こんなにいるの!?出産から大学卒業までの子育てにかかる費用とは?

この記事でわかること
1.子育て費用の内訳。
2.子どもの出産から大学卒業までにどうしても必要になる費用。
3.子育てしながらの貯金のポイント。

 

夫婦で楽しく子育て!という中で、『子育てには費用が掛かるから』と誰もが一度は不安になって踏みとどまったり、不安に思ったりしませんか?
なかなか子供を作ることができない…とか、子ども一人、大学卒業までに数千万と費用がかかると言われているけれど、そんなに用意できるのか心配…。とか、ゆとりを持って子育てしたいけど、子育て中にゆとりって持てるの?など。
子育てをしながら、ゆとりある生活ができるように子育てに掛かる費用をしっかりと把握して、いざという時に困らないように備えておくことも大切です。
今回は、子育て費用の内訳や貯金のポイントなどに絞ってお伝えしていこうと思います!

1. 子育て費用とは?

まず、子育て費用とはなにか…?についてみてみましょう。

子育て費用というと、単純に「教育費」と思われがちですが、それだけではないんです。子育てに掛かるすべての費用が子育て費用に含まれるのです。例えば、食費、衣服、おもちゃ代、保育費用、レジャー費用など。教育費以外にも該当します。

ということは、今日の晩ごはんも、季節のイベントも、クリスマスプレゼントやお誕生日のプレゼントも「子育て費用」に含まれるわけです。
これら、すべてが子育て費用となると金額は莫大ですよね!

私も子育て経験者ですが、生活の全て=子育て費用と言えるのではないでしょうか?
子育て費用とは、子どもと共に生活していく上で、当たり前に掛かる費用の一環です。子どもが生まれ、大学を卒業するまでの22年間の費用は必然的に大きな金額となるわけです。

では、民間保険会社の調査による、基本的教育費と、公立、私立の学校を卒業した場合の子育て費用の平均的な金額を見てみましょう。

■基本的教育費


出典:http://kodomo-ouen.com/

○子供の私的所有物…約93万円
○出産・育児費用…約91万円
○22年間の食費…約671万円
○22年間のおこずかい額…約451万円
○22年間の衣料費…約141万円
○22年間の保険医療/理美容費…約193万円

基本的教育費合計=約1640万円

■公立・私立にみた教育費


出典:http://kodomo-ouen.com/

○幼稚園2年間
・公立:約64万円
・私立:約147万円

○小学校6年間
・公立:約308万円

○中学校3年間
・公立:約229万円
・私立:約147万円

○高等学校3年間
・公立:約252万円
・私立:約479万円

○大学4年間(私立大学医・歯系コースは6年間)
・国立:約492万円
・私立文系:約604万円
・私立理系:約720万円
・私立大学医・歯系コース:約2,965万円

となります。
公立・私立で大分金額の差が開きますね。

■基本的養育費:約1,640万円+各コースごとの教育費を見てみましょう。

○公立幼稚園~国立大学と、すべて公立で進学した場合
基本的養育費:約1,640万円+教育費合計1,345万円=2,985万円

○私立幼稚園~私立理系大学と、すべて私立で進学した場合
基本的養育費:約1,640万円+教育費合計2,179万円=3,819万円

○私立幼稚園~私立医・歯系大学と、すべて私立と医療系大学で進学した場合
基本的養育費:約1,640万円+教育費合計4,424万円=6,064万円

その他組み合わせは全て公立の金額~全て私立の理系の金額の中間となっており、
約3,180万円~3,703万円となっています。

ざっと見た感じでもかなりの高額です。
大学卒業まで考えると家一軒建ってしまいます…

ちなみに私の長女は私立文化系大学に入学、卒業しましたが、すぐにお嫁に行ってしまいました…

2.貯金のチャンスはいつ?

こんなにたくさんの金額が子育てに掛かる中で、将来的には家を持ちたい!と思うご家族も多いと思います。では、子育中に貯金は出来るのでしょうか…?

■児童手当を貯金に!

