【赤ちゃんはいつから旅行OK?】移動時間や泊数は?重視するポイント

赤ちゃんが生まれてしばらくは24時間が赤ちゃん中心に回る生活です。そして1ヶ月健診やお宮参りが無事に終わると、ママもパパもそろそろ旅行に行きたくなりませんか?

妊娠中は大きなお腹で自由が利かないですし、何かあっては大変なので旅行は我慢していた人も、産後しばらくすると体調が回復してきて、赤ちゃんの生活リズムも少しずつ整ってきます。でも赤ちゃんって、いつぐらいから旅行に連れていけるのでしょう?どれくらいの距離のところなら大丈夫?

どんなお宿を選べばいいの?すっごく大変そうだけど、実際どうなんだろう?と、心配ごとも多いですよね。ここでは、赤ちゃん連れ旅行について詳しく説明しています。

この記事でわかること
・赤ちゃんはいつから旅行OK?
・移動手段別アドバイス
・お宿の選び方

読むのに必要な時間は約 10 分です。

 

1. 赤ちゃんはいつから旅行OKなの?

赤ちゃんはいつから旅行につれていってもOKなのでしょうか?

■目安は3~5か月の首がすわった頃からOK

赤ちゃんを旅行につれていっても良い時期は3〜5か月の首がすわった頃からです。
生後3か月の赤ちゃんなんて、まだまだ小さくて旅行につれていっても大丈夫!?と思われるママもいるかも知れません。もちろん体の発達には個人差が大きくありますので、我が子の様子を見ての判断にはなります。

でも生後5〜6か月頃からは離乳食が始まります。離乳食が始まってからの外出は一気に荷物が増えます。ママのやる事も増えます。
混合や完全ミルクで赤ちゃんを育てている場合は、離乳食が始まっていなくてもミルクや哺乳瓶などの持ち物が必要ですが、そこに離乳食がプラスされます。
生後7〜8か月になるとハイハイを始めます。すると旅館に着いてからも目が離せないんです。

ですので、筆者個人としては、初めての赤ちゃん連れ旅行は3〜5か月の時に行くことをおすすめします。
まずは荷物や赤ちゃんのお世話が少なくてすむ時期に初旅行を経験しておいてから、もっと月齢が上がってからの旅行をする方がママやパパの気持ちに余裕がもてて、旅行をより楽しめると思うからです。

■外出・遠出は赤ちゃんにとって負担となることも

生まれて間もない赤ちゃんはまだ一日が24時間で、朝起きて夕方に寝る、という生活リズムが全く出来ていません。
昼夜のリズムが付き始めるのは2か月頃からです。それも勝手にリズムが出来るわけではありません。ママが朝起こしてあげて、夕方には部屋を暗くして寝かせてあげることでだんだんとリズムが整っていきます。

そのリズムが定着してきたかなー?という時期に遠出や旅行に行くというのは、赤ちゃんにとって負担になることもあります。

旅行に行くと食事の時間などは大人中心に一日が流れていきます。部屋食の旅館だったとしても旅館のお食事は量がたくさん出ますので食べるのに時間がかかります。大人が寝るまで部屋は明かりをつけていますので、どうしても赤ちゃんも寝るのが遅くなりがちです。
長時間の移動も負担になります。ベビーシートに長く乗せられるのは体が動かせないのでつらいと思います。

旅行に行きたいなと思ったら、まずは日帰りでのちょっと遠方へのお出かけをしておきましょう。いつものスーパーや近くの遊び場ではなく、半日ほどは外ですごす練習をしておくと旅行に行った際のイメージが湧きやすいです。

たとえば、赤ちゃんが車酔いをした、ママのおっぱいが予想以上にすぐ張った、想像以上に赤ちゃんがぐずった…など、普段とは違う環境でわかることがたくさんあります。

赤ちゃんの様子を見ていて、まだ旅行は早いかな?と思う場合はもう少し旅行デビューは先延ばしにしましょう。赤ちゃんはまだ旅行を楽しめませんし、もちろん記憶にも残りません。でも赤ちゃんがごきげんでニコニコしてくれていてこそ、ママやパパが旅行を楽しめます。

赤ちゃんにとっては毎日同じ環境で同じリズムで生活することが一番安心で負担がないのです。
そのことを基本として考えて旅行の計画を立てましょう。

■ママ・パパも実は大変!

赤ちゃん連れ旅行は赤ちゃんにとって負担となることをお伝えしました。
でも赤ちゃんのお世話をするのはママとパパですから、大人だけでの旅行と比べたらそれはそれは大変なんです!

