。

しかし、子供の可能性をうまく引き出してオリンピック選手になることができたというプラスの事例もあるのです。親が願うように育てられた子供達がどうなっていったのか。果たして早期教育は子供を幸せにするのか否か?ここであらゆる角度から検証していきましょう!

1.親の心構え

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親にとって子供の存在は、一昔前ではお金のかかる存在、あるいは働き手という位置づけでした。現代において子供の存在は「生活や人生を豊かにしてくれる存在」と考える母親は86.5%というデータがあります。そこからもわかるように母親の思い入れが強い傾向があります。そして子供の教育に熱心になっていくのです。その熱心な教育は親の意識次第で子供を伸ばすこともできれば、間違った方法で子供の成長の芽を摘んでしまうこともあります。

はやる気持ちを落ち着かせてここでは子供の教育をどんな心のバランスでどんな方向性で進めていけばよいのか考えてみましょう。

■本当にその教育が今すぐ子供に必要か

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私自身、二人の子供を育ててきましたが、長女は一人目であることもあって私に時間と心のゆとりがあり、0歳から大手英会話教室に通わせました。その割には、現在高校二年生の長女は英語が苦手な女の子です。きっと英会話教室に通っている間に英語が得意になっていくお子さんももちろんいるはずです。ではどうしてうちの子は苦手になったのでしょうか?

人間の脳というのは、特別なことをしなくとも自然と成長していけるだけのプログラミングがきちんと施されています。それは一部の人だけのものではなく、どなたでも人間として生まれてきた時点で安定して備わっているそうです。そのプログラミングを無視して無理に脳をより早く作り上げようとするとことが、早期教育だとみなす考え方があります。

本来、時間をかけて実を実らせる植物が促成栽培されるのと同じようなことが言えるのです。早くに育った植物の実は味も甘みも深みがなく、きれいではあるけれどオリジナリティのない味になることが多いのです。

もともと英語が好きだ、やりたいというプログラミングがあったとすれば0歳からの英会話教室は功を奏し、私の娘を英語の得意な、英会話教室のコマーシャルに出てくるような女の子に成長させたかもしれません。でも、プログラミングにないことをいくら与えてもそれは無意味な結果となってしまうのかもしれません。まずは自分の子供の特性をよく見てみることから始めてみましょう。すると自ずとこの教育が我が子に必要であるかどうかが見えてくることでしょう。

■教育費の予算

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教育費は子供大きくなるごとに沢山必要になってくるものです。親本位で習い事を選んでかけるお金はあってもなくても良いものです。しかし、進学、受験費用は絶対的に支払わなければならないものです。高校までは生活費からなんとか捻出できたとしても、大学ともなればそれでは追いつかない家庭がほとんどなのが現実です。

最近では、奨学金などの返済が追いつかず自己破産する若者も増加しているそうです。安易に奨学金を借りれば将来的に子供の負担となることも考えねばなりません。今、子供の小さなうちに習い事にお金をかけることも悪いことではないですが、その分を将来の大学資金として学資保険などを利用して積み立てることも考えてみてはいかがでしょうか?

だいたい月に2万円程度の積み立てが一般的なようです。将来、「積み立てておいて本当に良かった」と思う日がくることは間違いありません。今、まだ未知数の才能を模索するために教育費を使うのか、将来の子供の負担を減らすために貯蓄するのか、ご夫婦でよく相談して考えてみてはどうでしょうか。子供の教育費にあてる割合をどのくらいにするのか、また何に使用してそれをいつ使うのか、目先にとらわれず子供が自立するまでの長いスパンで考えていく、それが最も重要なこととなります。

2.早期教育は必要?

たくさんの事を学び成長していくスポンジのような吸収力のある幼児期。その時期に親の決めた教育、習い事をしていくというのが早期教育です。我が子の可能性を今のうちに見極めて伸ばしてやりたいと願う親が増え、ちまたでは幼児教室があふれています。

さて、そうなると早期教育は本当に必要なのかと思われるでしょう。早期教育が気になるというママですので、我が子の未来を大切に思われているはずです。ここからは早期教育のメリット・デメリットを挙げていきます。

■早期教育のメリット

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・得意分野を見極め伸ばすことができる
幼児期は右脳がよく働く時期です。早期教育はフラッシュカードなどで、瞬間的に見たり聞いたりしたことを直感的に右脳で読み取る力をつけるトレーニングをします。理論ではなく直観力を鍛えるのは、深々と考える青年期などではあまり発達しないと言われています。幼児期にしか伸ばすことのできない右脳分野を伸ばすというのは確かなメリットと言えるでしょう。

・記憶力をつけることができる
幼児は頭が柔軟でスポンジの様に色々なことを吸収します。幼いうちに集中できて興味のあるものを見つけることはその後の集中力、記憶力をアップさせることにつながると言われています。「好きこそものの上手なれ」という言葉がまさに言い当たります。