計画的に計算して行けば貯金はもちろんできます!
よく言われている貯めやすい時期は「子供が小さい時」です。
確かに、小学校は中学、高等学校ほどお金もかかりません。
子どもが生まれて3歳までは児童手当が一律月15,000円/月 もらえます。
3歳~15歳までは一律10,000円/月 となっています。
子どもの手当は無いものとして全て貯蓄に当てたいものです。

例えば15歳まで全て児童手当を貯蓄した場合。

15,000円×12ヵ月=180,000/1年
3歳まで貯めると540,000円/3年 です。
又、3歳から中学校卒業まで児童手当を貯蓄すると
10,000円×12か月=120,000/1年
15歳まで貯めると1,440,000円/12年 となります。
合わせると約200万円弱も貯蓄することが可能です。

児童手当は生活に左右されずあくまで手当として都道府県村から出るお金です。
少額ずつとかいえ、15年間、しっかりと貯めれば、たとえば住宅購入時に頭金や諸経費に活躍できそうです。

■医療費控除は子育て家計の救世主

児童手当の他にも、子どもが小さい時に貯金しやすいと言われる理由は他にもあります。
子どもが小さい時には、子どもの医療費控除で、医療が安い、もしくは無料で受けられます。医療費の心配がないので、その分として、まとまったお金を貯金に回せそうです。

ここでご紹介するのは、ある自治体の内容です。各市町村、自治体によっては内容が異なりますので、お住いの行政区、または自治体にお問い合わせください。

 

では、医療費の助成制度とはどんなものか見てみましょう。

○乳幼児医療費助成制度(マル乳医療証)
乳幼児が医療機関で受診した医療費の保険診療の自己負担分が助成される制度です。
わかりやすく言うと、保険証で払った医療費が助成される制度です。
ただし、各市町村、自治体によっては一部費用が掛かる地域もありますので、お住いの地域の助成制度をご確認ください。
乳幼児は、免疫もまだ低く、ちょっとしたことから肺炎になりやすかったり、病気も重症化しやすいですよね。そんな時にはとてもありがたい制度です。
ただ、入院時の食事代、や、薬の容器、健康診断、予防接種、選定療養費などの保険適応外の物は対象になりません。

○義務教育就学児医療費助成制度(マル子医療証)
小・中学校のお子様が医療機関で受診した医療費のうち、保険診療の自己負担分の一部が助成される制度です。保険診療のうち、200円を超える額が助成されます。
わかりやすく言うと、診察費が200円以上かからない、ということです。
こちらも、各市町村によって金額が違ったり、中学校卒業までの制度だったり、高校卒業まで助成が受けられるという地域もありますのでお気を付け下さい。

何はともあれ、医療の助成は安心です。
きちんと手当を受けられるようにしっかりと手続きをしておきたいものですね。

また、所得の少ない家庭では、就学援助費など、市町村での手当てを活用しましょう。
就学援助費とは、学校での学用品、入学準備金、給食費、校外活動費、移動教室や修学旅行費、通学費、医療費などを援助してくれる助成制度です。

該当所得などは各市町村のHPでも確認できます。
受けられる援助は忘れずに受けて、しっかりと貯蓄を子どもが小さいこの時期に蓄えたいものです。

3.子供のライフスタイルで変わる費用額

ここまでご紹介した内容でも充分費用が掛かることがわかりました。

もう一点、忘れてはならないのが「子供のライフスタイルで変わる費用額」です。
子どもは学校に行き始めると周りの子どもの影響や、親の意向、なりたい自分の為に様々な事柄に関心を示し始めます。その中で切っても切れないものが「習い事」ですよね。

子どもの興味のあることを伸ばしてあげたいと思うのはどこの親でも当たり前のことです。
ですが、残念なことに無料で習える習い事はありません…
少なからず費用と、親の労力が掛かります。

では、ライフスタイル別の習い事を見てみましょう。

○定番のピアノ!
月謝は大体8,000円~10,000円くらいが平均ですが
ピアノは楽器の購入にかなりの金額が掛かってしまいます。
電子ピアノ、中古ピアノ様々ですが、一般的には新品で500,000円~1,000,000円といったところでしょうか。

○ヴァイオリン
月謝は8,000円~10,000円くらいが平均です。
楽器の購入には50,000円~100,000円くらいが平均となっています。
ピアノに比べるとだいぶリーズナブルです。