筆者は子供が2人おりまして、赤ちゃん連れ旅行に行った経験があります。一人っ子時代は生後11か月、1歳2か月、2人目が生まれてからは下の子が生後3か月の時に赤ちゃん連れ旅行に行きました。

一番楽だったのは下の子が3か月の時の一番最近の旅行です。
完全母乳に成功していたので、赤ちゃんの荷物はオムツと着替えで済みました。下の子がものすごく穏やかでやりやすすぎる赤ちゃんだったこともあり、何のストレスもなく楽しい旅行が出来ました。

それでも大人だけの旅行と比べてしまうとその内容は全然違います。
ママは授乳の間隔を頭の中で考えて何か時間のかかりそうなことをする時(レストランの行列に並ぶときなど)はその前に授乳を済ませなければいけません。授乳スペースを探したり順番待ちもあります。定期的にオムツのチェックをして交換したり、寝ぐずったら寝かしつけたりと、やることはたくさんあります。

パパも授乳だけは出来ませんがそのほかのことは一緒にしないと赤ちゃん連れ旅行には行けません。ママだけに負担をかけると下手すると旅行の最中に夫婦喧嘩が勃発します。特に子供が2人以上いる場合は、上の子の面倒をみるのはパパの役目です。ママは赤ちゃんのお世話が中心になりますから。

筆者が一番大変だった旅行は、上の子が一人っ子時代の初めての旅行でした。生後11か月で私の妹2人と甥っ子(生後4か月)1人、合計大人3名赤ちゃん2名で淡路島へ一泊二日で車で行きました。片道が車ノンストップで2時間ほどの距離でした。もちろん休憩をはさんで行ったので実際はもっと時間がかかりました。

まぁ大変でした!良い写真はたくさん撮れたし楽しくなかったわけではありませんが、大変だった記憶が強いです。
離乳食後期でしたので、二泊分のレトルトの離乳食を持っていきました。

1人目だったので添加物が気になりちょっと値がはる無添加のものをネット注文しておきました。食事時になるとまずはレンジがあるかを店員さんに確認。だいたいのお店はレンジがあり、快く離乳食の温めをしてくださいました。

離乳食を食べ終わると必ず泣きまくる我が子。大食いでもっと欲しいと泣くのです。お宿に着いてチャイルドシートからおろそうとしたら大量の下痢がオムツから漏れていて大惨事に。チェックイン後はお部屋をみて「良い部屋―♡」などと感想を言い合う余裕はゼロ。漏れまくった下痢の処理に追われました。(汚い話ですみません…。)
旅館での食事も食後に大泣きする我が子のせいで自分が何を食べたか記憶もなく、楽しかったのは淡路島のお花畑でたくさんのお花を見たことぐらいです(笑)

思い返せば、生後4か月の甥っ子を連れていた妹は楽そうでしたよ!
離乳食はまだでしたし、きげんの良い子で常に平和でした。

パパは同伴ではなかったので家族旅行ではありませんが、参考にしてください☆

■でも、いい思い出になるのは確か…☆

先ほどは赤ちゃん連れ旅行の大変な部分のみをお伝えしましたので、旅行はやめておこうか…?と思われた人もいらっしゃるかも知れません。

でも、旅行に行ったことを後悔したことは一度もありません☆
たしかに大変だったこともたくさんありましたが、とても短い赤ちゃん時代に、一緒に旅行に行けたことは幸せなことだと思います。
赤ちゃんには記憶は残りませんが、写真を撮っておけば大きくなってきた時に写真を見せてあげると、喜びます♡

赤ちゃんはいずれは遅かれ早かれ社会生活に慣れていかなければなりません。旅行という日常とは違う環境に触れさせることで良い刺激を受けると思います。
そして何よりママとパパにとって、必ず良い思い出になります♡
大変だったことも、振り返ればすべて良い思い出です。私は全部の旅行を、「行って良かったなぁ」と思っています。

2.旅行先を決めるのに重視すべきポイント

赤ちゃん連れ旅行に行くことを決めたら、次に決めるのは行き先ですね☆
距離や宿泊先、一泊にするか二泊にするか、ご説明します。

■移動時間はどれくらいがベスト?