早い段階で好きなものに出会うと得意になっていくことが多いのです。国旗を覚える幼児や駅名や電車の種類を大人顔負けの記憶力で覚えている幼児などがその良い例ですね。

■早期教育のデメリット

・インプット教育の様々な弊害
早期教育の代表格「インプット教育」を続けると、「独り言をいう」「奇声を発する」「きれやすくなる」「食欲をなくす」などの弊害が出るというデータがあります。これは脳の重さの成長が関わっています。3歳までに脳が急激に重くなることは確かですが、神経細胞が増えるだけで機能が発達するわけではないと言われています。

この「機能」が未熟なうちに特定の情報を送り込み過ぎると、他の生活で学習しなければならない感情的な部分、他者との関わりに使う脳の領域まで使ってしまうのではないかと言われているのです。インプットばかりの教育はその恐れもあるので、知識があることだけを喜ぶのは安易かもしれません。

・カード教材を使用した記憶の再生は長期的記憶にはならない
記憶は関連情報と結びつくと長期的記憶となります。カード→脳という直接的な記憶は一生ものではないと言えます。幼児期に驚異的に記憶したものが中学生くらいになると「そんなのやったっけ?」と言わんばかりになる子供が沢山いるのはその良い例です。

・子供の自発性を奪う
早期教育はパターン化されそれに対しての反応なので受身的学習が多いようです。そのため、自発的な思いつきは失われ、創造性が発達しにくいといわれています。

・自己肯定感を感じにくい
親の期待に応えることで満足感を得る習性ができてしまうと、自分が喜ぶことよりも親のために努力するので、大人になった時自分らしさがわからなくなり自己肯定感を感じにくくなるといわれています。

・人間性の欠如
早期教育は「もっと早く、もっと高く、もっと正確に」という基本原則が存在し、心を無視するためゆっくりと情緒を育てる教育とは正反対の教育になってしまいます。そのため人間性が欠如した大人になる可能性もあります。

メリットもデメリットも両方からの正論があります。100人いれば100通りのメリット・デメリットがあると捉え、自分の子供を見極めて早期教育を与えていくかどうかを考えていきましょう。

3.人気の習い事

少子高齢化の影響で一人の子供にたくさんのお金をかける傾向があります。それに乗じて習い事業界ではありとあらゆる教室が出現しています。その中でも人気のTOP7をご紹介いたしましょう。

■英会話

子供の習い事ランキングで常に上位にあがってくるのが英会話です。その背景には小学校での英語の授業の必修化があります。そして親世代の英語苦手意識のトラウマによりそれを我が子に克服させたい、などの思惑があります。英会話教室へ行けば100%英語漬けでハロウィンパーティーやイースター、クリスマスなどの行事を体験してプチ留学をさせているような満足感を得ることができます。その上、勉強になるのですから人気が出るのは納得の結果といえますね。

■学習教室

これは小学生以上が大半を占めますが、最近では小学校入学と同時に、学習塾に入るのが人気です。将来やってくる中学受験を視野に入れているご家庭では本格的な受験勉強の前慣らしとして考えることが多いようです。英語よりもまずは母国語の習得が大切という考えが昨今注目されていることもあり国語を習う方が多いのが特徴です。すべては将来の合格のための道ならば早いに越したことはないのかもしれません。

■そろばん

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そろばんは1970年代頃は習い事の定番でした。実は今その人気が再燃しています。算数の能力が上がるだけでなく、集中力や忍耐力もつくと言われています。
そして何より受験の時に有利になるようです。数学だけでなく化学系教科の計算を暗算でやってしまえるのです。2桁×2桁の掛け算も暗算。その分テストの時間内で考える時間を確保でき、理系に進む人には有利に働くといえるでしょう。

■水泳

スイミングは全身運動で体力がつき、風邪をひきにくくなり忍耐力がつくなどメリットの多い習い事のひとつです。勉強関連の習い事が多い中、身体能力系のスイミングは習い事ランキングの1位をとることもしばしば。そして親が子供の泳いでいる様子を見ながら待てるタイプのスクールが多いため、親からしてもなにをしているのかハッキリわかって良いという意見もあるようです。
しかし良いことばかりではなく不特定多数の人の入る水なのであらゆる雑菌に触れることになったり、プールの塩素に肌が負けてしまったなどという意見もあります。

■音楽

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「音感が身についた」と感じるのは音楽を6歳以降に習い始めた人より5歳までに始めたひとの方が格段に多いと言われています。代表的な楽器としてピアノが挙げられますがバイオリンなども人気です。3歳頃はリズム感が身につきやすく、人まねなどをする時期です。その頃にリトミック(リズム音楽)を習いにいく方も多いですね。