○英語、英会話
月謝は7,000円~9,000円くらい。
教材費に年間20,000円くらいかかります。
小さいころから英会話を聞く耳を持たせることも大切ですね。

○プログラミング
まだ教室は少ないものの、プログラミングも人気が出てきている習い事です。
2020年には小学校の授業の必須科目になるとされています。

こちらは少々お高めで、月2回6,000円、週1回12,000円となっていますが
現代の子供には是非プログラム脳を養ってほしいと思います。

○ボルダリング・クライミング

子ども、大人問わず人気のボルダリング・クライミング

某ジムでは
登録料 1000円
大人2時間 1300円
子ども2時間 800円

他にも
登録料 1500円(子ども不要)
親子2時間のプランで 2000円

といったところもある様です。
お子様と健康の為に一緒にボルダリング・クライミングも素敵です。

○野球
チームに所属すると平均で5,000円前後といった所。
ですが、野球といえば、小学校のグラウンドと保護者のイメージの方が大きいですよね。
その場合は1,000円から2,000円程度の様です。
ですが、試合、チーム遠征、保護者がボランティアで運営している場合が多いので、
保護者の負担が掛かることは必須です。

○サッカー
サッカーも王道の習い事です。
基本的には野球と同じく、保護者や監督がボランティアで指導している場合が多く、月謝も1,000円~3,000円と、比較的割安で指導してもらうことができますが、やはり保護者の当番やお手伝い等の負担もあります。クラブチームの場合、週1回で毎月の月謝が6,000~7,000円です。その他、年会費が掛かってきます。

これらの習い事の費用も含めると、子育てには、やはり大きな費用が掛かってきます。

4.特別に用意が必要な費用とは?

子育てには様々なシーンや、イベントがたくさんあります。
月別にかかってくる費用をまとめてみました。

1月…お正月:お年玉
3月…卒業:入学準備費用
4月…入学:教科書、各学校での諸経費
5月…こどもの日:お祝いの費用
8月…夏休み:お盆、家族旅行費用、おこずかい等
10月…ハロウィン:ハロウィンパーティ費
12月…冬休み突入:クリスマス、プレゼント費用
その他…誕生日プレゼント費

など、年間でも特別に用意が必要な費用は掛かってきます。
また、成長の過程でも費用は掛かります。

〇出産費用
一般に、出産に負担する費用は約50万円前後となっています。
ですが、出産には市町村で様々な助成制度があり、実質の負担はかなり軽減されます。

母子手帳を交付してもらうと、妊婦検診のチケットがもらえるので、妊娠期間がお幅にすぎない限りはチケットの活用で実際の負担はほとんどありません。

分娩費ですが加入している健康保険から出産一時金は42万円支払われます。
きちんと手続きし、申請すれば実際の負担はかなり軽減されます。

また、雇用先で加入している健康保険から、「傷病手当金」や、「出産手当金」や、「育児休業給付金」など、様々な助成や手当があります。
金銭面を心配するよりも安心して出産、育児ができるように、雇用先とよく相談してもらさず手当は受け取りたいものです。

〇100日のお祝い、お食い初め
各家庭や土地柄、地域柄で左右されます。

〇幼稚園入学
制服代、体操服で3万円~5万円掛かってきます。

〇七五三
・初穂料・祈祷料
・衣装代
・写真代
・食事代
・お祝い返し

神社への初穂料・祈祷料は、気持ちですが3,000円~10,000円
他には、着物のレンタル費用、撮影費用などがかかってきます。

〇中学校入学
制服代、体操着、など。
約6万円~10万円
他には部活動の準備費用も掛かってきます。

〇高等学校入学
制服代、体操着、など。
約6万円~10万円
他には部活動の準備費用も掛かってきます。

5.まとめ

子育て費用は生活の積み重ねの費用です。ここで書いた金額は、子どもが生まれてから大学卒業までの22年間のおおよその金額を書きました。大きな金額が掛かっていて、びっくりされた方も多いかと思います。

ですが、生活する中での知識として、上手く国や、市町村の手当てや助成をうまく使っていけば、負担も軽減されることも見て取れたのではないでしょうか。私の経験からすると、普通に仕事をして、日々の生活を丁寧にしていけば、いつの間にか子供は育ち、成人し、自分の家庭を作っていくものです。

子育ては簡単ではありませんが、シーンごとの費用をしっかりと考え、夫婦で協力していけば無理なく楽しく子育てできると思います。お金にとらわれず、子育てを楽しむ心のゆとりこそが一番大事なのではないかと思っています。

ライター:小林

こんなにいるの!?出産から大学卒業までの子育てにかかる費用とは?
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