移動時間は片道2〜3時間がベストだと思います。
いくらあまり動かない赤ちゃんでも、手足をバタバタさせたり体を伸ばしたりはしたいはずです。身動きがとれない時間があまりに長いのは良くありません。

移動手段は車・電車・新幹線・飛行機などがあります。

ベストなのは車です。選択肢に車があるのであれば、車をおすすめします。

車で行くメリットは、
・荷物がたくさん積める
・車の中で授乳やオムツ替えができる
・休憩をはさむなど自由が効く
・車の振動が心地よく、移動時間に寝てくれることが多い
・赤ちゃんが泣いてもまわりに気兼ねしなくて済む
などです。

車で行くことが決まったら、どんなルートで行くかをあらかじめ決めておくと良いでしょう。首が座りたての赤ちゃんの場合、長時間の車の振動は良くない場合があります。首がしっかり座っていても絶対に大丈夫とは言えません。

山道や砂利道などを通らなければ行けない場所はやめておきましょう。
途中何度か休憩をとり、赤ちゃんをベビーシートから出してあげたり、授乳やオムツ替えなどをする必要がありますので、休憩場所があるかを調べておくと安心です。

赤ちゃん連れで休憩をとると予想以上に時間がかかります。最短時間プラス最低1時間は余分にかかると思って移動時間を考えておきましょう。

選択肢に車がない場合もありますよね。

その場合は、最短で移動できる手段を選ぶようにしましょう。
たとえば電車よりは新幹線、新幹線よりは飛行機が早く目的地に着きます。
移動時間が短いほど赤ちゃんへの負担は少ないです。そしてママやパパの負担も。

公共交通機関を利用する場合は、車と比べると大変になります。

・授乳場所があるか
・オムツ替えのスペースがあるか
・赤ちゃんが泣いた時の対処
・荷物を少なくする工夫が必要

など、下調べや準備が必要となってきます。

■どんなホテルや宿を選べばいいの?

赤ちゃんとの初めての旅行の行き先は、近場の温泉にする人が多いかと思います。
ホテルか旅館かを選べるのなら、旅館がおすすめです。

旅館がおすすめなのは、
・畳の和室なので赤ちゃんを自由にしておける
・お布団なので安心
・部屋食が選べる場合が多い

など、親が楽だからです。

ホテルしかない場合は、ベットをくっつけてもらう、ベッドガードを用意してもらうなど赤ちゃんの安全対策をしておきましょう。

旅館の場合でも、以下のことをチェックしておきましょう。

・部屋に掘りごたつはないか?(転落の恐れがあります)
・部屋食が選べるか?
・部屋にお風呂がついているか?
・お風呂を貸し切りにできるか?
・お風呂の温度は高すぎないか?
・赤ちゃんの対応に慣れていそうか?
・ベビーグッズの貸し出しがあるか?

部屋食が選べるのであればそうしておいた方が楽です。
動くようになっている赤ちゃんだと部屋食でも大変な場合もありますが、レストランへ決まった時間に授乳を済ませたりといった準備を整えて赤ちゃんを連れて行くのは親が大変です。
部屋食なら時間になれば食事が部屋に運ばれてきますので、食事しながら授乳も出来ますし、赤ちゃんを横に寝かせておくこともできます。

露天風呂などがついているお部屋がある場合は宿泊代は上がりますが、そちらを選ぶ方が良いと思います。
もしくはお部屋に普通のお風呂が付いているかの確認をしておくと良いでしょう。露天風呂があっても温度が高すぎると赤ちゃんを入れることはできません。露天風呂とつながった洗い場があるかも確認必須です。意外と洗い場がなかったりします。
お部屋で赤ちゃんの入浴を済ませることが出来るとママは赤ちゃんをパパに預けて一人ですぐに大浴場へ行けますよ☆

母乳育児をされている場合は、あらかじめ宿泊先に伝えておくと、食前酒を別のものに替えてくれたりと、配慮をしてくれるところが多いです。

ベビーチェアやバウンサー、ベビーバスなどの貸し出しがあれば利用しましょう。

赤ちゃんの離乳食が始まっている場合は、離乳食を提供してくれるかも確認してみましょう。赤ちゃんだけ決まった時間にササっと食べさせてしまいたい場合は、レトルトのものを持参して温めてもらいましょう。

■泊数は1泊?2泊?

泊数は1泊か2泊か、どちらが赤ちゃんにとって負担にならないのでしょう?