4,5歳は聴く力が伸びる時期。この頃に身についた音感は一生ものです。音楽家は知性的な人が多く、それは想像力、数学的能力、空間認知力、作業能力、どれが欠けても難しいのでそれらを一揆に使うことにより総合能力がつきます。もし「この子は音楽が好きそう!」と感じたら何か一つ楽器を習わせてあげると、めきめき上達するかもしれません。

■武道

武道は昔からあって今も根強い人気のある習い事です。「~道」と名のつくものは人の生きる道、精神的指針などそのもののやり方以前のものを身につけることができます。男の子であれば強くあってほしい、女の子であれば護身術として考えられる方も多いのではないでしょうか。

間近に控えるオリンピックでは柔道が大変な盛り上がりを見せています!国内に限らず海外でも注目度の高い武道です。その代表として剣道、空手などもあります。それらは警察署内の道場で教室を開いている場合があり、比較的リーズナブルなお月謝で習うことができるようです。だいたい2000円~5000円くらの価格帯のようです。もし興味があれば近くの警察署に問い合わせてみてはいかがでしょうか。

■サッカーや野球など球技

男の子の習い事の代表格として野球とサッカーがあります。
野球は監督の指示にしたがって動いたり、守備があり役割分担がはっきりしているので自己犠牲の精神や責任感が身につきやすいので、社会に出てからの柔軟性が期待されます。その他、困難をチームで乗り切る姿勢も身につくことでしょう。

サッカーは自身の判断だけでゲームを動かすケースが多く自主性が育まれるようです。世界的に広まっているスポーツなので世界的視野も広まります。脚が速いだけではなく長く走れるかどうかの持久力が培われるのも魅力のひとつですね。

サッカーや野球などは小学生からやっていると中学校の部活でイニシアチブをとって活躍できるため、男の子の自信をつけさせるために小学生のうちから、と考える親が多いようです。

4.親子一緒に楽しめる通信教育

親子で取り組む体験型教材の人気が出てきています。一回、10分~30分で完結でき、毎日ではなく休日に親子で取り組めるタイプなどは手軽で人気も高いようです。最近ではプログラミングの力をつけるための、ロボットを動かすプログラミングを親子で楽しみながら学ぶ通信講座などもあります。教室へ通うよりリーズナブルで昔にはなかった新しい分野の習い事として注目を浴びています。

その他、科学実験講座などは、理系ではないご両親でも子供に理科的体験をさせてぜひ興味を持ってもらいたいと思う方に良い教材といえるでしょう。パパもママも楽しめてコミュニケーションもとれて一石二鳥ですね!

■0~3歳編

・七田式|幼児コース 通信教育

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1日30分。先生はママ。お値段は年間で95000円(税抜き)です。教室に通うより格段にお安い設定になっています。子供の可能性を広げたいけれど、下の子が生まれたばかりで家から出づらいなど、そんな時にもぴったり。また、小学校受験対策にもなるので注目が集まっています。

・こどもチャレンジ

出典:https://www2.shimajiro.co.jp/

ベネッセコーポレーションから出ている「しまじろう」で有名な通信講座。知能面に限らず全体的にバランスよく学べる教材です。DVDとワーク教材にわかれていてDVDはママが家事をしている時に観せるご家庭も多いようです。1ヵ月あたり1650円でリーズナブルなところも人気の一因です。

■幼稚園編

・プチドラゼミ 幼児コース

出典:https://www.shopro.co.jp/dora/

こちらは小学コースのための準備期間で「もじ」は年長の冬までに「ひらがな」を書ける程度までもっていけます。小学校入学で遅れをとらないようにと考える場合、確実にプログラムされているのは安心ですね。

・Z会 幼児コース

出典:https://www.zkai.co.jp/pre/

こちらのコースの「ワーク」の難易度は低いのですが、体験教材の難易度は高め。体験内容自体は幼児仕様の簡単なものです。しかし、この簡単な体験に「予想」「体験」「考察」の3工程をふませるのです。その時にママパパのサポート次第という面もあり、親としては難易度が高いといえるでしょう。

5.まとめ

子供の教育について、まずは「早期教育が必要か不必要なのか」から始まり、習い事のあれこれまで、あらゆる角度から考察してきました。冒頭に私の娘の英会話教室体験談を書きましたが、その後、娘は家庭科領域が得意でかつ、好きであることがわかってきました。今では将来の職業も視野にいれ、自分の意思で理系の勉強を頑張っています。

好きなもの、得意なものはその子供によって違います。親の理想を押し付けることなく、せっかく授かった得意を大切に、そこを伸ばしてやるサポートを親がしていくというスタンスで教育していけば唯一無二の、やる気のある大人になっていくはずです。早期教育を良くするも悪くするも、親の対応や考え方次第なのかもしれません。さあ、今日からお子様の好き!得意!をみつけて未来予想図を描いて、子育てを楽しんでいきましょう。

ライター:清水

【最新!子供の教育事情】早期教育は子供にどんな未来をもたらす?
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