筆者自身は1泊でしか赤ちゃん連れ旅行に行ったことがありません。
その方が赤ちゃんに負担にならないだろうと思ったのと、費用面でも2泊はきつかったからです。

近しい人達にアンケートをとってみたところ、2泊で4か月の赤ちゃんを連れて旅行に行った友人がいました。
2歳の上の子もいた為ですが、とても大変だったそうです。上の子が言うことを聞かない時期だったので、どこへいっても騒ぐのを注意しないとダメで、赤ちゃんもよく泣く子な為に周りに気を遣ってしまいクタクタになったそう。
距離は近場で、片道車で2時間ほどだったそうです。

でも人によって意見は違い、1泊で7か月の赤ちゃんを連れて片道車で3時間ほどの旅行に行った友人によると、赤ちゃんが動き出していた時期だったので、ほとんどチャイルドシートかベビーカーで自由に動ける時間があまりとれずかわいそうだったとのこと。2泊していれば2日目に移動を少なくして過ごせたかも知れないと言っていました。

アンケートをとって得られた意見や、私自身の経験を元に1泊か2泊か、どちらがいいか迷っている人のために、いくつか判断材料になることをまとめてみました。

赤ちゃんがチャイルドシート・ベビーカー・抱っこ紐などに拘束される時間はどれくらいになりそうか?
…1泊だとほとんどの時間になりそう

→赤ちゃんの月齢や発達具合によっては運動不足で辛いかもしれません。
その場合は2泊の方が良いかもしれません。
まだあまり動かないなら、どちらでも赤ちゃんにとっては変わらないかもしれません。

上の子がいるか?小学生未満か?

…いる。小学生未満。

→個人差はありますが、小学生未満のこどもは眠いとぐずりますし、まだ聞き分け出来ないことが多いです。
赤ちゃんよりも上の子に手がかかってしまいママもパパもクタクタになるかもしれません。赤ちゃんのケアがちゃんと出来ないことも。
その場合は1泊の方が良いかもしれません。

赤ちゃんの性格は?
慣れない環境でも平気そう?それともグズりそう?

…普段の様子からだとグズりそう。

→旅行でもよくグズる可能性が高いです。ママとパパが疲れるのはもちろん、赤ちゃん自身ストレスを感じてグズるのですから、かわいそうです。
その場合は1泊の方が良いかもしれません。

以上、3つの判断ポイントを挙げてみました。
あくまで筆者の主観でまとめてありますので、参考程度にしていただければと思います☆

私自身が赤ちゃん連れ旅行に行った経験から思うのは、たとえ1泊であっても赤ちゃんの生活リズムは必ず狂います。旅行に行けばこれは仕方ありません。
2泊になればさらに狂うでしょう。
赤ちゃん目線で考えれば旅行に行く時点で1泊でも2泊でも赤ちゃんには負担です。

それを前提として、あとは赤ちゃんの性格、月齢、体の発達(首座り・寝返り・ずり這い・腰座り・ハイハイ、つたい歩きなど)、離乳食の有無、離乳食をよく食べるか、気候、移動手段…などを総合的にみて、あなたの赤ちゃんに合わせてママが決めてあげるしかないかなと思います。

余談ですが、2泊だと赤ちゃんの着替えやオムツが倍になって荷物が倍増しますので、車以外の場合は少し大変さが増すかもしれません。

3. 赤ちゃんとの旅行で気を付けたいこと

■温泉は単純温泉で。でも配慮が必要・・・・・

温泉に赤ちゃんを入れる場合は、先に泉質を確認しておきましょう。
赤ちゃんのお肌はとてもデリケートです。温泉の成分が強酸性だったりすると、お肌への刺激が強いです。

基本的には単純温泉であれば赤ちゃんも入ることが出来ます。単純温泉とは、含まれている成分の量が規定された量より少ないため、泉質の名前が付いていない温泉のことを言います。だからといって、温泉として価値が低いわけではなく、ちゃんとその成分の効用はありますし、刺激が少ないので赤ちゃんにもママにもおすすめの温泉です。

単純温泉であっても、温度が高すぎると赤ちゃんは熱くて泣いてしまいます。お肌にも良くありません。ぬるめのお風呂が全くないと困ったことになりますので、あらかじめ確認しておくと安心です。

ぬるめのお湯であっても赤ちゃんに長湯は禁物です。体が小さい分すぐにのぼせてしまいますので、赤ちゃんの様子をみながら早めにあげてあげましょう。
ママはせっかくの温泉なので、ゆっくり浸かりたいですよね。赤ちゃん同伴の時はそれは我慢して、あとで一人でゆっくり浸かってくださいね。

部屋風呂がなく、大浴場に赤ちゃんと入る場合は、かかり湯の時に赤ちゃんのお尻などをキレイに洗いましょう。

温泉はヌルヌルしていますので、赤ちゃんをだっこして動く時は転ばないように注意してください。

■飛行機や新幹線での配慮

飛行機の場合は、赤ちゃんが一緒であることをあらかじめ伝えておくと、一般よりも先に搭乗させてもらえるサービスがあります。そういったことも事前に問い合わせて確認しておくと安心です。

公共交通機関の場合は、出来れば赤ちゃんに寝ていてもらえると助かりますよね。チケットをとる際に、普段赤ちゃんが朝寝や昼寝をする時間帯にしておくと、寝てくれる確率が上がります。
ベビーカーはもちろん必要ですが、抱っこ紐もあると良いかも知れません。抱っこ紐は赤ちゃんとママが密着するので安心して寝てくれることが多いからです。

ぐずった時のために、音が出ないおもちゃも用意しておくと安心です。私の子供は最終手段としてスマホで子供向けの動画を見せると大人しくなります。もちろんミュートにします。
何か「これがあれば必ず泣き止む」というアイテムがあると安心感があり親にも余裕ができますよ☆

■普段から体調の様子を細かくチェック!

旅行中に赤ちゃんが体調不良になることも想定しておきましょう。
そのためには、普段の赤ちゃんの様子を把握しておくことが大事です。

あなたの赤ちゃんの平熱はご存知ですか?熱って、具合が悪いときしか計らないですよね。私がそうでした。でも赤ちゃんの平熱はとても個人差があるんです。発熱しているか判断しやすいように、普段の元気な時にも熱を計ってご自身の赤ちゃんの平熱を把握しておきましょう。

赤ちゃんがさまざまな感染症にかかりはじめるのは平均的には生後半年以降のママからの移行免疫が切れてからですが、中にはそれ以前に感染症にかかることもあります。

普段と違う環境によって体調不良になる可能性もあります。

旅行先に緊急時に診てもらえる医療機関があるかどうかチェックしておくと、いざという時に焦らずに対処できます。

4. 赤ちゃんとの旅行の持ち物リスト

赤ちゃんとの旅行の持ち物リストです。

◾︎基本の持ち物

□母子手帳
□保険証・乳幼児福祉医療費受給券(マルフク)
□マグ(使えるのであれば)
□ベビー用お茶(飲める場合)
□オムツ(普段一日に使う数×日数分+)
□おしりふき
□ベビーソープ
□保湿剤
□体温計
□解熱剤(使い残しの期限内のものがあれば)
□オムツかぶれ用塗り薬(あれば)
□絆創膏
□着替え・肌着(日数分+予備)
□羽織るもの(夏季でもエアコン下では冷えます)
□スタイ 数枚
□パジャマ
□ビニール袋(使用済みオムツを入れたり、汚れたスタイを入れたりと重宝します)
□ポケットティッシュ
□おもちゃ(お気に入りのものを2つくらい)
□バスタオル(何かと便利です。オムツ替えの時に下に敷いたり、タオルケット代わりにしたり、授乳ケープとして使えます)
□授乳ケープ
□ベビーカー
□だっこ紐

◾︎混合・完全ミルクの場合

□ミルク(スティックタイプやキューブタイプ)
□哺乳瓶
□哺乳瓶の洗浄するもの・消毒袋
□水筒(保温機能のもの。熱湯や湯冷ましを入れておけます。)

◾︎離乳食を開始している場合

□冷凍・レトルトの離乳食(必要回数分+予備2回分ほど)
□スプーン
□食器(フタつき・レンジOKのタッパータイプが便利です)
□エプロン
□歯ブラシ
□除菌ウェットシート
□口拭き用ウェットシート
□ベビー用おやつ

◾︎あると便利・安心なもの

(車の場合は持っていくと安心です。
公共交通機関の場合は荷物は最小限で。必要に応じて現地調達しましょう。)

□体温計
□赤ちゃん用爪切り
□オムツ予備
□ガーゼハンカチ 数枚
□ポケットティッシュ予備
□冷えピタ(急な発熱、夏季に便利)
□ハンドタオル
□着替えの予備
□ベビーカー用レインカバー
□冷却ジェル(夏季)
□おねしょシート

5. まとめ

いかがでしたか?
赤ちゃん連れ旅行は大変そう、という印象を与えてしまったかもしれません。
実際大変なんです!

でも、大変さも含めて全部思い出になります。今しかない赤ちゃん時代♡
ママとパパにとってかけがえのない思い出のひとつになるでしょう。

旅行中、大変なことより楽しいことが多くなるように、赤ちゃんにとってどんな旅行プランが最適か、じっくり考えて計画を立てましょう!

では、楽しいご旅行を…♡

Emi